あおぞら部会 A班
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あおぞら部会 A班企画 行事報告書 「地域貢献」への第一歩 「第一回あおぞら木工教室」 平成15年5月 |
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4月26日(土)に行いましたA班企画による「第一回あおぞら木工教室」について報告致します。 開催当日は、あいにくの曇り空でしたが約20人の皆様に集まって頂きました。ふだん建築関係の仕事に従事している我々も、ほとんど全員が「木」というものに実際に触れ、ものを作っていく事自体がはじめての経験でした。 班長平新さんの挨拶とともに作業開始です。作業に向けて、しっかりと設計図を書いてこられる方、何とかなるさという方、など様々でした。皆さん集中しておられ、ほとんどの方が、あっという間の4時間であったという感じを受けておられました。 事前にA班で集まり、材料手配、時間配分など準備は進めてまいりましたが、全員で集まってとなると工作機械の数が足りず、材料の切り出しだけで時間が過ぎてしまう方もおられ、ご迷惑をおかけしました。 時間が足りず未完成の方、ばっちり完成して2作目も完成した方、これまた様々でしたが、最後はその作品を前に記念撮影をして会を終えました。 未完成の方は残念でしたが、少なくとも自分の手を使ってものを作る事の楽しさは味わえたのではないでしょうか。 今後2、3回といろいろな企画で木工教室を開こうと考えております。あおぞら部員自身が木に親しみ、ある程度の技術を習得したうえで、あおぞら部会の「地域貢献」企画として、最近自然にふれる機会の少なくなった子供達に、木に触れる事の楽しさ、自然のすばらしさ、大切さを分かち合っていく。そのお手伝いが出来るような木工教室へ展開しようと次の構想に入っています。 また今回の企画にあたって潟激塔OスさんよりJパネル、平設計の伊藤常務さんと潟Cワサカさんより現場の廃材などを頂き、本当にありがとうございました。 あおぞら部会 A班 |
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班員感想 | ||
班長 平新 |
副班長 幡原 今回の企画に参加して、「ものをつくる事」「頭の中のイメージを形にしていくこと」の楽しさ、素晴らしさを改めて認識しました。 何の変哲もない無表情な板を、自らの手で無心になって切り、形にしていく作業は、実に楽しく、幼少の頃夢中になって粘土細工をしていた事を思い出してしまいました。 そうして出来上がった作品のひとつひとつに表情が生まれ、作者の個性がにじみ出ていたのも面白かったです。もし今後、この企画が部会外へと発展してくとすれば、参加した方には、イメージを形にしようと創意工夫するプロセスを楽しんでもらえたらと思います。 |
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班員 亀山 A班は、今回の本番の前に1度試しに作ってみていたので、当日は2回目の木工教室でした。そのため、時間内に作品を完成させることができた上に周りの人の手伝いをしたりすることもできました。 木材のやわらかさ、あたたかさを出すために、今回の作品に使った木材は、ひとつひとつの部材にやすりをかけて角を無くすことに命をかけました。今回はCDラックを作りましたが、前回の試作品がビデオラックであり形状も似ていたので、今回のCDラックは完成度の高いものになりました。 主催班としては、事前に幾度となく打ち合わせをし、少しずつ現場から廃材を集めてきたりして、着々と準備を進めてきました。 しかし当日、Jパネルの切断を森の学校でしなくてはならなくなってしまい、又、その際の道具不足もあり時間が足りなくなってしまった方々には大変申し訳なかったと思っています。 今後2〜3回はあおぞら部会員でこの教室を開き、のこぎりの使い方、木工の楽しさ、木材のあたたかさが分かったあかつきには、小学生などを対象にしてあおぞら部会主催で 木工教室を開きたいと思っています。それに向けて、今回の反省やアンケートの結果などを参考にし、より楽しく、より充実した物にするべく、みんなで頑張りましょう。 |
班員 田中 自分でつくるのは楽しいけれど、簡単じゃない。 日常目にするもの、手にとっているものはすべて考えられて、よくつくられている。今回ごく簡単な棚を作ってみてしみじみ身の回りの物の価値を改めて実感した。これはどんな風に作ってあるのだろうと考えてみたり、材料を細かく選定して切ったり繋げたり… 何でもないことだけれど、そうして悪戦苦闘してつくることで、物を大事にする心や、物の真価を判断する目が養われていくのだと思った。そして、作ったモノには作ったヒトの個性も表れる。それをみんなで鑑賞するのも楽しい時間。家でひとりで作っても面白くないんじゃないかな? |
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班員 西村 7月の第1回目の班会から、あ〜でもない!こ〜でもない!!と何度も試行錯誤を繰り返しながら、温めてきた企画だったので、どれ位の人がこの企画に興味を示してくれるのか、期待と不安は沢山ありましたが、想像以上の方に参加申込みを頂き、嬉しく思いました。当日は若干の欠席者はありましたが、参加して頂いた方には楽しんでもらえたようなので、ホッとしました。そして、私達の活動に賛同し、廃材提供に協力して頂いた方々には、深く感謝しております。 楽しみながら学べること、それがこの「あおぞら木工教室」です。この木工教室を通じて、今までとは違った視点から【木】という材料について考え、触れることで、感じた事や発見した事が何か1つは、あったのではないかと思います。それを今後の設計業務等に活かせてもらえれば、嬉しいです。 今後もいろいろ形を変えて、第2弾!3弾!と続けていく予定なので、超ご期待(^0^)v皆様のご参加をお待ちしておりま〜す♪ ちなみに、この「あおぞら木工教室」。私が勝手に名付けてしまったんですが、誰も何も言わないということは、これでいいのかなぁ・・・? |
班員 白石 久々に童心にかえって、物作りに純粋に没頭できた時間でした。 今回の木工教室では、我が子の為に、試作品では「おもちゃ箱」本番では「木馬」つくりにチャレンジしました。イメージをスケッチし、作業に向かいましたが、やはり難しかった。でも完成品(本番は未完成)を家に持ち帰った時、子供が喜んで遊んでくれたのには、感激でした。 近年、TVや雑誌で地球の環境問題が話題になっていますが、実際にそれを身近な問題として感じている人がどれだけいるでしょうか。我々の建築業界でもしかり、スクラップ&ビルドの時代はいいかげん終わりにしたいものです。 今後この木工教室で「間伐材」や「現場廃材」の利用などから地域の人々と共に、木に触れ楽しみながら学べるような場つくりが出来ればと思っています。 |
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班員 矢倉 私にとってこの木工教室は、あおぞら部会に入会して初めての企画参加ということもあってどうなるのか不安でしたが、ケガ人もなく無事に終えることが出来ました。これは皆さんの一人一人の協力があったからだと思います。ありがとうございました。 私事ですが、ノコギリやトンカチを手にするのは学生以来とあってこちらの方もかなり不安でしたが、事前にA班だけで行った時に自分の力量のなさを痛感いたしましたので、当日は無理のない計画で作品(と言うには大げさですが・・・)を完成させることが出来ました。 ちょっとした思い付きや行動で出来ることですが、やはり自分一人ではなかなか行動に移せないもので、このような木に触れ自分の手で何かを作るという木工教室はかなり貴重な機会ではなかったかと思います。 A班で十分打ち合わせ・準備等を行って臨んだ教室でしたが、至らない点があったかと思います。あたたかい目でご協力してくださった参加者の皆さん、本当にありがとうござい ました。 |
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