タッタッタッタッタッッタッタ・・・・・
赤毛の少年がホグワーツの学校の廊下を走っていた。
ネクタイを見たらグリフィンドールの生徒だとすぐわかる。
学校の廊下を走ることはどこの学校でも違反だ。
彼を見かけた壁に飾られていた老人が

「こら!ロナルド・ウィズリー!!廊下を走っちゃいかん!!」

と怒鳴りつけ、彼の耳にもはいっているのだろうがそれを無視して校長室に向かって走り続けた。
ハリーとハーマイニーがマクゴガナル女史に校長室に連行されたと他の生徒から聞いていてもたってもいられなかった。

もお〜またハリーの身に何か起こっちゃ他のかな!?ハーマイオニーも一緒について校長室なんて何事なんだろう?」

校長室の入り口に間もなく着いたがここに入室するためには目の前にあるガーゴイル像に合い言葉を言わないと
開かないことになっている。

「・・・・合い言葉・・・知らねえ・・・・・。

合い言葉を知っているのはダンブルドア校長と教師陣,各寮の監督生だけだ。
一般の生徒のロンがわからなくても仕方がないことだ。
確か自分の兄弟達が校長はお菓子の名前を合い言葉にしていると聞いたことがある。
適当に言ったら当たるかもそれとも
出てくるまで待っていようか考えていたところ突然彼がこの学園の中でもっとも苦手とする人物に声をかけられた。

「ミスターウィズリー、そこで何をしている?」

「!!・・・スネイプ先生、いえ、あのハリーが校長室に・・・」

「ポッターが?あのトラブルメーカーはまた何をやらかした?」

「(ムカッツ)知りません!ってアレ?」

スネイプの背後に女生徒が隠れるように身を潜めている姿が見えた。
あのデコの金髪どっかで見た顔だな〜と頭に過ぎった瞬間思いだしびっくりした。

「マルフォイ!?なんでスカートなんてはいているんだ!?
スネイプ先生の趣味!?

あほ毛!!
僕が女だからに決まっているだろう!!!」

スネイプが先に否定する前にドラコが先に喰ってかかるように言い返した。

「エ・・・お女って・・・!?」

信じられないという表情でロンはドラコ見たが自分の目の前にいるドラコは知らない人が見たら
スリザリンの女生徒としか見られないだろう。
今まで男子生徒の服装と髪をオールバックにしていた容姿に見慣れていたせいかいきなり実は女だっとと
言われても正直とまどいを隠せる訳ではない。

「女ってなんで今まで隠していたのさ?」

「家庭の事情というものがあったんだよ!」

反対にドラコは先ほどまでロンにできるだけ見つからないようにスネイプの背後で隠れていたが
開き直ったように堂々としていた。
そんな二人をよそにスネイプはガーゴイルの像に向かって合い言葉を言い、校長室への入り口を
開通させると校長室に通じる螺旋階段が現れた。
スネイプが先に進むと後の二人もそれに続いた。
三人は螺旋階段に乗って校長室まで来て校長室の扉をスネイプがノックし、部屋に入った。
部屋に入る前スネイプは校長がドラコの服装を見て腰を抜かすかもしれないがきっと全力をもって
マルフォイ家の当主の権力から彼、いや彼女を守ってくれるであろうと考えていた。
しかし部屋に入って腰を抜かしたのはスネイプのほうだった。
そしてスネイプの後ろであんぐりと口を開けたロンとドラコがいた。なぜならあの英雄と謳われたハリーポッターが

女子生徒の制服を着ていたからだった。
そしてその横でハーマイオニーと校長が
ひゅーひゅーwwとひやかしていた。

そしてその横で冷ややかな目線で紅茶をすすっているマクゴガナルがいた。

「かわいいわvハリー
ちょっとかがんでみて

と、素直にハーマイオニーの要求を受け入れて前かがみになるハリー。
その光景を見たロンは今までのハリーとの友情が走馬燈の用に頭にかけめぐった。
グッバイ僕の友達・・・
ウェルカム僕のハニー!!!

「ハリーやvちょっと体育座りをしてみてくれないかのっておおスネイプ
どうしたのじゃ?ドラコ・マルフォイ!その姿は!!そうか父君の呪縛から解き放たれ
本来の姿を取り戻したのじゃな!」

体育座りを仕掛けたハリーはスネイプ達に目を向けると同じく自分と同じ服装をしているドラコを見て仰天した。

「マルフォイ!何ナノサ!?そのカッコ!」

あんぐりとしていたドラコも

「君こそ・・・。まさか・・・君も」


マルフォイ・・・


「「おんなだったのか〜!!!!」」





両者は互いの姿をじろじろと見て

「「
か、かわいい・・・」」

と、ボソッともらした。
そう他の人から見ても今のハリーポッターとドラコ・マルフォイはすっごいかわいいのだ。

ダンブルドア校長がドラコに

「マルフォイ、その姿のほうが男子の制服着ていた時よりずっといいぞい。
父君の事はワシに任せなさい。
これからも様々な妨害があるやもしれんがワシらがついておる。」

そういうと校長はスネイプの方に視線を向けた。
スネイプはうなずきドラコの方を見た。

「ハリー君にも同じ事が言える。むしろこれからは濃い味方が着くじゃろうて。」

ドラコは家庭の事情で自分の素性を隠していた。
ハリーは大人の事情で真実を知らされていなかった(自分の体に疑問をもたなかった本人もどうかと思うが)
何はともわれ特殊なベールを脱いだ二人の今後の展開は関係者を巻き込んだ
波瀾万丈となるものであろう。












(オマケ)


「ところでマルフォイ?ちと体育座りしてみてくれんかの?」(ダンブルドア)

「え?あ、はい。」(素直に聞くドラコ)

ジャストモーメントー!!!(ノーパンダロオオオ)
(止めに入るスネイプ)













随分お待たせしました。
次から二人の新しい学校生活が始まります。
皆さん暖かいまなざしで見届けて下さい。




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