「メルセデスや話は最後まで聞くものじゃ。昨夜わしがお主に言った言葉はおぼえておるかの?」

彼女はテーブルの豪華な皿の上に並べられているチェリーパイやかぼちゃパイを片手で掴んで口の中にほうばりながら


できることなら忘却術で消しさってしまいたい昨夜のやりとりを思い出した。

そういえば、私に協力してほしいって言ってたっけ。

校長の話はなお続く。

「君にはハリーポッターのサポートをしてもらいたい。」

「サポート?」

「ヴォルデモートを追い払ったとはいえ彼はまだ12歳のまだ子供じゃ。大人の魔法使いでも彼に狙われたら

無事ではすまない。今でも彼は大勢の大人に守られているが対ヴォルデモート戦では助っ人が幾らいても十分ではないのじゃ。」

ダンブルドアはメルセデスの目を見据えてたんたんと話した。

「君は資格がもってないにしろ実力は超上級白魔術師ではないか、今の君ならヴォルデモートに勝る力の持ち主じゃと

確信している。」

魔法界には白魔術を扱える魔法使いは絶対数が少ない。

白魔術になるには従来の力を鍛える為長年に渡りつらく厳しい修行をしなければならない。

メルセデスも例外ではなく数知れない修行と経験をつんで今の自分がいる。

「今のヴォルデモートと比較されてもねえ。聞けば他人の助けがないと生き流れないらしいじゃない。

そういえば当事一歳のハリーポッターはどうやってヴォルデモートをたおしたのかしら?

あの頃はチベットで修行してて情報が届かなくて実は詳細は知らないのよ。」


「知っているのは当事者だけですの。興味があるなら私の寮のハリーポッターに聞いてみたらいいでしょう。」

マクゴガナルはそういうとメルセデスは

「一歳の赤ちゃんが呪文をいえるわけじゃないし
ミネルバは入れ歯がないと呪文がいえないし〜」
冷夏再びと思いきやマクゴガナルの答えはこうだった。

「ハリーポッターだけではありません。ホグワーツの全生徒の身を案じてのことです。

お願いよ、我が校の生徒に身をとうじて私たちを守ってください。・・・・

メルセデス・・・。」

あのミネルバが私にお願いした?

しかも私の名前を言ったわ。

彼女は私との昔のこだわりを少し重んじているところがあって

(ちなみに私はぜんぜんない。喧嘩をふっかけるのはおもしろいからだけ)

めったに今の私の名前をいうことはない。
「でも、手を貸さないとは言わないけど学校に入ったらめったに外には出れないし、

時間にも厳しい規則に縛られる生活はごめんこうむりたいわ。」

彼女はそういうとティーカップのなかの紅茶を飲み干して席を立った。

「おまちなさい!!そのまま帰すこと許しません!」

マクゴガナルが声を張り上げ自分の杖をメルセデスに向けた。

「せっかちねえ、お手洗いに行こうとしただけなのに。今は夏休中で生徒は誰も残っていないのでしょう?

校長室から出ても問題ないわよね。後一人で一時間ぐらい散歩したいから、お茶かたずけないでね。」

いたずらっぽくそういうとメルセデスは校長室の扉に向かって歩いた。

扉のノブに手を掛け二人のほうに振り向くと

「ミネルバあまり大声出すと


入れ歯が飛び出すわよv」
そういい残し部屋をでていった。

残された二人は薔薇色のため息をはき待つ身となった。