徒然なるままのぺぇじ
さて、また随分と間が空きましたがやっと三回目ですな。
前回に続きまして、今回は第二部 葬式編です
葬式・・・俺が最初に体験した葬式がこの友人の葬式でした。
友人が亡くなった次の日、学校で担任に呼び出されました
前回でも述べたように、弔辞の関係ですね。
記憶が曖昧ですが、確かその弔辞を見せたような見せてないような・・・
いかんせん気が動転してましたから、ハッキリと覚えてないです。
んで、午後になり クラスの全員で学校にあるマイクロバスで
葬式会場へと向かいました。
会場に着き、辺りを見回すと 中学時代の同級生の姿も見えました
まぁ当然と言えば当然ですね
会場に入った後、式は進みました
そう、弔辞を読むにも関わらず、なんの打ち合わせも聞かされないまま。
そして、その時は来ました。
「弔辞」
葬式自体初めてで、ロクに作法すら知らずどうしていいか分からないまま
とりあえず壇上に上がると
そこには、友人の微笑んだ顔の写真がありました。
泣きそうになるのを必死にこらえたまま、俺は弔辞を読みました
色んなコトを思い出しながら。
でも結局、最後の方はこらえきれず泣いてしまいましたが・・・
弔辞はどんな文章だったかは覚えてません。
ただ、今でも覚えてるのが
「もう何もしなくていいから、ゆっくり休んでくれ」
もうちょっとマシな言葉かけてやりたかったです、今更ながらですが。
そして式は終わり、会場を出ようとする俺に
クラスメィトの一人がこう声をかけてきました
「よかったよ」
涙目になりながらそう言われ、俺は少し戸惑いました
まさかそんな言葉を言われるとは思ってなかったですしね。
それから後のコトはもう覚えてません。
多分、緊張の糸が切れたせいでしょうね
まぁ塞ぎ込むほどまでにはならなかったみたいですけど。
こうして、俺の生涯最初に経験した葬式は幕を閉じました。
さて 次は「その後」に続きます