平成16年4月4日大水落川河口

 昨年の釣果を確認していて、4月6日に、近所の大水落川河口にて、40pオーバーのチヌを4枚釣り上げたことを思い出した。この日は、波が高かったのだが、防波堤で防寒着を着て、波をかぶりながら釣りをした。

 さて、4月3日に、朝4mだった波が夕方には2mになった。さらに、4月4日には、1.5mまで波が落ちていた。これは、釣れるに違いない。昼になり、H氏と待ち合わせをして、大水落ち川に、足を運んだ。

 釣り場には、2人の釣り人がいた。また、3人の釣り人が車に片付けをしていて、聞いてみると型は小さいが2枚のチヌを釣っていた。それを見て、島根半島の磯に昼から行くよりは、ここで釣った方が数が出ると感じた。

 何も釣れないが、前日の高波のお陰で、海がとても濁っていて、釣れる気配が漂っていた。30分が過ぎた頃、H氏が、仕事の帰りに立ち寄った。良さそうだったら、ここへ来て釣るとのこと。私もまだ、様子が分からなかったので、H氏が家に帰って、釣りの用意をしてまたここに来て、様子が良ければ、大水落川河口で、釣りを続けようと言う話しになった。

 それから、少し時間が過ぎて、1時20分、ついに待望のチヌ(36p)が姿を現した。早速携帯に電話をして「出たよ。」と伝えると、夕方までそこで頑張ろうという話しに落ち着いた。

 H氏が釣り場に到着したのは2時10分頃。「調子はどうだ?」と聞いてきた。私は、「ええと・・・、今、ウキがゆっくり沈んでいって・・・・、見えなくなって、合わせるよ・・・・・。ホイッ!お、チヌだ。」H氏はしっかり曲がった1号の竿を見て胸を躍らせた。「おお、おるなあ。」そして、ゆっくり釣りの準備を始めた。結果から言うと、このゆっくりの準備が徒になることになった。それから、H氏が仕掛けを流し始めるまで、2枚のチヌを追加した。私は、まだまだチヌが釣れるだろうと思っていた。

 H氏のウキもゆっくり沈み、やっとチヌが来たと合わせた。ゆっくり寄せて、タモに入れると、あれ?チヌじゃない。タナゴだ。しかも30p。塩焼き用にキープである。

 その後、2人のウキが同時に沈み、まず、H氏が合わせた。少し遅れて私も合わせた。とても良く曲がった2人の竿。しかし、魚の姿を見る前に、2人にはボラちゃんであることを悟った。サイズも48p、ナイスサイズである。鈎に掛からないことを祈って、さようならをした。

その後、大量のフグに見回れ中途半端にウキが沈むことが続いた。そして、16時半に私が49pのセイゴを釣り上げたのを最後に魚の姿を見ることができなくなった。18時の納竿前にH氏が大きなアイナメを釣って、ご馳走を手中に収めることができた。


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