R2012年4月25日
待望の今年初チヌ(皆生テトラ)


 今年は、チヌがよく釣れる。
確かに、1月の境港一文字や2月の森山・宇井岸壁、3月の一文字、白灯台付近では、多少のムラはあるものの、着実に枚数を増やしている釣り人の姿があった。それなのに、4月になっても一向にチヌが釣れる様子はない。それもそのはず。釣行していないのだからチヌが出るはずがない。3月末と4月の初めにチャンスはあったものの、セイゴが釣れるに止まった。しかも、今年のSFCカップチヌ釣り大会においても、終了40分前に釣れた1枚で、漁労長にカップを持って行かれる始末。ウキが入る様子がイメージできない。チヌがどんな引きだったかも忘れかけている。
 しかし、チヌを釣らずにずっと待っているわけにはいかない。
なんとかして、とりあえず、初チヌをゲットせねば。釣れるときというのは、朝からそんな予感がするものである。4月25日。朝食を食べて外に出ると、海が呼んでいるような錯覚に陥る。案の定、仲間からの誘いもあり、午後、皆生テトラ7番に行く。もうすでに、7番には4人の人が乗っていた。左右を見渡すと、6番には3人、8番には5人、9番にも4人が乗っているのが見えた。みんなどうやったら平日に釣りにいけるんだと思いながら、仕掛けを準備した。
 その間に、左右の釣り人がチヌを釣り上げた。これは、いけるだろう。潮はゆっくりと左に向かって動いている。浮き下を3ヒロ半とり、20m沖を流す。4頭目、しばらく流したところで、ウキがゆっくり沈んだ。沈み方が速くなったので、素早く合わせ、実に半年ぶりとなるチヌ47pを釣り上げた。それからは、5投に1枚くらいのペースでコンスタントに釣り上げ、終わってみれば46p、40pを含む6枚のチヌを釣り上げることができた。やっとのことでスタートである。
写真は、47pと46p
 




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