M平成21年5月2日 隠岐三度どん深高場


今年は、真鯛を釣って帰る。


昨年、思うようにチヌを釣ることができずに帰宅したことを思い出す。
そして、船の中で、大鯛を釣り上げた話をうらやましく思いながら聞いた。
今回も、1泊2日として、隠岐へ向かった。

天気予報
今回の釣行のカギとなったのは、天気予報である。インターネットで調べると、
南西の風が8〜10mと予測されている。これでは、まともに釣るのは難しい。
特に、仕掛を遠投することができないだろうと船長にも言われた。

ちょい投げで大鯛が出る!
そして、K氏と共に選んだのは、三度どん深高場だった。ここは、波が多少高くなっても、
高いところへどんどんと避難することができる。釣りをすることができる場所なのだ。
そして、2日の早朝より、期待を胸に釣りを開始した。

これは、どん深高場の正面から撮った写真である。
まさに、この方向で沖合40mくらいでヒットさせた。

朝5時過ぎに七類を出て、波の無い中隠岐を目指すと、2時間以内で磯に到着。
しかし、着いてから長い時間を何も無く過ごした。エサは取られるが、犯人は分からない。
デンボだと予測していた。夕方5時頃、35pのデンボをつり上げた。
ちょっとホッとしたが、家で待っている人数を考えると、これでは全く
足りない・・・・。結局なかなか魚が釣れず、弁当を食べながら焼き肉をして、
釣れるように清めの?ビールを頂いた。

そして、ついに9時15分、K氏のウキが沈むのをたけぽんが見ていて、
「入ったよー。」そして、大合わせ。真鯛だ!50弱の真鯛を釣り上げた。
そして、やる気が大幅アップ。仕掛を聞いて、遠投を重ねた。

すると、10時ちょうどに、今度はたけぽんにアタリ。誘いのために大きく
あおりながら釣っていたが、あおっと時にたまたま針に乗ってしまった。
何度もキュンと引いてくるのが竿を通して伝わってくる。釣れたのは64pの真鯛。
トランク大将の中によこたわった真鯛を見ると気持ちがいい。
しかし、いつもなら満足して手を止めてしまうのだろうに、なぜか次の仕掛を
投入していた。抵抗を作って誘いをかけながら40mほど流すとウキがスポッと消えた。
ベイルを起こしていたので、道糸を竿と一緒に押さえて大きく合わせた。

来た!竿に乗ったので、さらに追い合わせを2回した。
先ほどと同じようにじわりじわりと巻いていく。発泡ウキが磯際に来た。
K氏も網を持ってスタンバイ。しかし、ここからが大格闘。
いきなり強烈な締め込みに見回れ、それが何度も続いた。
K氏は、大物だとおもっておらず、「はよ上げやー。」と横で言っているが、
全く寄る気配もしない。

道糸10号、ハリス7号、クッションゴム3mmを間に入れていた。
そうなれば、力勝負!リールが逆転しては巻き、逆転しては巻き、
これを繰り返し、なんとか姿を見せた。デカイ!

さらに、網に入るまでに一苦労。下の写真を見ての通り、魚体でまな板が
隠れてしまうだけでなく、頭が大きいことが分かる。最初たけぽんの45pの
網ですくおうとしたが、何度やってもうまくいかない。そこで、K氏の網ですくって
頂いた。

しかも、クーラーに入らないというおまけつき。魚拓のためにしっぽを折りたくないが、
入らないので強引に入れた。


結局、この度の隠岐釣行、結果は、1日目(5月2日)の
午後10時〜10時半に全てが出たが、これも真鯛ねらいならではだろう。
この鯛を釣り上げたあと、たけぽんは、コーヒー屋さんに徹し、
翌日の朝、K氏が2枚目の真鯛を釣り上げるのを一緒に喜んで、帰路に着くことができた。



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