言ワズモガナ この度、新たに始まりました新コーナー“言わずもがな”では、私の個人的オススメ品から、店の片隅で埋もれている売れ残り品?いえ名品を掘り起こして光を当てるコーナーです。



Vol.78 今回の“言ワズモガナ”はマーカのJ.Lユーティリティーシャツ夏バージョンです。

つてジョンレノンが愛用していたことでも知られるミリタリーシャツをマーカ的に忠実に、そして現代的にモディファイしたマーカ定番の名作ミリタリーシャツ。私もとても気に入って愛用してますが、今回、J.Lユーティリティーシャツ初の夏バージョンがリリースされました。
味わい深いリネン/コットンのバックサテンを使用した清涼感のあるユーティリティーシャツです。マーカの中でも非常に人気の高かったJ.Lユーティリティーシャツは、色、素材、デザインを変えていろいろなタイプがリリースされましたが、以外に夏バージョンは初めてです。
個人的には、暖かくなっても早々とTシャツ一枚になるのは、年齢的にもちょっと抵抗があります。真夏は別として、何かちょっとしたモノを羽織りたいと思うのですが、定番のユーティリティーシャツを愛用する私としては、以前から夏バージョンのユーティリティーシャツがあればと思っていました。
カラーは、オリーブの他、ネイビーとホワイトもありましたが、やはりミリタリーなアイテムはオリーブカラーが良く似合います。そして、ディテールやワッペンなどもリアルに再現されているため、かなり男クサイアイテムです。





ミリタリーウエアの場合、リアルすぎてミリタリーオタク風に見える着こなしは禁物ですが、マーカの作るユーティリティーシャツのリアルさと現代的にモディファイされた絶妙のバランス、さじ加減は流石です。
このユーティリティーシャツには、永遠の男くささとカッコよさを感じます。そこが、このユーティリティーシャツの魅力でもあります。
夏バージョンのユーティリティーシャツも腕を捲くって、男くさくサラリと着こなしてみてはいかがでしょうか。

2015年5月

marka/マーカ
C/L BACKSATIN J.L. UTILITY SHIRTS   \26,000+TAX

カラー  オリーブ   サイズ 1、2、3  リネン54% コットン46%

日本製















Vol.77 今回の“言ワズモガナ”はサンダースのロイヤルネイビートロピカルシューズです。

ばらく展示会でも無かったサンダースの純白のプレーントゥが、久しぶりに入荷しました。4年前でしょうか「私の独断と偏見で選ぶこの逸品」でも紹介した純白のプレーントゥです。この純白のプレーントゥは、サンダースのミリタリーコレクションの中でも、「TROPICAL OFFICER'S COLLECTION」と名づけられたロイヤルネイビートロピカルシューズで、かつて、英国海軍の将校が温暖なイギリス植民地で、実際に履いていたシューズでもあります。
前回と少し違う点は、靴底のレザーソールを削って滑り止めのラバーが装着されています。レザーソールの快適な履き心地を損なうことなく、濡れた路面でも履きやすくなりました。
フォルムもミリタリーダービーシューズに比べて少しスッキリとしており、内羽根タイプのプレーントゥは外羽根タイプと比べて、より洗練された印象です。
そして、エレガントで洗練された純白のプレーントゥならではの気品が漂います。
しかし、私の場合、こういう上品な靴をあまり上品に合わせたくはないので、例えば、クラッシュした古着のようなちょっとユルイジーンズや軍パンの裾を捲くって合わせたり、スニーカーを合わせるところを、この純白のプレーントゥで逆にハズシたりと…。あくまでも私好みの合わせ方ですが、基本的に白い革靴は、春夏のカジュアルなスタイリングから上品なスタイリングまでとても良く似合います。




もちろん、春夏の季節感のあるフォーマルなスタイリングにもオススメしたいです。フォーマルなシーンを純白のプレーントゥで颯爽と決めるのもとても素敵です。
この純白のプレーントゥ、ハズすスタイリングから、颯爽と決めるスタイリングまで、大人の余裕あるオシャレを感じさせてくれて、とても素敵なシューズだと思います。皆様、純白のプレーントゥを一足いかがでしょうか。

2015年4月

SANDERS/サンダース  
MIRITARY PLAIN TOE OXFORD SHOE  \49,000+TAX 

カラー ホワイト   サイズ 6〜8H   牛革  

英国製














Vol.76 今回の“言ワズモガナ”はサンダースのスエードタッセルローファーです。

好きの私としては、またまた靴の紹介です。今回は、サンダースのスエードタッセルローファーです。
サンダースと言えば、efgの定番靴でもあるミリタリーダービーシューズが、とても好評をいただいてます。クラシックな英国靴の中にあって、つま先にかけてややボリュームを持たせた、その独特のフォルムは、絶妙の抜け感のある革靴として、efgの提案する「力の抜けた大人の革靴スタイル」にとてもよくマッチする革靴です。
ウチの店では、サンダースといえば、ミリタリーダービーシューズのイメージが強いですが、このスエードタッセルローファー、軽やかな春夏のスタイリングにもオススメの革靴です。
とてもクラシックなスタイルのタッセルローファーですが、サンダースの少し丸みを帯びた、ややボリューム感のあるフォルムは、もっとシュッとしたエレガントな顔つきの他の高級英国靴のタッセルローファーと比べても、ちょっと抜けた感じがします。それに、アッパーが表革ではなくスエードなのが良いです。スエードは、英国の老舗「チャールズ,F,ステッド社」の上質なスエードを使用しています。スエードと言えば、カジュアルなイメージを持たれるかもしれませんが、本来とてもエレガントな素材です。抜け感のあるフォルムにエレガントな素材感と言うのが、とても私の好みです。




このスエードタッセルローファー、秋冬でも素敵な靴ですが、特に暖かくなってくるこれから季節にオススメしたい靴です。アンクル丈に合わせたテーパードシルエットのパンツにいかがでしょう。キレイ目でもリラックスした感じでも、とても良く似合います。
エレガントなのに、絶妙の抜け感のあるスエードタッセルローファー。そこに魅力を感じてしまいます。
春夏の「力の抜けた大人の革靴スタイル」にサンダースのスエードタッセルローファーはいかがでしょうか。

2015年3月

SANDERS/サンダース  
Finchley TASSEL LOAFER   \49,000+TAX

カラー スナッフスエード    サイズ 6〜8H   牛革  

英国製



















Vol.75 今回の“言ワズモガナ”はレナート パニャニーニの赤いスエードビットローファーです。

ニャニーニの真っ赤なスエードビットローファーが入荷しました。
展示会では、この真っ赤なスエードが廃番カラーになっていましたが、以前、ご購入頂いたお客様から、もう一足欲しいというご要望もありましたが、何より私ももう一足欲しくて、今回、代理店にお願いしてウチの店用に特別に作ってもらいました。
3年前、初めて見た時に、このフェラーリレッドにゴールドのビットを配したイタリア製ならではの美しいローファーに魅せられました。春夏は殆ど、この赤いビットローファーを履いてたぐらい私のお気に入りの靴です。
そして、見た目の派手さだけではなく、中底を使用しない独特の製法は、足馴染みの良い抜群の履き心地と美しいフォルムを生み出しています。手作業で縫い付けられるモカの味わい深い独特のシワもパニャニーニならではのものです。それに華奢に見える靴ですが、見た目よりも以外と丈夫で、すでに何百回か履いてますが、レザーソールも丈夫で型崩れも無く、独特の製法によるパニャニーニの作りの良さを感じます。






