「いつまで、抱きしめてくれるわけ?いいかげん痛いんだけど、特に私のお腹の下に当たっている硬いものがね!」

メルセデスはいつまでも自分を放さないスネイプの股間に太ももで蹴りを入れた。
「ウゥゥ〜〜〜〜!
スネイプは声にならないうめき声をあげ股間に手を挟みながら前にかがんでしまった。

帰宅してしまっている生徒達は本当に残念だと思う。

彼のこんな情けないを見るチャンスを逃してしまうとは。

自由になったメルセデスは自分の腕や肩をはらいながら

「もう、せっかくのワンピにシワがよったじゃないのよ。セブ、クリーニング代あなたがだしてよ〜。」

なんともまあ、キッツい言葉を浴びせる彼女にスネイプはあまりの痛さに顔をしかめながらも

「しらを切る気も無いようだな。まさか本当に不老だったとは・・・。」

と、メルセデスを見据えて言った。

「あなたこそ、どっからそんな事しったわけ?私が不老ってトップシークレットなのよ。一様。」

「情報網などどうでもよかろう。会いたかったぞ、・・・メルセデス。」

そう言いながらスネイプは膝を折れながら(まだ痛いらしい)メルセデスの下腹部に顔を埋め抱きしめた。
「きゃー!!続け様なにすんのョ!このセクハラ教師がああ」
バキッツ
彼女のの肘鉄がモロにスネイプの頭蓋骨に衝撃を与えたがそれでも彼はメルセデスから離れなかった。

