第15章 お絵かきしましょ |
線や点を描いて見ましょう。 |
line 100,100,200,100 ;線を表示 line 300,100,300,200 line 400,100,500,200 pset 200,350 ;点を表示 pset 250,350 pset 300,350 pset 350,400 stop |
画面の上部に三本の直線が、下部には良く見ると小さな点が4つ表示されているはずです。 lineというのは、指定した座標から指定した座標まで直線を引く命令です。 1つ目と2つ目の数字はそれぞれ、直線開始位置のX座標Y座標を表しています。 3つ目と4つ目の数字はそれぞれ、直線終了位置のX座標Y座標を表しています。 つまり1つ目のlineの場合、X100,Y100の点とX200,Y100の点を結ぶ線ができるということになります。 psetというのは指定した座標に1ドットの点を打つ命令です。 一番最初のpsetの場合、X座標200Y座標350の位置に点を打つわけですね。 これだけではつまらないので、次は星空を表示させてみましょう。 |
randomize color 0,0,25:boxf repeat 1000 rnd red,256:rnd green,256:rnd blue,256 rnd xx,640:rnd yy,480 color red,green,blue:pset xx,yy loop stop |
一番最初に、randomizeでバラバラの乱数が表示するようにしておきます。 そして次に、boxf命令を使い、夜空のような色で背景を塗りつぶします。 その次からはrepeat命令による繰り返しに入ります。 この繰り返し回数は、点を打つ回数ですので、多くすればするほど星が多くなります。 rndを使い、いくつかの乱数を表示させておきます。 必要な乱数は、星の色(赤・緑・青)と星の座標(X座標・Y座標)ですね。 先ほど発生させた乱数を使って、色を変更しておきます。 あとは、これも発生させておいた乱数を使ってpset命令で点を表示させればOKです。 1つ1つ色が違う星が、1000個表示されるはずです。 1000回も繰り返したはずなのに、凄く早く星が表示されませんでしたか? HSPは実行速度が以外に早いんですね。 星空の表示は結構面白かったと思います。 意外と自分のプログラミングの腕が上達していることに気がついたでしょう? まだまだ先は長いですが、これから先、どんどん面白くなりますので一緒に頑張りましょう(*^^) 準備OKなら第16章に進んじゃいましょう。 |