見た目のインパクトに履くのを躊躇してしまいそうですが、履いてみると、実はとても合わせやすい靴です。様々なスタイリングに良く似合います。
パニャニーニは、特に春夏に良く似合う靴です。暖かくなるこれからの季節にオススメです。「気なるけど赤はちょっと…」と思われてる皆様、是非履いてみて下さい。とても気に入っていただけると思います。最初は、足元をジロジロと見られますが、すぐに慣れるので大丈夫です。



2015年2月

RENATO PAGNANINI/レナート パニャニーニ
スエードビットローファー  \39,000+TAX
カラー レッドスエード  サイズ 39〜42  牛革  

イタリア製




Vol.74 今回の“言ワズモガナ”はラウンジリザードのストレッチデニム×シェービング×ペインティングスーパースリムです。

ウンジリザードからペインティングのスーパースリムが入荷しました。今まで何度かペインティングジーンズは作られましたが、今回は10年位前にペンキを飛ばしたタイトなジーンズを目当てにショップに行列を作った、あの名作ペインティングデニムの復刻版的ジーンズです。シェービング加工はとてもリアルでペインティングもより自然な感じで、そしてストレッチがとても良く効いた進化版ペインティングスーパースリムです。確か当時はストレッチ素材ではなかったと思います。このストレッチ感は今では欠かせなくなりました。
ピタピタに細いラウンジリザードのスーパースリムは、ブランド代表する象徴的なジーンズでもあります。私も最初にスパースリムに足を通した時の細さに驚いたのを憶えています。当時こんなピタピタでカッコいいジーンズはどこにもありませんでした。今では普通にスキニージーンズという名前で呼ばれるようになりましたが、当時はそんな呼び名はありません。ヨーロッパのハイブランドがコレクションでピタピタのジーンズを発表して注目され、多くのブランドがタイトなジーンズを作るようになってからでしょうか。








時代が変わり、流行が変わろうともラウンジリザードのスーパースリムはいつもピタピタです。私の中で、ラウンジリザードのピタピタのスーパースリムからは、ナヨッとした女々しさではなく「骨太の男らしさ」を感じます。時代は変わろうともぶれることの無いラウンジリザードのスーパースリムの細さにラウンジリザードの「ぶれない美学」を感じます。
老いも若きも時代が変わっても体形が変わらなければいつの時代でもカッコよく男らしく穿けるのがラウンジリザードのスーパースリムジーンズだと思っています。


2014年11月

ラウンジリザード  STRETCH DENIM×SHAVING×PAINTING SUPER SLIM   \27,000+TAX

カラー インディゴ、ブラック   サイズ 1、2、3   
コットン96% ポリウレタン3%

日本製












Vol.73 今回の“言ワズモガナ”はロークのキルトタッセルローファーですです。

の世代では、ロークのタッセルローファーといえば、モッズのファッションアイコン、ポール ウエラーが履いてたこともあり、モッズの人たちの愛用靴というイメージが強く、個人的には、何となく避けてた靴でもありました。
それが、近年とても気になってきました。本来クラシックなはずの靴ですが、英国のローファーにしては、ボリューム感のあるフォルム、大げさなくらい大きなキルトにタッセル、キルトにあわせたような大ぶりのモカ縫いなど、この独特のフォルムのある意味ダサい雰囲気が、最近では、逆にとても新鮮でお洒落に感じます。
この独特の雰囲気が、今時感のあるテーパードシルエットのパンツによく似合います。efgの提案するスタイリングにもとても良くマッチする靴です。
もちろん、モッズの人たちがタイトなパンツに合わせたように、タイトなパンツにとてもよく似合います。ラウンジリザードの名作、スーパースリムジーンズに合わせてクールに履きこなすのもオススメです。
このタッセルローファーは、マーチンソールかレザーソールをチョイスできますが、個人的には、羊羹のような半透明のマーチンソールが昔から苦手で、efg的にはレザーソールをチョイスしました。カジュアル感の強いマーチンソールではなく、レザーソールにすることで、このちょっとダサい独特のフォルムに、エレガントで大人っぽい雰囲気を演出します。




一見、クセの強い靴でもあり、似合う似合わない、好き嫌いがはっきりする靴だとは思いますが、この独特の雰囲気は、履きこなせればとても洒落た靴だと思います。
是非、若者から洒落たオヤジまで、素敵にこの靴を履きこなしてもらいたいと思っています。


2014年10月

Loake/ローク 
Brighton キルトタッセルローファー   \44,000+TAX


カラー ブラック  サイズ 6〜

英国製










Vol.72 今回の“言ワズモガナ”はReのハイゲージウールタートルネックです。

分久しぶりにタートルネックが復活しそうです。タートルネックが流行したのは、20年以上前の話で、それ以来タートルネックが流行る事はなく、流行りそうで全く流行らないのがタートルネックでした。長い間、ネックはVネックが主役で、近年クルーネックが増えてきてきました。最近、開いたネックに少々食傷気味かもしれません。やっとタートルネックの出番でしょうか。ただ、復活といってもアウターのインに合わせるのにVネックかクルーネックだったのが、選択肢としてタートルネックが加わるぐらいの感じだと思います。昔と違い着こなしも多様化しており、昔のような流行り方はしないとは思いますが…。
タートルネックというアイテムは、一枚で着るとちょっとマヌケな感じがします。逆にアウターのインナーにはジャケットでもブルゾンでもコートでもとても相性の良いアイテムです。
今回紹介するReのタートルネックは、長年好評を頂いてるハイゲージウールVネックのタートルネックバージョンです。カットソー感覚で使えるVネックニットは、薄手で柔らかく丈夫で肌触りの良い高級ウールを使用し、毛玉にならず水洗いできて、とても扱いやすく、そして洗練されたデザイン、抑え目の価格設定で発売当初から現在も大好評のニットです。
今シーズン、タートルネックはローゲージやミドルゲージのセーターらしいタイプが多いですが、Reのタートルネックの薄手で滑らかな肌触りは、Vネック同様にカットソー感覚で使える所がポイントで、早目から使えて実用的で着こなしの巾も広がります。



長年日の目を浴びなかったアイテムなので、オジサン世代には懐かしく、若い世代には新鮮に感じるアイテムだと思います。この秋冬は、アウターのインにタートルネックを合わせてみてはいかがでしょうか。着こなしがとても新鮮に感じると思います。
個人的には、60年代や70年代っぽい匂いのする、ちょっとダサい雰囲気のオフホワイトのタートルネックがとても気になります。

