*子ども部屋*
主にムスメが使っている4畳半の小さな部屋です。
できるだけ色を氾濫させたくないリビングとは違って、
子ども部屋はどんなに原色があふれていてもおかしくないのが魅力。
ムスメといっしょに、私も思いっきり楽しんでディスプレイしています。
隅に見える家の形をした棚は、使わなくなった園芸用の温室の周りについていたビニールをはがし、
カフェ風の屋根を縫ってかぶせたもの。
将来的に不要になるような勉強机は買いたくなかったので、
棚に天板を置くタイプの奥行きの狭いシステムデスクを使用。
ムスコのも同じ物が買ってありますが、まだ必要ないので
今は天板をはずしてリビングで普通の棚として使えて無駄がありません。
ベッドの上の壁面にはロープを張って、思い出のベビーウエアや雑貨を洗濯ばさみでとめています。
このコーナーは、季節に合わせてちょこちょこ変えています。
隣の家に面した窓には、目隠しと装飾を兼ねて雪の結晶模様をつけました。
コピー用紙を折って、好きなように切るだけなので簡単。
開いたときにどんな模様になるのかドキドキの楽しい作業です。
手づくりが大好きなムスメの作品をピンナップ。
黒い切り絵は、教育テレビの「にほんごであそぼ」のカルタのコーナーに感銘を受けたムスメが5歳の頃につくったもの。
くつしたのオーナメントは、私が麻紐で編んだもので、クリスマスから飾りっぱなしです。
窓の上に板切れで棚をつけて雑貨をディスプレイ。
子どもたちのベビーシューズを並べて。
二人とも歩き始めが早かったので、ベビーシューズなのにかなり履き古しています。
イルカ狂のムスメのコレクション「旅とイルカ」のコーナー。
「南の海を旅してイルカと泳ぐ」というムスメの壮大な夢をイメージして。
部屋の真ん中にぶら下がった小鳥は、
SLOW+SLOW(リンク参照)のオリジナル商品で
ムスメの大のお気に入りです。
季節や気分に合わせて変えているベッド上の壁のディスプレイは
2006年1月現在こんな状態。
個人的な覚書
【特記】ムスコ2歳
ぶっくらたー(びっくりした) ♪ばしばしはしう ばしばしはしう ○×▲※〜 ばしー(バスバスはしる)
2006.2 ムスコ3歳1ヶ月
・自分ではまったくやる気のない、服を着る練習をさせる。コートを羽織る練習。コートを渡し、様子を見る。
ムスコ、「ヤッタ〜ァァァ!!」と雄たけびながら何度もコートを高く放り上げ、自分はポーズをつけて待っている。ヤッターマンのごとく服が勝手に装着できるとの予見。しかし当然床に落ちるコート。しばし繰り返す。ほどなく、苦渋の表情で「できんかった。」と言ってコートを持ってくる。
2006.3 ムスコ3歳2ヶ月
・牛乳をあまり好まないムスコ。足が痛いだの、疲れただの言って飲むことを逃れようとする。保育所に入れば保育所では毎日牛乳が出る旨を諭す。ムスコ驚愕の面持ちで「保育所から牛乳が出るの?廊下の辺から?」日本語とは難しいと痛感。
・階段を降りるときに抱っこをせがむので、「3歳のお兄ちゃんが抱っこ抱っこ言うなんて、聞いたことがないわ。」と言ってやると、目を丸くして、「え?今、言ったよ。」
・ぐふぁんをぱべゆ(ご飯を食べる) くうゎい(怖い) にゅーおづがい(入浴剤) 美し(ツクシ) こそべったい(くすぐったい) うぼめし(うめぼし)
どこちゃんじ?(今何時?) あよまま(青山) めだおやじ(目玉オヤジ) おっぱいぱい(おっぱい)
・夕飯の買い物時、私の独り言「今日は魚の気分だなー。」を聞き、「ええ〜っ!お母さんが魚になったらいやだぁ。」
