(第10回SFCカップチヌ大会)
毎年恒例のこの時期がやって来た。
今年(平成21年)は、4月4日土曜日に境港一文字波止にて開催された。
大会の前にまず情報収集である。このところ、境港一文字では、
コンスタントにチヌの釣果がある。しかし、その情報の多くは南側での
結果のようだ。実際にたけぽんも、3月に南側でチヌを釣っている。
もともと、渡船のファミリーに約束をしていたが、今年から南側には
渡さなくなったとのことなので、キャンセルさせて頂いた。
そして、森脇にお世話になり、いざ南側へ。
渡ったのは12時半。これから6時の迎えまでの約5時間の勝負が始まった。
メンバーは早速準備に取りかかる。たけぽんも、昨年度までは安価なウキに
こだわってきたが、操作性の良さを実感し、最近は山元ウキを使用するようになった。
このウキは、愛用しているカメヤ399円のウキよりも、沈んでからの復元が
とてもゆっくりで、沈め釣りをする際にも、抜群の安定を誇る。
しかし、問題は値段であるが、数回使えばコートが剥がれてしまう安いウキに比べ、
耐久力もあるので、結局値段は一緒かもしれない。
南側に付くと、すでに5人の釣り人が竿を振っていた。様子を聞いてみると、
皆さんチヌを持っている。すばらしい状況。まずは、いつものように、ガタを攻めてみた。
しかし、何も反応が無い。周囲を見てみると、皆さん遠投をしている。
そこで、少しずつポイントを遠目にして攻めてみた。しかし、何も反応がない。
この日は雨が降っていたので、次第にウェアーに染みてきて体も冷えてくる。
アタリも全くない。そんな中、チヌを5枚持っている人のグループが帰り支度を始めた。
時間は15時。残りの2時間をそこで攻めることにして場所移動。
ウキ下を5ヒロ取って遠投していたとのこと。同じように釣ろうと考える。
し・か・し、
なんと、足下に大きなしかも大量のチヌがうじゃうじゃしているのが目に映る。
撒き餌を打つと、それに反応して寄ってくるわけではないが、その周辺を優雅に
泳いでいるのが見えている。そこで、足下狙いに切り替えて、仕掛を何度も替えながら、
徹底的に攻めた。しかし、ウキが消し込むことは無く、大会終了。
またしても、本番で結果を出すことができなかった。
優勝は、44pのチヌを釣った漁労長。過去10回の大会で5回の優勝をしている。
カップが組合長から、渡された。そして、第10回の釣り大会が幕を閉じた。
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