2014年9月


Re made in tokyo japan
High Gauge Wool Turtle Neck   \11,000+TAX

カラー オフホワイト、杢グレー  サイズ S、M、L  ウール100%

日本製















Vol.71 今回の“言ワズモガナ”はKIIT/キートのウールパンツです。

シーズンから新たに始めたブランド"キート”からパンツが届きました。キートは、パンツ専業ブランドではなくトータルブランドですが、パンツのシルエット、雰囲気が気に入りパンツだけを仕入れました。
ちなみにキートは日本のブランドです。トータルなイメージは、クリーンでモードな北欧っぽい匂いのする服でしょうか。個人的には、ちょっとモードな匂いのするパンツをやりたいと思ってました。
キートのトータルなブランドイメージとは違うかもしれませんが、キートのパンツはクリーンでモードな雰囲気の中にもカッチリし過ぎず程よいヌケ感がある所が私の好みです。
ウールパンツはカタチは2型あり、同じ素材でタイト目とルーズ目があります。両方とも裾を絞ったテーパードシルエットで、レングスは短めです。タイトモデルは、裾が比翼仕立てのボタン仕様になっています。
真夏のこの時期ですが、入荷早々とても好評です。私もタイト目もルーズ目もとても気に入っています。個人的には、パンツのレングスが短めなので、丈の長いウールコートやちょっとモードな匂いのするこのパンツにハードなルイスレザーのWのライダースを合わせたいです。それに足元は、短靴からブーツ、ローテクスニーカーからボリューム感のあるハイテクスニーカーまでバランスよく合わすことが出来ます。



  
やはり、パンツを素敵に穿きこなすには、靴とパンツの相性の良さもとても重要なポイントだと思います。
私もこの秋冬は、きれい目でモードっぽく、そして抜け感のあるキートのウールパンツを大人っぽく素敵に穿きこなせればと思います。


2014年8月

KIIT/キート
イベリコウールブロークンツイルパンツ  \23,000+TAX 
カラー グレー  サイズ 1、2、3   ウール100%

W/Cグレンチェックパンツ  \21,000+TAX 
カラー ブルー×グレー  サイズ 1、2、3  ウール70% コットン30%

日本製
























Vol.70 今回の“言ワズモガナ”はスタンダードカリフォルニアのベーシックラインSD 2Pパックタンクトップです。

スタカリの2枚パックのタンクトップを個人的にとても気に入って愛用しています。スタカリ自体は、2年ぐらい前から取り扱ってないのですが、このタンクトップを非常に気に入っており、ほとんど毎日に着ています。
流石に最近くたびれてきてしまい新しいのが欲しいのですが、このタンクトップに代わるものが無く、個人的に欲しくてタンクトップだけまとめて注文しました。
このタンクトップの特徴は、生地はコットン100%で伸縮性に富んだ薄手のテレコ素材を使用しています。とても肌触りが良く薄手なのに耐久性もあります。胸、脇の開き加減が丁度良く、縁の細いバインダー仕上げが洗練された印象です。
そして着丈が長く、この丈の長さが中々無くてとても気に入っています。パンツにインできて、出しても体にフィットするので丁度良く腰の所で溜まります。私の世代(40代)だとインナーをズボンの中に入れないと落ち着かない人も多いと思いますが、私もそうです。最近の股上の浅いパンツにもこのタンクトップはインできてとても落ち着きます。(ちなみにタンクトップを出した方がよい着こなしの時はインしませんが。)



私の場合、シーズンを問わずシャツを着ることが多く、このタンクトップが必需品です。シャツの胸元から少し覗くタンクトップやシャツから透けて見えた時のラインもオヤジのランニングとは無縁の似て非なるものでしょうか。
今シーズンも透け感のある麻シャツや綿シャツが大好評でしたが、インナーにスタカリのタンクトップはいかがでしょうか。透けて見えるタンクトップがなかなか素敵に見えると思います。

2014年6月

STANDARD CALIFORNIA
BASIC LINE SD 2P PACK TANK TOP   \4,800+TAX 
カラー ホワイト  サイズ S/M、M/L  コットン100%

日本製















Vol.69 今回の“言ワズモガナ”はスロウガンの「A NEW ROMANTIC PARIS T」です。

『A NEW ROMANTIC PARIS』と今時使いそうにないダサいフレーズが胸にゴールドの箔プリントでプリントされたスロウガンのTシャツ。
いかにも80年代、90年代前半によく使われたようなダサいフレーズのプリントが、逆に新鮮でオシャレに感じるのは私だけかもしれませんが.....。
シルエットも当時のTシャツのようなゆったりとしたシルエットで、リブも太めで首が詰まってて、袖幅が太く完全に肩が落ちたシルエットが当時を彷彿させます。最近は、ユトリのあるTシャツも増えてきて、BIGシルエットとか言いますが、当時はこんなもんでした。
ボディーも昔風にやや肉厚の生地を使用し、プリントもゴールドの箔プリントに陰影を付けて立体感のある無意味にゴージャスな感じがバブルっぽくて、アメカジのプリントTと一線を画します。

そんなお気に入りのTシャツとショーツをコーディネートしました。ショーツもスロウガンのトライバルジャカードやUSカモのゆったり目ショーツを合わせました。このTシャツにはショーツもルーズな方が気分です。上下ともユルい力の抜けた着こなしです。そして、着こなしのポイントは、太い袖を2、3度ロールアップすることです。ここが重要で、ルーズなバランスのTシャツの袖をちょっと捲くることで洗練された雰囲気に着こなすことが出来ます。



私的には、このルーズなシルエットとダサいフレーズのプリントが、どことなく懐かしくて新鮮に感じてとても気に入っています。皆さん、今年の夏は、このちょっとダサいニューロマンティックパリTシャツを素敵に着こなしてみませんか?

2014年6月


スロウガン  A NEW ROMANTIC PARIS T   \9,000+TAX


カラー グレー、ネイビー  サイズ 1、2、3   コットン100%

日本製




















Vol.68 今回の“言ワズモガナ”はアングレーのリネンホリゾンタルカラーシャツです。

ングレーの素敵な長袖リネンシャツが入荷しました。アングレーは、イタリアの高級テキスタイルメーカーの生地を使用し、こだわりの仕様と高い技術で、日本人に合うイタリアンテイストのシャツ作りを得意とする日本のブランドです。
今回、紹介するリネンシャツもカンクリーニ、ソルビアッテイ、GDAなどイタリアの老舗高級テキスタイルメーカーのリネンを使用しています。使用している花柄プリントや小紋プリント、リネンシャンブレーからは、イタリアの高級テキスタイルメーカーのリネンならではの上質で艶のある雰囲気が漂います。そんなイタリアンリネンを使いこだわりの技術で作られるイタリアンテイストのカジュアルシャツからは洗練された大人の色気を感じさせます。
日本人が作るイタリアンテイストのシャツは、ディテールやサイジング、シルエットもとてもバランス良く美しく仕上がっています。






efgでは、今シーズンも様々なタイプのショーツを提案していますが、ショーツを大人っぽく素敵に穿きこなすには、やはり長袖シャツがオススメです。中でも麻シャツのシワ感や透け感は、春夏ならではの清涼感、季節感が漂います。
これからの暖かな季節、ショーツスタイルはもちろん、きれい目からリラックスしたスタイリングまで、アングレーの大人の色気漂うリネンシャツの袖を捲くって、男っぽく素敵に着こなしてみてはいかがでしょうか。

