M平成22年4月10日 皆生テトラ7番中央左より


 このところチヌの釣果といっても、皆生テトラ1番の情報ばかり。
しかも、まだ数が出ていないために、数少ない情報が繰り返し聞かれているようである。
釣具店の店員も、「水温がもう2度上がれば・・・。」とぼやいていた。
また、美保関の地の御前島でも連日良い釣果が聞かれている。
ぜひ上がりたいと思いつつも、渡船屋が福間館しか望めないので、競争に勝てそうにない。

 
しかし、なんとか、チヌの姿を見たい!土日に釣りに行こうとH氏に呼びかけた。
朝6時に釣具店に集合し、皆生に行くことになった。
早速、1番、2番周辺に行くと、車がたくさん。
もちろん、テトラから釣り竿がたくさん見えている。
仕方なく、オーシャン前の5番を目指すと、そこもまた釣り客で賑わっている。
とても立てそうにない。

仕方なく、7番に移動。釣り客は1人しかいなかった。良い場所に乗れなかったので、
あまり釣果は望めないと思っていたが、それがラッキーな結果につながるとは、
この時点では全く思っていなかった。
7番テトラに乗ろうと足をかけた時に、その乗っていた1人が、30p台のチヌを上げた。
これは、釣れるかもしれない。1週間前に5番テトラに乗った時には、
小魚がたくさんいたが、この日も小魚の姿が見えた。
釣れた人にウキ下を聞くと2ヒロ半と言っていたが、3ヒロから始める。



 昨日の波の影響か、海は適度ににごっている。
釣りを開始すると、エサが残らない。やはり小魚か。
そう思い、少し遠投に切り替えて、多くの撒き餌を投入した。
そうして、3投目、ウキが少し沈んでから止まった。我慢だと自分で言い聞かせ待った。
30秒くらいしてから、ゆっくりと、ゆっくりとウキが沈んでいった。
久しぶりの光景である。チヌだな、と思い、ウキが消えてから合わせた。
 
手に伝わる重量感。前回のアジとは全く違う。待ってました。
ゆっくり寄せて網に入れると40pのチヌ。これが7時30分の出来事だったが、
50分おきに4匹のチヌを上げることになった。
特に3枚目と4枚目は44p、46pあり、久しぶりにレバーブレーキの操作を楽しむこともできた。
 
昨年度は、皆生で思うようにチヌの姿を見ることはできなかった。
というのも、私は足下から攻めていくことが多いが、昨年度の釣果のほとんどが
大遠投だったからだ。どのくらい投げればいいのかイメージができないまま
シーズンを終えてしまった感じが残っている。今回は約20〜25mのところで
いずれもヒットした。ウキ下は3ヒロ半。しかし、これは、7番テトラでは、
中央左しか適さないタナである。中央付近と左端は浅くなっていることが分かった。
砂は移動するので常にというわけではないが・・・。
昨年度のチヌの釣果を一日で上回った満足した釣行である。

 



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