*うつわ*

10代のころから少しずつ集めているうつわたち。
持っているものは和食器がほとんどなのですが
和食器も、洋食器も、新しいものも、骨董も・・・皆それぞれに好きです。
全体的にかなり地味ですが、少しずつ紹介していけたらと思っています。

豆皿

骨董屋さんで、オシャレな雑貨屋さんで、商店街の陶器店で、100円ショップで・・・
和モノ、洋モノ、エスニック、新しい物、古いもの、高価なもの、チープな物・・・
何年にも渡って少しずついろんな思い出と共に増えてきた豆ざらなのに、
こうやって全部置いてみるとお互いしっくりと仲良さげに見えるのが不思議。



白い和のうつわ

ひとつひとつ微妙にニュアンスの違う白。
ぽってりとした粉引の器は手に持った感触も大好きです。



古い和のうつわ(磁器)

1:「拾い物」として古い陶片を拾ううちに、割れてないものもやっぱりほしくなりました。初めて骨董屋さんで選んだのがこの印判の蕎麦猪口。窯傷があったのでお買い得でした。
2:商売っ気ゼロの田舎の陶器店で購入した小っちゃな子供茶碗。店のおじいさんは「戦前からの売れ残り」と言っていました。磁器の質が悪く青みがかった肌が逆に美しい。アジアンティーが似合いそう。
3:ナズナ文様の小さな猪口。手描きの繊細なナズナがとっても愛らしいです。
4:いくつあってもうれしいなます皿。大きさも深さも程よく、丈夫でずっしり安定感もあるので子どもにも使いやすいんです。緻密な線描きのものは一番のお気に入り。
5:ベロ藍の刺身皿。ネットオークションで格安にてゲット。我が家ではもっぱらケーキ皿として使っています。
6:鳥のワンポイントがついた小皿。後に平松洋子さんの「カジュアルに骨董を楽しむ暮らし」に同じものが掲載されているのを発見。とっても得した気分。





古い和のうつわ(土もの・木製)

1:抹茶茶碗。本来の使い方をせずに、煮物なんか盛ってます。
2:松江の郷土料理に「ぼてぼて茶」という不思議なものがあるのですが、そのぼてぼて茶専用の茶碗です。泡立てたお茶に煮豆などのおかずを入れて、箸を使わずに茶碗を回しながら飲む(食べる)そうです。一度味わってみたいです。
3:分厚くてずっしり重い大きな皿です。このタイプの皿を「石皿」というそうです。えくぼのような目跡がいい味。
4:はっきりわからないのですが、湯飲みは島根県の古い民芸窯のものだと思います。島根県には昔からたくさんの民芸窯があります。おそらく2や3もそうした焼き物のひとつ。くりぬきのお盆は何十年も前のデッドストック。毎日使い込んでいい色になってくるのが楽しみ。
5:塗りのお皿。控えめな絵柄が使う用途を選びません。我が家では毎年お花見弁当の取り皿はこれ、と決めています。
6:塗りの椀。小さいので子どもにぴったり。塗りの器は、新しいものを買うよりも骨董の方が安く手に入るようです。





食器棚:普段使いの食器はここに。

しかしまあこうしてみると、華やかさのカケラもない色使い。
食器棚を全開にして皆様にお見せするというのは
自分の内面をさらけ出すようで、ちょっと勇気がいりますね。
実際、この地味さが私の内面を端的にを表しているような気がします。
「食器棚の中は、その持ち主の性格を現している。」って法則が成り立つのでは?
あながち間違いじゃない気がするのですが・・・。




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