2014年5月

ANGLAIS/アングレー  
リネンホリゾンタルカラーシャツ  \16,000 \18,000+TAX
麻100%

日本製




















Vol.67 今回の“言ワズモガナ”はトリッカーズのM5633 efg別注モデル「グリーン」です。 

efgで別注するトリッカーズも5回目を向かえ、そろそろ新色も加えたいと思ってました。ただ、アッパーとソールとの色のマッチングを考えると、赤以上のカラーが中々見つからなかったんですが、昨年の秋の展示会で、トリッカーズの山のような革見本の中から見つけたのが、このグリーンの革見本でした。靴のサンプルでも、このグリーンの革を使ったトリッカーズは無かったので、革見本のきれっぱしで、ソールと鳩目の色とのマッチングを想像しオーダーしました。
靴が届いてみると、深みのあるイギリス伝統のブリティッシュグリーンにベージュのソールとのマッチングも想像以上に良い出来映えでした。
ソールは、いつものオイルドフレキシブルソール。このソールを見つけたのが、トリッカーズの別注を始めたきっかけです。トリッカーズの中でもカントリーラインだけが持つ独特のフォルムはとても魅力的でしたが、ソールの返りが悪く硬くガチガチの履き心地は、中年の私の足には耐え難いものでした。いくら名作と言われる靴でも、そこは譲れないところで、それが我々が敢えて別注する理由です。希少性を売りにしたり、奇をてらって別注をする訳ではありません。靴を履く上で、履き心地は最も重要な部分だからです。


 
トリッカーズの名作カントリーラインのウイングチップに履き心地を兼ね備えたefg別注モデル。今回、新たに加わったブリティッシュグリーンのウイングチップ。気品漂うブリティッシュグリーンが、エレガントでとても素敵だと思うのですが、皆さんいかがでしょうか。

2014年3月


Tricker's/トリッカーズ  M5633 efg別注モデル  \68,000+TAX
カラー グリーン  

英国製

※ちなみに写真下段は、店長私物の赤トリで、そのヨコは、私が若かりし頃に履いてたトリッカーズのカントリーです。固くてソールが曲がりません
















Vol.66 今回の“言ワズモガナ”はスロウガンのカラーストレッチ5Pです。

ロウガンより素敵な春のカラーパンツが入荷しました。カラーパンツは、やはり春によく似合います。
カラーパンツと言うアイテムは、とても春らしく季節感を感じさせてくれるパンツですが、反面、微妙で難しいアイテムでもあります。色によっては、お調子者っぽくも見えてしまうし、カタチによっても、ナンチャってイタリア人風に見えてしまいそうです。
このスロウガンのカラーパンツ、何色かあった中でグリーンとブルーがとても気に入りました。私としてはパステル系ではなくメリハリのあるカラーパンツを探してました。そして、上質な素材に製品染めを施したパンツは、派手さの中にもとても味わいのある色、風合いに仕上がっています。

カタチは、NEW定番のデニムと同じパターンで、股、太腿にやや余裕を持たせて、ヒザから下は細いストレートシルエットになっています。程よいリラックス感もありながらも上品にも合わせられるカラーパンツです。
スソは、フルレングスでも踝を出してロールアップしてもバランスがよいカタチで、この手の派手なパンツは、ロールアップして色の分量を少なく見せると、より穿きやすく素敵に穿きこなせます。





そして、カラーパンツには、やはり白シャツです。その上にショップコートやジャケット、ネイビーやグレーのカーディガンなどでシンプルに合わせてみてはどうでしょう。カラーパンツがポイントなので、他に差し色を使うのは禁物です。足元は、スプリングコートのGUやクラウンのダンスシューズ。もちろん色は白。やはり靴は白でクリーンに軽やかに、そしてリラックスした感じで合わせたいです。
2月に入り、そろそろ暖かな春が待ち遠しくなってきました。スロウガンのカラーパンツは、そんな春の気分を感じさせてくれます。この春は、派手だけど味わいがあり、上品にも合わせられるスロウガンのカラーパンツを大人っぽく素敵に穿きこなしてみてはいかがでしょうか。

2014年2月

スロウガン  カラーストレッチ5P  \21,000+TAX

カラー ブルー、グリーン  サイズ 1〜6  コットン97% ポリウレタン3%

日本製











Vol.65 今回の“言ワズモガナ”は、Reのナローリブポケットトレーナーです。

eクロージングの早川さんに以前から洒落た大人のトレーナーを作って下さいとお願いしてました。
数年前に製品化してもらった時は、我々のイメージしてたモノとは違っており、ウチの店では扱いませんでしたが、この度、イメージに近いトレーナーが出来上がりました。
何度かトレーナーについてのやり取りをしましたが、中々難しく、それで、店長が最も気に入ってた十数年前に発売された、あのPPCMのトレーナーを送り、このイメージで作って下さいとお願いしてました。
元ネタのPPCMのトレーナーは、当時パーカーとトレーナーが有り、長年ウチの店に来て頂いているお客様は、いまだにお持ちの方もおられるとは思います。今でこそオシャレなトレーナーを見かけますが、当時トレーナーと言えば、ゆったりとしたダバダバのトレーナーやロゴやプリントを売りにしたトレーナーがほとんどで、拘ったトレーナーと言えばガチガチのビンテージタイプのトレーナーでした。そんな中、PPCMのトレーナーは、素材、シルエット、デザインともに素晴らしく、洗練された大人のトレーナーとして大好評でした。
ナローなリブや首周りのデザイン、すっきりとしたラグランスリーブなど、当時の名作トレーナーを踏襲しながらも、軽く着心地の良いライトウェイトのスエット生地を採用し、シャツに重ねてもストレスが無く、サイドにはポケットを付け、ポケットの内側は配色になったメッシュ素材を使用しています。このポケットは、シンプルなデザインが必須であるトレーナーの唯一のアクセントになっています。ポケットが付いている事もありますが、スッキリとしたアームホールに対して、身頃はややユトリを持たせています。


このトレーナー、一枚で着てもシャツとレイヤーしても様になるトレーナーです。今まで、どちらかと言えば厚手のトレーナーらしいトレーナーが多く、Reのトレーナーの様に軽く薄手のトレーナーは少なかったでしょうか。
暖かくなってきて、カタチは洗練されてるけど、ライトでユルイ雰囲気のこんなトレーナーが春らしくて今の気分なのかもしれません。


2014年1月


Re made in tokyo japan   

Narrow Rib Pocket Trainer  \8,500+TAX

カラー トップグレー、ネイビー  サイズ S、M、L  コットン100%

日本製



















Vol.64 今回の“言ワズモガナ”は、リングヂャケットのホースライディングコートです。

回紹介するリングヂャケットのホースライディングコートは、クラシックな乗馬用コートを現代的にモディファイし、細身でありながらも着心地、着こなしを損なうことなくスーツの上からスタイリッシュに着こなせる大人のコートです。
デザインは、トレンチほどクド過ぎずステンカラーほどシンプル過ぎないデザインで、ラグランスリーブにもかかわらず、すっきりと見せる袖のラインが絶妙で、スーツの上から着たときの美しいシルエットは、流石リングの作るコートです。
素材は、メモリーポリエステルという形状記憶素材を使用し、化繊なのにとても味わいのある素材感で、スーツの上に着たときもカッチリし過ぎず、こなれた感があり、とても雰囲気よく着こなせます。しかも軽く雨風にも強く、脱いだ時にもかさばらず、丸めてもシワなりにくく、シワが付いても手で何度かはらうだけで元に戻ります。コート素材として一般的なゴム引きのコットン素材とは違う独特な表情が味わえます。
12月に入り、そろそろスーツだけでは寒い季節です。折角、いいスーツを着てても、スーツだけで寒そうに背中を丸めて歩く姿はちょっと寂しい感じです。やはり、いいスーツの上にはカッコイイ洒落たコートを着こなしたいです。