2006.3 ムスメ7歳
・学校での出来事を話すムスメ。「なかよし」という活動があり、普段全く接触のない男女混合タテ割りの小グループを教師があらかじめ設定し、グループでの活動を通じで親交を深める趣旨。「仲良くなんかぜったいなれないんだよね、名前は『なかよし』だけどね。」・・・子どもながらにこの不毛な活動時間を疑問視しながらも諦観し受け入れるムスメ。私より大人だ。
・日本昔話を見る。「子の刻」との表現が何の説明もなく使われる。ムスメ「子の刻って夜の12時のことでしょ?」いつどこでそんな知識を得ているのだろう。親離れを予感させる出来事。
・「犬神家の一族」とテレビで言っているのを聞いて、「“犬のミケの一族”って何?」
・おやつを食べ散らかして、周囲に粉をひどく散乱させたまま逃げる。反省を促すために呼んで「これ、どう思う?」と問うと、ムスメ「うわー、きれい!粉雪みたい。」・・・母の敗北。
・SunSet Swish 「マイペース」 プロモの内容(俳優になった青年、クリーニング屋で働きながら俳優の不採用通知を受け取る苦労の日々を回想。最後は合格通知を受け取る。)を見て、「合格通知」の文字を何と書いてあるか私に問うので、「合格しましたおめでとう、って書いてあるんだよ。」と教えてやると、「ああ、そうか。クリーニング屋さんになれるよっていうお知らせかぁ。」・・・なんでも分かっているような気がしていたけど、まだまだ子どもよのぅ。
2006.4 ムスメ7歳
・すごく怖い夢を見たと起きる。「あのね、あのね、おばあちゃんの髪がモヒカンだったの。」・・・怖くない。「それでね、その次にね、宇宙人が出てきてね、お菓子をあげたらその宇宙人がお菓子大好きになったから、いっしょにお店に行ってお菓子売り場や冷凍食品売り場のお菓子やアイスを買ってあげたの。抹茶ピノとか。」・・・怖くない。
2006.5 ムスコ3歳4ヶ月
・天井に虫を発見。「やっつけてあげるから待ってて!」と消えるムスコ。戻ってきたムスコの手にはリコーダー。リコーダーを虫の方に上向けてピーピー吹く。全く動かない虫。しばらく騒音波撃退法をがんばっていたが、効果がないことに気付いたムスコ「あれ?あれ?なんで?」・・・自信があっただけにショックを隠せない様子。
2006.5 ムスメ7歳
・「かっちゅうざい」がほしいと言う。甲冑材?それ何?よくきいてみると「カチューシャ」のことらしい。違いすぎるがな、かっちゅうざい。
2006.6 ムスメ7歳
・知人に「ムスメちゃんは、お母さんの血を引いてるねえ。」と言われ「えええっ??私がお母さんの血を吸ってるぅ???!!」
2006.6 ムスコ3歳5ヶ月
・モチ好きのムスコ。うっとりと遠い目をしながら独り言。「モチジュースって、あるのかなぁ・・・。」
・後日。モチをモグモグ食べながら独り言。「モチジュースは歯で作るんだ。」・・・ずっと噛んでいたらジュースになる(かも?)ということらしい。
・何を思ったか突然、床をハイハイで進むムスコ。そしてすぐに私の方に走ってきて感激の表情で報告。「すごいでしょ!もう赤ちゃんじゃないのに、お兄ちゃんなのに、・・・ハイハイができた〜!!」
・「大人になれるのかなぁ」と心配しているので、「なれるよ。大人になったら何がしてみたい?」と言ったら「大人になったらね、鳥になってみたい。」・・・方向性が違うような。。。
・ちょっと前には「空を飛べたら、鳥になってみたいなぁ。」と言っていた。・・・逆やがな!
