1回戦 かずなのウソツキ2択
今回は映画監督で「時をかける少女」などヒット映画が多数ある大林宣彦さんに関するクイズです。
【1問目】
尾道で育った大林監督ですが、印象に残っている人で、当時学校から帰る途中で怖いおじいさんが毎日のように呼び止めてきたそうです。
そして・・・・あることをさせられていました。それは・・・・
A:おならを臭わされる
B:キスをさせられる
「名を名乗れ!」「歳は?」と突然聞かれ、答えると「そこにしゃがめ!」と訳もなくしゃがまされる。
するとそのおじいさんはスッと立ち上がって着物をパッとまくしあげてプッとおならをする。
「どうじゃ、臭いだろう!」「はい、臭いです。」「これがわしの屁じゃ!」で終わります。
帰る道を変えるのもシャクなので、なんとか通り抜けようとするのですが、そのたびに「わしの屁じゃ!」をくらったそうです。
当時は食べ物が悪かったせいでおならも臭かったそうです。
なんかとんでもない話のように聞こえますが、ここからがさすが大林監督。
そのおじいさんに毎日かがされているうちになんとなくそのおならに「威厳」があるように感じたそうです。
しょせん人間は物を食べて消化するするもの。その繰り返しの中に感情が生まれたりと人生がある、そのおじいさんが自分の思いを託そうとしたときに一番直接な方法が「わしの屁じゃ」だったかもしれないと悟られたそうです。
毎日臭わされていると今日おじいさんが食べたものは何かを当てられるようになってきて、おならがそのおじいさんとの会話に感じた・・・このあたりの感性がその後のクリエイティブな世界で成功された大きな要因だったかもしれませんね。
ということで正解はAの「おならを臭わされる」でした。
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