日本の誇るテーラードファクトリー、リングヂャケットが作るホースライディングコート、是非一度袖を通してみて下さい。

2013年12月


リングヂャケット  ホースライディングコート  \63,000

カラー ネイビー、ベージュ  サイズ 44、46、48 
 
ポリエステル100%

日本製


























Vol.63 今回の“言ワズモガナ”は、スロウガンのアラン柄大人のスタジャンです。

長が以前、スロウガンのデザイナー小林さんとの話の中で、「アランセーターをスロウガン的に再考して下さい」とお願いしてたところ、今シーズン小林さんがスロウガン的アランニットを表現してくれました。その一つが、この“アラン柄大人のスタジャン”です。
名作“大人のスタジャン”もカシミヤに始まり、ツイードやべビーアルパカバージョンも大好評でした。それを今回、日本製アラン風ニットで表現しています。
最初は、袖革の上品なシープスキンと素朴で洗練されていないイメージのアラン風ニットとのマッチングがどうかと思いましたが、上品なシープスキンとは対照的なローゲージに編まれたアラン風ニットのマッチングが予想以上に素晴らしく、着心地もカシミヤタイプにも劣らぬ最高の着心地です。木製ボタンはアラン風ニットに良く馴染んでおり、裏地は従来のフェークミンクに小林さんが撮影したパリの素敵な街並みのフォトがプリントされた背当て布が付いており、見えない所にもスロウガンらしい拘りを感じます。
“大人のスタジャン”と名付けられ発売から7シーズン経ちました。大人のスタジャンと言えば最高級カシミヤにしなやかなシープスキン、洗練されたデザインが魅力です。そして、このちょっと変り種の“アラン柄大人のスタジャン”、洗練されたデザインに味わい深いアラン風ニットのマッチングが、とてもお洒落で大人な雰囲気が漂ってて、私はとても気になるんですが..... 。

スロウガン  アラン柄大人のスタジャン  \81,900

カラー ブラウン  サイズ 1、2、3  ウール100% シープスキン

日本製
  2013年11月






Vol.62 今回の“言ワズモガナ”は、リングヂャケットのクリーミーワッフルジャケットです。

リーミーワッフル”と名付けられたリングヂャケットのオリジナル素材。昨年までのオリジナル素材バルーンウールの進化系素材です。
その名の通り滑らかな指通りと温かみのある肌触りが特徴で、これは“バルーンウール”と呼ばれたクリンプの強いウール糸に熱を加えて風船のように膨らませた定番素材に、英国産の羊毛をブレンドすることで、このふんわりした生地感を生み出しています。
そんなオリジナル素材を使い日本の誇るテーラードファクトリーが作り出すジャケットは、見た目にもとても美しく、立体的で体に吸い付くような着心地は格別です。そして、立体的で美しい仕上がりからは、随所に職人の手仕事による拘りと高い技術が見て取れます。
私が思うに、靴にしろスーツやシャツにしても、あるいはカジュアルなアイテムにしても、上質なものに共通しているのは見た目が美しいと言うことです。デザイン的なセンスももちろんありますが、職人の手が多く掛かっているモノは値段も高くなるわけで、上質なモノは、やはり美しいわけです。
そういう意味でも、このクリーミーワッフルジャケットは、とても美しいジャケットです。是非、実際に素材に触れて、着てみて感じて頂ければと思います。




ちなみに、外してしまうものですが、下げ札や袖に縫い付けられたタグのデザインも良いですね。柔らかなクリーミーワッフルの素材感が伝わってきそうです。

2013年10月


リングヂャケット  クリーミーワッフルジャケット  \69,300

カラー ネイビー、グレー  サイズ 42、44、46  ウール100%

日本製




















Vol.61 今回の“言ワズモガナ”はスロウガンのベビースーリーアルパカ “大人のスタジャン”です。  

ロウガンの大人のスタジャンと言えば、確か発売されて7年は経つと思いますが、発売以来、うちの店には欠かせぬ逸品です。私も最初に発売された大人のスタジャンをいまだに愛用しています。(初期のモデルは袖のリブにラインが入ってました。)
最初に展示会で、このスタジャンを試着した時の衝撃は、スタジャンの概念を変えました。身頃にはカシミア、袖には柔らかで上質なシープスキンのコンビネーションは、上質なカーディガンを羽織るような感覚でした。
それに着てみて分かるのですが、非常に洗練されたデザインは、着こなしの巾が広く、例えば、ルーズなデニムやスエットパンツなどで合わす力の抜けたスタイリングから、キレイな細身のリジットデニムやウールのスラックスで上品でキレイ目に合わすスタイリングまで、とても素敵に着こなせます。そして、従来のアメカジ的スタジャンには無い、シャツとの相性の良さも、大人ぽっく洗練された着こなしの巾を広げています。
私も最初のシーズンから相当着てるので、そろそろ新しい大人のスタジャンを新調したくなってます。それで、次に着るならと思うのが、このベビースーリーアルパカ “大人のスタジャン”です。
希少性の高いスーリー種の最高級ベビーアルパカを使用しており、毛足が長く、滑らかで光沢感のある素材は、カシミアとは一味違う迫力のある雰囲気です。シープスキンとの相性も良く、ちょっとゴージャスな雰囲気がそそられます。



長くやってるので、常連のお客様には随分と愛用していただいてます。2着目、3着目とお持ちの方も結構いらっしゃいます。それだけ、この“大人のスタジャン”には魅力があるのだと思います。
カシミアバージョンやツイードバージョンを愛用していただいてる皆様、次の一着は、このベビースーリーアルパカ “大人のスタジャン”はいかがでしょうか。


2013年10月


スロウガン  
ベビースーリーアルパカ 大人のスタジャン  \86,100

カラー ブラック×ブラック、ネイビー×カフェオレ  
サイズ 1、2、3  
アルパカ73% ウール21% ナイロン6%  シープスキン

日本製
















Vol.60 今回の“言ワズモガナ”は、キジマタカユキのカシミヤワッチキャップです。

coeur /クール改め今シーズンより、kijima takayuk/キジマタカユキにブランド名が変わりましたが、ブランドコンセプトは、「シンプルな装いの中にも存在感のある、トータルコーディネイトで生きる帽子」とcoeurの時と変わりません。
そして、今回紹介するのは、クール時代からウチの店には欠かせないカシミヤ100%のメイド・イン・ジャパンのワッチキャップです。
正直、とても高価なワッチキャップです。でも、その被り心地は、カシミヤ100%のワッチキャップでないと味わうことの出来ない贅沢な被り心地です。
被り心地と言うのは、被ってる本人にしか分からないものですが、最高の肌触りとストレスを感じない被り心地は、他のニットキャップでは味わうことが出来ません。
普段、ニットキャップを被られない方から、ニットキャップを沢山お持ちの方まで、カシミヤ100%の贅沢な被り心地を是非味わってみて下さい。