2006.7 ムスコ3歳6ヶ月
・何度も何度も勝手に水を出して派手に水遊びをする。床も服もいつもびしょびしょ。水がもったいない、やめなさいといっても全く聞かない。しかるだけでは本人の心に響かないと思い「どうやったらがまんできるかな?どうしたらいいか自分で考えてみて。」と言ってみた。ムスコ、しばらく神妙に考えていたが思いついたらしくにっこり笑ってひとこと。「あのね、大人になったらがまんできるよ。」・・・ダメじゃん!
・土用の丑の日、今日はウナギを食べる日だと教えてやると「サナギなんか食べたくないな。」・・・そりゃ〜ごもっとも。でもそれ、間違ってますから!
2006.8 ムスコ3歳7ヶ月
・飲み薬のことを「くちぐすり」と言っていた。(だって目には目薬でしょ!)
・買い物に連れて行くと、「あーっ!これがほしい!」手に取ったのは小ぶりなトイレのカッポン。私の制止もきかずに自分のほっぺたにカッポンカッポンして「こうやって使うんでしょ、気っもちイイ〜!」私が「それはウンチやオシッコをきれいにするために使うモノだから、顔に当てないでよ」とわめくと、したり顔で「ああ〜そうか〜。こうやって使うのか〜。」と、おもむろにカッポンを股間にあてがっていた。たのむからやめてほしい。
・「お母さん、よかんを見せて。」よかんって、よよ、予感ですか?「そうそう。予感予感。見たいの。」あのね、予感は見るものじゃないんだよ。「え?お母さんが見てたじゃん!予感っ(怒)」ええ?それどんな予感?「キリギリス見てたよ。予感で!」え〜っっ?意味分からんけど。「どーうーしーてーそんなこというの?ここにある予感じゃん!!」指差す先には・・・図鑑。
・パソコンでゲームに興じるオットを見て、「お父さん、子どもだねぇ。」
2006.8 ムスメ7歳
・怖い夢を見たと起きる。「あのね、トイレに入ったらね、便器が金色だったの。それでね、目の前の壁にバーン!っと大きなトランプのキングの絵が描いてあるの。そんなへんなトイレは怖くて使えなくって困っていたの。」・・・怖くない。
・別の日、怖い夢を見たと起きる。「あのね、お母さんと道を歩いていたら目玉のおもちゃがいっぱい落ちてたの。そのなかにひとつイルカの形をした目玉があったから拾って帰りたかったのに、お母さんがダメって言ったの。」・・・怖くない。・・・って言うより、イルカの形をした目玉って・・・なんじゃそりゃ〜!
2006.9 ムスコ3歳8ヶ月
・「ねぇ、目をつぶって口をあけてよ。・・・何もしないからさぁ。」・・・ぜ、絶対何かするでしょ〜!
2006.10 ムスコ3歳9ヶ月
・簡単なクイズを出してやる。答えは「ドラえもん」のつもり。私「顔が丸くて、体が水色で、口が大きくて、ヒゲがあって、鼻は丸くて赤くて、首には鈴をつけているのはだーれだ?」ムスコ「鈴虫ッ!!」・・・ぎゃはははははは!ちゃんと聞け〜っ!
・いとこのMちゃん親子は旅行中。ムスコ「Mちゃんは宇宙に行っているんだって。すごいよね、宇宙。
」・・・Mちゃん一家の旅行先は広島の「府中」。
2006.10 ムスメ7歳
・山陰銘菓「因幡の白うさぎ」を食べながらムスメが悩んでいる。「これの名前なんだっけ?えっと、無口な白うさぎ?・・・違うな。・・・なんとかの無口なうさぎ?・・・いや、違うなー。」・・・あの〜、「無口な」は付きませんから。(注:『無口なウサギ』・・・知る人ぞ知る、カナダのアニメ。無口で可愛くなくて大胆ですぐに他人に影響されるウサギのシュールな日常。いつも「これがオチかい!」とさけんでしまう、日本では有り得ない落ちないオチが素敵。)
2006.11 ムスメ8歳
・クロスワードパズルを解いているムスメ。問題ヨコ18『アメと( )を使い分ける。』 ムスメ「・・・チョコ?」 あはは、違うよ、ムチだよと教えてやると、ムスメ納得して「あぁ、モチね。」
2006.12 ムスコ3歳11ヶ月
・突然「大人になりたくない。ずっと子どものままがいいの。」と言い出す。目には涙。理由をきいてみると「だって、いつまでもお母さんに抱っこで甘えたいから。」(おお、可愛いやつめ。)「それにね、大人になるとね・・・。」(ここで涙ボロボロ。どうもこっちが本命の理由らしいぞ。)「・・・ヒゲがジョリジョリになるなんて、いやだあああ!!あ〜ん!あ〜ん!あ〜ん!」・・・それかい!大泣きの理由は!
