バイオマス研究会の動き
平成23年度事業の概要
これまでの視察状況
平成23年度
平成22年度 1月20日
日南町バイオマス活用協議会について
設立趣意書
日南町においては、「日野川の森林木材団地」の完成と(株)オロチの稼働を契機として、素材生産事業体の法人化・機械化等も着実に進み、団地全体としては町の総合計画に盛られた目標量をすでに達成し、我々林業グループが提唱してきた中期生産目標10万m3へあと一歩の地点まで到達した。
また日南町森林組合による大ロットの素材流通体制が前進したことによって生産事業体の機械整備にも大きな弾みがついてきた。
さらに日南町の支援を受け今年度からスタートする「緑の産業再生プロジェクト」事業による高性能林業機械のセット導入事業は一層の生産増大を確実なものとしている。
しかし、このことは一方では林業現場において発生する大量の林地残材に象徴されるマイナスの事態も危惧されるところである。
温暖化防止対策としてのCO2削減目標の達成に向けて適正な森林環境の整備としての間伐等事業はさらに求められており、かつ将来にわたって継続する林業の構築も必須である。
我々林業グループは生産を拡大しつつも、一方で生まれてくる林地残材等木質バイオマスを新しい資源として利活用する取組に本格的に着手すべき時と考えている。ここにわれわれはバイオマス関連シーズの事業化を早急に押し進め、新しい産業の創出を期すため、日南町木質バイオマス活用協議会を設立するものである。
参考資料