2013年9月

HAT MAKER KIJIMA TAKAYUKI  

カシミヤワッチキャップ  \14,700

カラー ブラック、グレー、ブラウン  サイズ F  カシミヤ100%

日本製




















Vol.59 今回の“言ワズモガナ”は、スロウガンのジャガードフラワーシリーズです。

花柄のアイテムというものをこの歳まで着た事の無い私も、この度、スロウガンがリリースした小花柄のジャガードフラワーシリーズを見て是非着たくなりました。
それで今回、トレーナーにパーカー、ジップブルゾンにスエットパンツと4型もやってます。ジャガードフラワー尽くしです。
小花柄と言うとリバティープリントに代表される、どちらかと言えば甘い印象で、似会う似合わない好き嫌いが分れるアイテムです。
なので、自分が小花柄を着るキャラでもないし、似合わないと思ってる方も多いと思います。
そんな皆様に是非オススメしたいのが、スロウガンのジャガードフラワーシリーズです。甘さとは無縁のスロウガンならではの味わい深いジャガードフラワーは、まさに「大人の小花柄」とでも言いましょうか。どちらかと言えば、味わいのある大人の男性に着て欲しい小花柄です。とても素敵に着こなせそうです。
個人的には、「大人の小花柄」をきれいめなジャケットのインや逆にハードなレザーライダースのインにレイヤーしたり、スエットパンツはジャケットやレザーライダースのハズシアイテムとして合わせてみたいです。



お盆を過ぎても厳しい残暑が続いてます。この素敵なジャガードフラワーを着るのは、当分先の事でしょうか。秋が来るのが待ち遠しくなります。

2013年8月

ジャガードフラワートレーナー  \18,375  
ジャガードフラワーパーカー  \19,950
ジャガードフラワージャージ  \21,000
ジャガードフラワーパンツ  \24,150

カラー モス  サイズ 1、2、3  コットン100%   

日本製

























Vol.58 今回の“言ワズモガナ”は、クラウンの“ダンスジャズ チャッカ”です。

国のダンスシューズブランド【クラウン】の“ダンスジャズ”に、今回、ハイカットのチャッカタイプが新たに登場しました。
大好評の“ダンスジャズ”に気を良くした日本の代理店が別注したようですが、思った以上に小洒落た雰囲気に仕上がっています。
日本人は、海外メーカーに別注して、微妙な雰囲気や「らしさ」を壊すことなく日本人らしいセンスで作り上げるのが、とても上手です。このチャッカタイプもそんな感じでしょうか。
革靴でもなくスニーカーでもない独特の雰囲気を持つクラウンの“ダンスジャズ”。チャッカタイプもローカット同様に、シンプルで力の抜けたスタイリングに、とても丁度良いシューズです。
入荷が思ってたより早く、折角なので夏のショーツスタイルに合わせてみてはどうでしょう。見た目にもライトで力の抜けた雰囲気は、ショーツに合わせても素敵なシューズだと思います。



2013年7月

CROWN/クラウン  DANCE JAZZ  チャッカ  ¥12,600
カラー ホワイト  サイズ 8〜10  牛革

英国製


















Vol.57 今回の“言ワズモガナ”は、インディビジュアライズドシャツ ピンオックスフォード EFG STORE別注スリムフィットモデルです。

注していたインディビの新作が入荷しました。今回は素材にピンオックスを使いました。
大好評のレガッタオックスフォードは、肉厚で着込めば着込むほど味わいを増していく昔ながらのアメリカンオックスを再現した素材でしたが、今回使用するピンオックスは、かなり薄手の軽やかなオックスで、滑らかで上品な質感はブロード素材のようですが、上品な中にもブロードにはないカジュアル感も併せ持っています。
カタチはもちろんスリムフィットモデルで、襟は小襟、ポケットは小ぶりのレディース用ポケットを付け、サイズにより着丈を調整しています。別注レガッタオックスをお持ちのお客様にも是非オススメしたい新作です。
今回、肌寒い梅雨時と、夏に使える長袖シャツを意識して敢えて6月に入荷するようにオーダーしていました。








レガッタオックスだとさすがに夏は暑いと思いますが、今回別注したピンオックスタイプは、夏でも使える長袖シャツです。
これからの季節、袖を捲って軽やかに颯爽と白い長袖シャツを着こなすのも大人な感じで良いのではないでしょうか。



2013年6月


インディビジュアライズドシャツ 
ピンオックスフォード EFG STORE別注スリムフィットモデル ¥19,740

カラー ホワイト  サイズ 14〜15H   コットン100%

米国製













Vol.56 今回の“言ワズモガナ”は、半袖シャツです。


こ数シーズン、春夏は七分袖や五分袖シャツが多くて、半袖シャツのバリエーションも少なかったのですが、今シーズンは、久しぶりに半袖シャツがいい感じです。
今シーズンは、意識的に半袖シャツのバリエーションを増やしており、それぞれのブランドで、テイスト、雰囲気は違いますが、色々なタイプの半袖シャツを提案しています。
個人的には、夏場に男らしくシャツを着こなすには、長袖か半袖シャツだと思ってますが、半袖シャツの袖は更にロールアップして男くさく着こなしてみてはどうでしょう。
腕は出す部分が多いので、ボトムスはフルレングスのパンツがバランスよく合わせれます。逆にショーツだと、長袖シャツがバランスよく大人っぽく着こなせます。もちろん、真夏は半袖シャツにショーツでも全然大丈夫です。



梅雨に入っても、雨より蒸し暑い夏のような日が続いてますが、まだ6月だと思うと夏は長いですね。半袖シャツが活躍しそうです。
今年の夏は、半袖シャツを男らしく素敵に着こなしてみてはいかがでしょう。



2013年6月

ラウンジリザード、フジト、スティルバイハンド、マーカウエア、他

日本製






















Vol.55 今回の“言ワズモガナ”はパラブーツのレザーサンダル NOUMEA/ヌメアです。


NOUMEA【ヌメア】というパラブーツのストラップサンダルは、何と言っても履き心地の良さが特徴です。
このサンダル、ソールの厚さは、足先で約 5mm という薄さ。しかも薄いレザーに自社生産のラバーを張り付けています。
そのため、ソールの返りが信じられないほど良くて気持ちが良く、踵はホールドされるので非常に歩き易く、長時間履き続けても疲れを感じそうにありません。
しかも、世界の靴メーカーでラバーソールを唯一自社生産する パラブーツのラバーソールは、なかなか擦り減らないことでも有名です。もし履きつぶして摩耗してもソール交換が可能というのも気が利いています。
そして、気持ちのよい抜群の履き心地もさることながら、洗練されたデザインも魅力です。この手のストラップサンダルは、野暮っくなりがちですが、パラブーツの【ヌメア】は、薄いラバーソールに、スッキリと洗練されたデザインがマッチした、とても上品でスタイリッシュな大人のサンダルです。





5月も中旬を過ぎて、そろそろサンダルの季節です。パラブーツならではの快適な履き心地に、洗練されたデザインの【ヌメア】で、この夏は、ちょっときれい目なサンダルスタイルはいかがでしょう。