・「かもめの玉子」というお菓子を食べているムスコが私に「ねえ、おかあさん、これって鳥が作ったの?」・・・違うよ、これは人間が作ったんだよ、と説明すると、「ほうほう!人間が!!」と変にテンションの高い反応。何か微妙に勘違いがある模様。
・私と会話をしている時。私の言葉を受けて、「わかった。おなかの中で信じているよ。」と言うムスコ。私、おもしろがって、「ほーう、するとおまえさんは、いつもおなかでものを考えるんだね。」と言ってやると、ムスコ真剣に「うん、そう。それに、背中で考えるときもある!」・・・大真面目なだけに、余計におかしい。ホント、ムスコの頭の中(いや、この場合は背中の中?)をのぞいてみたい。
2006.12 ムスメ8歳
・『かさこじぞう』を音読しているムスメ。「・・・おじいさんとおばあさんは たいそうびんぼうで・・・。・・・ん?体操貧乏ってなんじゃ??」
2007. ムスコ4歳
・歯磨きが大嫌いなムスコ。「歯磨きをせんといけんよ。」と言っても無視して遊んでいる。「あれ?聞こえんかった?」と言ってやると「うん。聞こえんかった。」と言う。「何が聞こえんかった?」ときいてやると「歯磨きせんといけんってこと。」・・・うぷぷ、まだまだ青いのぅ。
・私「クイズです。ピーヒョロロロ・・・と飛ぶ鳥はなんでしょう?」 ムスコ「トガメ!!」 私「おしい!『ト』はあっています。ヒント、『ビ』もつきます。」 ムスコ「トビレ!!!」
・おじいちゃんと電話でしゃべっているムスコ。「今何をしているの?」と聞かれて、「今?電話中。」
・私がドアで手を強打して痛がっている声を聞きつけて、ムスコが心配して飛んで来る。そしてどこが痛いのか確かめもせずに、お尻をさすってくれる。
・○○ちゃん(ムスコ)がお母さんのおなかから生まれて、お姉ちゃんはお父さんのおなかから生まれたんでしょ?
・私がフリスビーを出してやると「あ!それの遊び方知ってるよ。テレビでやってた。」というので投げてやる。とたんにムスコ、ワンワンと吠えながら、四つんばいで追いかけて行った。
・「アンパンマンに出てくるのは、みんな食べ物だけど、バイキンマンだけは食べ物じゃないね。」と言うので、「じゃあ、ドキンちゃんは?」ときいたところ、躊躇もなく「え?ドキンちゃんは食べ物だよ。」との返答。私「え・・・どんな食べ物・・・ですか?」 ムスコ「カニ!