「二度と離すものか・・・。もう二度と我輩の前から消えぬように。」

「セブ・・・。」

あきらめからか、同情からかメルセデスは、暴れずそっといまだ、自分にへばりついているスネイプの頭を細い腕で抱きしめた。

逆に彼女の行為のせいか、平常心をとりもどし

激痛から立ち直ったスネイプはスクッと立ち上がった。

「ここでは、人目(ゴーストとか)につくな、ひとまず我輩が受け持っている地下牢教室まで着いて来い。」

スネイプは大きなマントをひるがえしズンズン歩いていった。

ついていくべきか迷ったがもうさっきのような事はなさそうなのでついていくことにした。

意外と彼は早足なのでメルセデスは少し小走りになりながら彼について行く。

「地下牢って、あなた魔法薬学教授なの?りっぱな肩書きねえ。そういえば昔、得意分野だったものね。」

「フッツ・・・白魔術師の肩書きのほうがよほど立派だと思うが。」

「・・・・・!?私の職業のことまで・・・。ほんと大した情報網だわ。まったく、プライバシーの侵害で訴えたらいくらもらええるかしら?」

「望むところだ。そうしたら君のトップシークレットを知るものが増えていくな。」

「いやいや、アー言えばこういうスリザリン出身はいけすかないわ。」

「その言葉そっくりお返ししよう。君もスリザリンだろう。ちなみに我輩はスリザリンの寮監だ。」

「ゲッマジデスカ。」

そうこう言っているあいだに地下牢教室行きの階段に着いた。

下に進むほど温度が下がっていき壁から冷気が漂ってくる気がしてくる。

メルセデスは素材がシルクのワンピースを着ていたがやはりどこか肌寒く感じてしまってた。

地下牢教室に着き、扉をスネイプが開けると、気味の悪い、暗い腐陰気が漂っていたが

メルセデスにしてみたら又懐かしく思う一部にすぎない。

「茶をだしたいところだが、少し待ってくれぬか。今日届いた教材品を確かめねばならぬのでな。」

生徒が使用している長い机の上に無造作に二つ大きな木の板で作られた箱が置かれていた。

スネイプは箱の蓋をあけ、中に入っている薬草と薬品の数と品質チェックをしはじめた。

その光景を眺めながらメルセデスは彼に話しかけた。

「その中身の品って新学期に使うものなの?」

「ああ、おもに二年生で使うものが多いいな。」

「へえ、じゃあ私がはいる学年じゃない。」

その言葉にビックリしたスネイプは箱の中身からメルセデスのほうに視線を向けた。

「君は・・・二年生としてこのホグワーツに転入生としてくるのか?」

スネイプが驚くのも無理は無い。彼女の外見は15〜16歳にしか見えない。

二年生といえば11〜12歳が妥当だ。

「あら、最近の子って成長が早いのよって、通じない?それに個人差もあるし、いるいる!!こういう子ってv」

だがやはり五年、六年生としてはいったほうが自然だ。

「君が再びここの生徒になり、わざわざ二年の学年にはいる理由はハリーポッターか・・・。」

「まあね、校長とミネルバになくなく頼まれて、でも断っちゃおうかな〜とも思っているのよ。返事もだしてないし」

「それは何故だ。」

「あなたがここの教師だと知ったから」

メルセデスは平然と言った。スネイプは顔をしかめながら

「フ・・・ずいぶんと嫌われたものだな・・・」

彼なりに傷ついたようだった。メルセデスはすぐに弁解するように

「別にあなたの存在が嫌いだとかそんなんじゃないのよ!ある意味セブのために断ろうかなと思ってのことだし!!」

メルセデスは彼のそばに近づきスネイプの左手をそっと自分の両手でくるむ

スネイプとは身長の差が20センチ以上違う為、作為ではなくても上目遣いになってしまう。

「セブ、あなたが今のこのポジションにつくために何か知らぬ努力が必要に強いられたはずよ。思い出して・・・。
さっきの私達の再会の場面を」
思い出すも何もつい二十分前のことだ。

絵画の貴婦人達の口から彼女の名が発せられたとき、自分の中の昔の秘めていた感情が爆発してしまい

彼女の名を叫びながらホグワーツの廊下を突っ走った。

そして目標物のメルセデスを発見や否や逃げる彼女を呼び寄せの呪文で捕獲し無理やり唇を奪ってその後は・・・

「ずいぶんなことしたな我輩も・・・。」

「もし、これが普通の女性徒だったらあなたはホグワーツをクビにされ、教師の免許剥奪、下手をすればアズカバン行きだったかもよ。

だからといって私だったら

許されると思ったら大間違いだからね、って実証済みだったわv」

メルセデスは顔をほころばせ形のいいピンク色の唇を緩めた。

その顔が愛らしくどこか少女の中の小悪魔が自分を誘っているように見える。

当の本人はそんなつもりはないにしろ長年恋焦がれた相手が少し自分に好意を見せてくれたら誰でもうれしいし期待をしてしまう。

スネイプは自分の再び沸いて出た欲求と葛藤した。
今すぐ押し倒して合体したい!!!
だがそんなこと仕出かそうものならさっきの二の舞だ。

それに彼女がホグワーツにはいったら幾らでもチャンスがある。

ここは紳士的に振舞わねば!

「ルチアーノ。もうその話はよしてくれないか。さっきの我輩は本当にどうかしてたのだ。君がホグワーツの生徒になる理由がどうれあれ、

また君と時が過ごせると思うと正直うれしく思う。これからは教師と生徒としての互いの立場を重んじることにしよう。

ぜひ、我が校の生徒になってくれ。」

スネイプはメルセデスの肩にポンと手を置いた。

その手からとりあえず邪気が無いこと(スネイプがオモいっきりかくしている)を感じ取ったメルセデスは

「・・・これから校長室に行ってOKの返事をしてくるわ。一時間で帰ってくるって言って校長室からでてきたの。

だからお茶はごめんなさいね。

でも、これからは沢山セブとお茶できるからv」

そういうとメルセデスはスネイプの左手から手をゆっくり離し、扉を開けて出て行った。

一人地下牢教室に残されたスネイプは心の中で歓喜でいっぱいになった。

きっと彼女は自分が寮監をしているスリザリンにはいるだろう。

前の組み分けもそうだった。

人間の属性等変わる分けないのだから、自分の手中に納まるようなもの。

我輩は無知で無力な学生の頃とは違うぞ。

これからゆっくり時間をかけて思う存分中間管理職の特権を訴えられない程度に使い貴様のすべてを手に入れる。
めざすはメルセデスのオンリーワン(これからの生涯ただ1棒だけ)なのだから!!(下品)
校長室に戻ったメルセデスは早速ダンブルドア校長とミネルバに転入の旨を伝えた。

そしてあるいくつかの条件をだしたのだがその中の条件の一つに
自分をスリザリンにぜったい入れない事
を約束させた。