2013年5月


Paraboot/パラブーツ  NOUMEA【ヌメア】  \23,100

カラー ブラック、マロン  サイズ 40、41、42  牛革/ラバーソール

イタリア製






















Vol.54 今回の“言ワズモガナ”はフジトのムラ糸セルビッチダンガリージレです。

敵なジレが入荷しました。フジトのムラ糸セルビッチのダンガリーを使った上品なジレです。
このジレ(ベスト)は、ムラ感のあるとても味のあるの素材を使いながらも、ワークティストに泥臭く作るのではなく、あくまでも上品に洗練された雰囲気に仕上げられています。作りはクラシックで上品、でもカッチリしすぎずリラックス感が漂う、その辺りのさじ加減が絶妙でしょうか。
ジレは、使いやすく着こなしの巾が広がるとても洒落たアイテムです。白い麻や綿シャツ、Tシャツの上にサラっと羽織るだけで随分印象が変わります。
それに、これから夏に向けて薄着になる季節、ちょっと体型が気になってきたと言う方にもジレを羽織ると意外とスッキリと見せてくれます。
これから暖かくなってくると着こなしもシンプルになり、ちょっと寂しい気もします。そんな寂しい着こなしに、これからの季節フジトの素敵なジレをプラスして、上品な中にもリラックスした、余裕ある大人のジレスタイルを気取ってみてはいかがでしょう。
何だか今年の春は寒い日が多いですが、5月に入りそろそろ暖かくなってほしいものです。




ちなみに同素材のゆるいテーパードパンツが近々入荷予定です。個人的には、ジレと同素材のパンツでセットアップスタイルも気になっています。

2013年5月

FUJITO/フジト  ムラ糸セルビッチダンガリージレ  \25,200
カラー ブルー、ブラック  サイズ S、M、L、XL  コットン100%

日本製



























Vol.53 今回の“言ワズモガナ”はローファーです。

夏と言うこともありますが、随分久しぶりにローファーが復活しました。近年、テーパードシルエットのパンツが増えたのも、ローファー復活の一因でしょうか。
パンツのシルエットと靴のカタチとは、密接に繋がっていて、テーパードシルエットのパンツとローファーは、とても相性が良いのです。しかも、テーパードシルエットのパンツはロールアップに最適で、ロールアップしてくるぶしを見せアンクル丈で合わせたパンツにローファーはとても良くマッチします。レザーの紐靴でも良く合いますが、軽快で肌の見える部分が多いローファーは、春らしくより季節感を感じさてくれます。
4月に入り、ロールアップしてくるぶしを出すのに丁度良い季節になりました。アンクル丈はもちろんですが、暖かくなってショーツ合わせるのもオススメです。例えば、ショーツに麻の長袖シャツの袖を捲り、サンダルの代わりにローファーを合わせてみてはどうでしょう。ローファーを合わせることで、夏場のリラックスしたスタイリングをエレガントで大人っぽく演出してくれます。
今シーズン、イタリア製、フランス製、イギリス製の素敵なローファーが入荷中です。それぞれお国柄によって、フォルムや製法、雰囲気も異なりますが、それぞれに魅力的なローファーです。
私も学生の頃以来、随分久々にローファーを履いてますが、私の世代(40代)だと懐かしく、若い世代の皆さんには、とても新鮮に感じる靴かもしれません。
暖かくなってくるこれかの季節、リラックスした大人のスタイリングに素敵なロファーを加えてみてはいかがでしょうか。

2013年4月





RENATO PAGNANINI/レナート パグナニーニ
スエードビットローファー  \35,700  
カーフコインローファー  \37,800

足馴染みの良いしなやかな履き心地と、美しいフォルムからは、イタリア製ならではの「大人の色気」漂うローファーです。これからの季節、ロールアップしたアンクル丈のパンツやショーツに合わせてみてはいかがでしょうか。


カラー レッド、ネイビー、ベージュ/ブラック  サイズ 39〜42  牛革  イタリア製 


Paraboot/パラブーツ  ローファーDAX/GALAXY   \49,350

フランスのローファーらしい上品なフォルムに、厚すぎずコバの張り出しを抑えたギャラクシーソールがマッチしています。自社生産される丈夫で返りの良い天然ゴムソールは、歩き易く履き心地の良さには定評があります。ボトムスは、フルレングスからアンクル丈、ショーツまで相性が良く、春夏の洒落た大人のスタイリングには欠かせません。

カラー ブラック、ベージュスエード  サイズ 6〜  牛革
フランス製

























Vol.52 今回の“言ワズモガナ”はマーティン フェィジーの3/4ローラーバックルライトウエイトブライドルナローベルトです。

ーティン フェィジーと言えば、英国のベルト専門ブランドで、傑作“クイックリリースバックルベルト”が大好評です。瞬時にベルトを外せるというバックルは、元々ビクトリア時代の消防士さんの為に作られたもので、使ってみればなるほど、この使い勝手の良さにハマってしまいます。未経験の皆様、是非一度試してみてください。
それで、今回紹介するのは、クイックリリースの方ではなく、ローラーバックルナローベルトです。
ベルトと言うアイテムは、パンツの種類、シルエット、合わせる靴、そして季節によっても合わせるものが変わるとても重要なアイテムです。
最近多いテーパードシルエットのパンツに、力の抜けた細いナローベルトが良くあいます。テーパードシルエットのパンツのスソをロールアップしたり、アンクル丈のパンツにオススメのローファーを合わて、このナローベルトを合わせてみてはどうでしょう。
英国製ならではのブライドルレザーを使ったこのナローベルト、巾は約1、75センチで、長さは長めに出来ており、ちょっと垂らす感じです。ライトウエイトのブライドルレザーを使ってるので、最初はピンとしてますが、しばらく使ってると丁度良い感じで垂れてきます。このちょっと垂れる感じが、力が抜けてるけど、だらしなくならず丁度良い上品なバランスです。



私は、ナローベルト好きなので、タイトからルーズなデニム、スラックス、そして、極太のテーパードチノに敢えて細いナローベルトを合わせたりします。
これからの季節、細いナローベルトは、力が抜けてて春らしいリラックスした着こなしに丁度良いアイテムです。普段太いベルトを愛用されてる方にも、是非オススメしたいベルトです。
個人的には、着こなしのポイントとしてチラッと覗いた時の赤いナローベルトが、大人な感じでとても気になります。

2013年3月


Martin Faizey/マーティン フェィジー 
3/4″Rollar Buckle Light Weight Bridleナローベルト  \9,240

カラー ブラック、レッド、ブラウン  サイズ 28、30、32、34  
ブライドルレザー(牛革)  

英国製





















Vol.51 今回の“言ワズモガナ”はタスティングのカラーレザートートバッグです。

ザーのトートバッグならブラックかブラウンが定番だと思いますが、今回紹介するタスティングのレザートートバッグは、ブラックやブラウン以外にも、とてもキレイな色物のレザートートを展開しています。定番カラーも良いですが、春なので、素敵なカラートートが気になります。
タスティング社は、名門レザータンナーとして130年以上の歴史を誇り、ジョンロブ、エドワードグリーン、クロケット&ジョーンズなどの名だたるシューメーカーに最上級のレザーを長年に亘って供給してきました。1990年からは、それまでの皮革業界での高い評価をもとに、自社ブランドの製品を作り始め、伝統的なブリティッシュスタイルを踏襲しながらも、現代的にアレンジされたバッグを英国国内のタスティング工場でハンドメイドにて生産しています。
タスティングのトートバッグは、作り、使い勝手の良さもさることながら、このクオリティーで英国製で、この価格はかなり魅力的です。タスティング社は、他社から革を仕入れる必要が無く、上質な自社の革を使うことが出来るため価格を抑えることが出来ます。
もし価格が一万円以上高ければ、無難にブラックをチョイスしそうですが、この価格はカラートートをより魅力的に見せてくれて、きれいな色のトートバッグを選びたくなります。