」 私「・・・・・!!(言葉にならない)」 ←この私の反応を見て、どうもカニではないらしいと察知したムスコ、大慌てで訂正。「あああ、違った。赤いアンコウだった。」
・かけごむ(傘雲) スケートピクニック(スキー遠足) やまぼき(山彦) ヒフハ(皮膚科) スズメチョウ(カラスアゲハ) かめも(カモメ) ジャンガラ(チャンバラ) ゴマゼミ(クマゼミ) ジャリジャリちゃん(ガリガリ君)
・靴を左右間違えて履いているので指摘したところ、靴はそのままに、足を左右クロスさせてモソモソと歩行。
・赤・青・白に染め分けられた大漁旗を掲げて走る漁船を見て「あんなところでカキ氷を売ってるよ。」
・私が「ふとんがふっとんだ」「車が来る。まあ。」「カレーが辛れー」などとオヤジギャグを言っていたら、じっと聞いていたムスコがおもむろに「おひげがおひげ。」・・・自作ギャグのつもりらしい。
・向こうから、リードにつないで柴犬を散歩させている人が来る。ムスコ「あ、しばいぬだ。」 私「へーぇ、よく柴犬だって分かったねぇ。」 ムスコ「だって、しばってあるから。」
・テレビでシンクロナイズドスイミングの演技が放送されている。驚嘆して見ていたムスコ、唸るように一言。「す、すごい・・・!水の中なのに目を・・・開けているっ・・・!」 そこかい!!
・ラフレシアの写真を見て「何?そのでかいイチゴ!」
・オットが「昔、外国では人が人を食べていたところもあったんだよ。」とムスコに言ったところ、ムスコ「うえっ!洗わずに?きちゃないー。」・・・なんか、ずごい、感覚がずれてるんですけど。
・問題です。お酒造りが秋に始まるのは、あるものが秋になるととれるからです。さて、そのあるものとは何でしょう?ヒント、お酒はお米で造ります。 ムスコ・・・「柿!虫!ババ!」 ・・・ババって何?ババ抜き?
・上から派生した会話。私「お酒って、2種類の生き物の力で作るんだよ。おもしろいよねー。」(「麹菌」と「酵母菌」のこと) ムスコ「もしかして、イモムシとヘビ?」
・日本人は海外で魚介類を買い付けるときにイセエビのヒゲが片方だけ折れているとか、一つの箱の中にいろいろなサイズの魚がごっちゃになっているとかに文句をつけるので嫌われている。とのテレビでの言を聞いて「じゃあ、ヒゲをもう一本も折ればいいがん。それから魚は全部ポイポイ箱から出して、一匹だけにすればいいがん。そしたら違うのが分からんがん。」 禅問答のようだ。
・ムスメの「犬を飼ってる家って、玄関に“犬”ってマークつけてるよねぇ。」を受けて、ムスコ「じゃぁ金魚を飼ってる家はどんなマーク?」
【特記】ムスメ1〜3歳
アンマン(アンパンマン) ぶろっくり(ブロック) すとーろ(ストーブ) なぶぐつ(長靴) てべくろ(手袋) やーぐると(ヤクルト) じゃくそ(ジャスコ) いしやつま(西松屋) なりやおし(やりなおし) ゆだれ(よだれ) ほいくしょん(保育所) すべえだり(すべり台) おたかづけ(お片付け) じゃくし(磁石) じぇじぇじぇのちたろ(ゲゲゲの鬼太郎) やってみごらん(やってみてごらん)
2007. ムスメ8歳
・かぶるタイプの服を着ようとしているが、窮屈でなかなか着られないムスメ。先に首だけはめて、手が袖に入らずに四苦八苦している。手から先に通さないと着れそうにないので「バンザイしてやってごらん。」と声をかけてやる。するとムスメ、服を着るのをやめて高らかに「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
・恐い夢を見たと起きる。「あのね、本を売ってるんじゃなくて、座って読むだけのきれいなお店があるの。そのお店は魔女がやっているお店なの。でもギャグ漫画とか、おもしろい顔のついている本とか、笑える本しか置いていないの。でも、その魔女は他人の笑った顔が大嫌いで、笑うと牢屋に閉じ込めるの。でも、お店に入ったら、絶対に本を読まなくちゃいけないの。だから私が『笑った顔がいやならこんなことしなきゃいいじゃない!』って言ったら、魔女が『だってこんなお店を持つのが夢だったんだもん。』って言ったの。恐かったー。」・・・恐くない。
