第18章 音を鳴らしてみよう!


チューリップ
この章には↑の音楽が必要ですので、右クリック→対象をファイルに保存でダウンロードしてください。

画像のときと同じように、プログラムと音楽は同じ場所に保存するようにしてください。
その後、下のプログラムを実行してください。
	sndload "music.mid",0,0
	snd 0
	stop

チューリップの曲が再生されたと思います(*^^)

sndload命令で、音楽ファイルを読み込むことができます。
読み込むことが出来るファイルは、WAV , AVI , MID , MP3 , ASF , WMV , WMA , MPG です。
この命令は音楽を読み込むだけで、再生はしてくれませんので注意!

最初の " " で囲んだ部分に読み込む音楽ファイルの名前を拡張子(wav,mp3,mid)付きで書きます。
その次の数字の部分は読み込んだ音楽に付けるIDです。再生時にはこの数字を使います。(0〜255)
最後の数字はモード指定です。0なら通常再生。1なら無限ループ。2なら再生終了まで待ちます。

実際に再生してくれるのが、次のsnd命令です。
先ほど指定したIDを入力するだけでOKです。

どうです?音楽を再生するのは以外に簡単でしょう?
ですが、この2つの命令だけでは再生することはできてもそれを途中で止めることはできません。
ゲームなどでは、音楽の再生を途中で止めることも必要になってくると思います。

次のプログラムを見てください。
	sndload "music.mid",0,0
	snd 0
	wait 500
	sndoff			;音楽の再生を途中で止める
	stop

どうです?再生が始まってから5秒ほどで止まりましたよね。
sndoffは、snd命令で再生している音楽を途中で停止させる命令です。

これで、音楽を鳴らす練習は終わりです。
ちなみに、snd命令で動画を再生することもできます。


ゲーム製作に大分近づいて来た気がしませんか?
この調子で頑張りましょうね(*^^)

ちなみに、これらの命令では音楽を再生するメディアプレイヤーを作るのは無理だと思います。
ゲームを作るのならsnd命令で十分ですが、メディアプレイヤーにはMCI命令が役に立つと思います。
この命令もいつかは教えようと思います。


次章では、時計作りにチャレンジしてもらおうと思います。
準備OKなら第19章へ。
・・・と言いたい所ですが現在製作中です(^^;)
もう少しだけお待ちください。

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