・何度着替えるように言ってもふざけて遊んでいるばかり。「着替えなさい!何べん言わせるの!」との私の言葉にムスメ、「・・・数えてなかった。」
・「あのね、お母さん。お母さんはいつも家ではふざけてばっかりでしょ。本当にお仕事のときはふざけずにちゃんとやってるの?ほかの人に怒られたりしてない?お母さんがふざけずにお仕事をしているところが想像できないから、心配。」 あー、ハイハイ。ありがとよ。
・「小田和正の、『お』と『だ』は読めるんだけど、和正は『か』と『ずまさ』?」その後本人の画像を見て衝撃の表情。「声だけ聞いてて、ずっと20歳くらいの人だと思ってた・・・。」
・同音異義語を考える。「ハート」と「歯跡」。
・「小樽産のアワビ」とテレビで言うのを聞いて「おさるさんのあわび?」
2008 ムスコ5歳
・売り場でオーバーニーソックスを見て私「これ可愛い!」ムスコ「じゃあ買ったら?」私「いやー、これは若い人用なんだよ。お母さんみたいなおばさんは履けないんだよね。」ムスコ「そんなの自分は若いぞ、って思って履けばいいじゃん。それだけじゃん。」
・「お茶と牛乳が混ざり合ったもの、作って。」・・・ミルクティーのことらしい。
・私がムスコのほっぺにチューしながら「あと何年かしたら、あんたもチューなんてさせてくれなくなるんだろうなー」とこぼしたらムスコ「そんなこと言わんで!おかあさんのイジワル!」と号泣。
・私が机の角で肘を強打して痛くてギャーギャー叫んでいたらダッシュでやってくる。心配してくれたのかと思いきや「その声は近所迷惑」と口をふさがれた。
・いたずらをしかったところ、土下座して「すまんかった。ワシが悪かった。」
・某産婦人科の前を通った時、子どもたちに「ふたりともここの病院で生まれたんだよ。」と教えてやる。ムスコ「え?何で分かるの?」私「何でって、お母さんが産んだんだから覚えてるに決まってるでしょ。」ムスコ「よくそんな昔のことをおぼえていましたねぇ。忘れん坊のお母さんなのに、えらいえらい。」私「・・・・」
・私が目玉オヤジの声真似で「なんじゃ?鬼太郎?」と言ったら、ムスコ「ねえちゃん、きたねェ?って、お姉ちゃんの何が汚いの?」 すんません、カツゼツ悪くて。
・イタズラがひどいので、めいっぱい怖い顔をしてしかろうとしたらすっ飛んできて 「お母さん、早くその顔やめたほうがいいよ。そのまま固まるけん。」
・ムスメが私に「豪快」の意味をきいてきたので「大きくて力強く、気持ちのよい様子」だよ。「豪快な笑い声」なんて使い方するね。と答える。それをきいていたムスコ「こんな使い方でしょ?豪快なオッパイ」・・・大きくて力強く、気持ちのよい・・・・・
・ひらがなを書くどころか、読むのすらおぼつかないムスコ。「漢字書けるようになったよ」と言うのも、だれも本気にしない。が、そのときムスコがおもむろに書いてみせた一文字は 「夫」 。 なぜ?なぜにその文字を?!
2008 ムスメ9歳
・ムスメに、前髪を留める用のパッチン留めを買って帰る。手渡すと、なぜか悲壮な顔で固まっているムスメ。「ど、ど、どうやって触らずに使えっていうの・・・」何のことかと思ってムスメの手元を見てみると、パッチン留めの台紙に小さく注意書きが。「お子様の手に触れないようにご注意ください。」
・「1日10回以上遊ぶこと。これが子どものマナー!」・・・プロミス?
・揮発性のにおいのする塗料。ムスメが嗅いでいるので、私「塗料のニオイは身体に悪いからあんまり嗅がんほうがいいよ。」 ムスメ「・・・トリオの?・・・匂い?」 ・・・今、何を想像した?