カラーのレザートートバッグは、スタイリングのアクセント、差し色としても効果的で、春のスタイリングをとても春らしく演出してくれます。
3月に入り、春らしい暖かな日も増えてきました。この春は、タスティングのカラートートバッグで、スタイリングにより春らしい気分をプラスしてみてはいかがでしょうか。

2013年3月


TUSTING/タスティング 
Bythorn Tote Bag  \29,400 (URBAN LINE)

カラー ブラック、ネイビー、パープル、グリーン、レッド、ターコイズ  
素材 バッファローカーフ  

英国製



























Vol.50 今回の“言ワズモガナ”はクラウンの“ダンスジャズ”です。

ラウンは昨年の秋、日本に初登場した英国のダンスシューズメーカーです。この手のシューズと言えば、フランスのレペットが有名ですが、見た目にも、レペットの“ジャズ”そっくりのこのシューズは、名前も“ダンスジャズ”で本物の練習用ダンスシューズです。
何年か前、レペットの日本での販売権が大手アパレルメーカーに移ってしまい、それ以来ウチの店では取り扱いを止めていました。とは言えウチの店で、レペットの“ジャズ”と言えば、足元の力を抜いたスタイリングには欠かせぬ存在でした。革靴でもなくスニーカーでもない独特の雰囲気を持った“ジャズ”は、他に代わりの無い唯一の存在だと思っていました。
クラウンは輸入代理店の人が、ロンドンで偶然見つけたらしいのですが、昨年展示会で見つけた時はレペットのコピー商品かと思ったぐらいです。
私もレペットの“ジャズ”は愛用してましたが、見た目もそっくりのクラウンの“ダンスジャズ”と比べてみると、レペットはシワの少ないつるっとした薄めのレザーを使っており、クラウンはシボ感のある強度に優れたやや肉厚のレザーを使っています。見た目の高級感はクラウンの方が高そうに見えます。ソールは踵がクラウンの方が少し厚くなっており、その分履き心地が良く感じました。そして、一番の違いは値段です。\10,000を超えるレペットの“ジャズ”に対して、クラウンは\8,190です。(ちなみに初入荷の時は\7,140でしたが、安過ぎたらしく今シーズンから値上がりしました。)それでもレペットに比べかなり安く感じます。この値段の差は、ファッションシューズブランドとして人気のレペットと純粋にダンス用品専門店でダンスシューズとして売られてたクラウンとの違いでしょうか。



どちらかと言えば、春夏向きの靴だと思いますが、昨年の秋に初入荷した時は、ほとんどのサイズがすぐに売り切れたぐらい好評でした。今シーズンのオーダー分も12月に早々と入荷しましたが、真冬なのにもかかわらずとても好評です。
ダンスジャズは、春夏らしい軽快でリラックスしたスタイリングに丁度よい靴です。やはり、春らしいフレンチなスタイリングによく合います。例えば、ボーダーカットソーにスプリングコートを羽織り、ロールアップしてくるぶしを見せたパンツに、ダンスジャズを合わせるのも今年っぽいバランスでオススメです。皆さんも春夏のリラックスしたスタイリングにクラウンのダンスシューズはいかがでしょうか。
ちなみにクラウンは、こう見えて英国靴の聖地“ノーザンプトン”で作られています。流石は英国製です。ブランドロゴはブランド名の通り王冠をモチーフにしたグラフィックがプリントされており、こういう所にも英国っぽさが漂います。


2013年2月

CROWN/クラウン  DANCE JAZZ  \8,190
カラー ホワイト、ブラック  サイズ 7〜10  牛革

英国製














Vol.49 今回の“言ワズモガナ”はスロウガンのスプリングコートです。

年を通じて最も寒さの厳しいこの季節、ダウンJKやウールのコートが手放せません。そんな寒さの厳しい時だからこそ、暖かな春が待ち遠しくなります。
そこで今年初の“言ワズモガナ”は、スロウガンのとても素敵なスプリングコート(スロウガン的にはショップコート)です。
スプリングコートと言えば、梅春には寒いと言われ、暖かくなってくると暑いと言われ、丁度よく着る時が難しく、ある意味「旬」の短いアイテムです。それだけに、返ってお洒落でとても贅沢なアイテムでもあります。
この時期になると、毎シーズンオススメしていますが、春に敢えて着る丈の長いアウターは、とてもオシャレで大人な感じです。
今シーズンもボトムスは、アンクル丈やロールアップしてくるぶしを見せるスタイルが多いですが、丈の長いアウターはアンクル丈のパンツにバランスがよく、とても相性が良いです。
スプリングコートが羽織れるぐらい春らしい日が待ち遠しいですが、もう少し暖かくなったら、くるぶしを出したパンツにスリッポンを合わせて、スプリングコートを軽快に羽織り、まだ寒い春先に颯爽と街を歩きたいものです。でも服をオシャレに着こなすには、多少の我慢は付き物だとは思いますが…。

2013年1月





スロウガン  XXデニムショップコート  ¥39,900


ワークイメージを壊すことなくシルエットを重視したデニムショップコート。いわゆるアメリカ的なワーキングウエアにならないように、袖を細く、その分の運動量をタンカースブルゾンのようなアクションプリーツで補っています。ワークイメージに洗練された印象をスロウガンらしいバランスで表現したデニムショップコート。春にレングスの長いアウターは、とても素敵です。アンクル丈のパンツに合わせたいです。
カラー インディゴ  サイズ 1、2、3  コットン100%
日本製


スロウガン  イタリアンチェックショップコート  \48,300

乾いたくたっとした質感のイタリア製のグレンチェック地を使ったショップコート。内側は、コットンのブランケットのような着脱式のライナーがついており、まだ寒い春先から使えて、寒い時期から一足早く春の気分を味わえるショップコートです。味のある雰囲気やリラックス感、それに洗練されたシルエットが調和したスロウガンらしいショップコート。アンクル丈のボトムスにスリッポンや短靴で春っぽく合わせてみては。
カラー チャコール、ベージュ  サイズ 1、2、3  
表地 エステル100%  ライナー コットン100%  日本製















Vol.48 今回の“言ワズモガナ”はスロウガンのセーターです。

と言えばセーターの季節です。天然素材で作られたセーターからは、フリースなどの化学繊維で作られたモノとは違う天然素材ならではの肌触りと自然な温もりを感じさせてくれます。
今シーズンも素敵なセーターが色々と入荷中ですが、私が、毎シーズン特に楽しみにしているのが、スロウガンのセーターです。
以前、「私の独断と偏見で選ぶこの逸品」でも紹介しましたが、今では、とても貴重な“メイド イン ジャパン”のセーターをブランド創設以来、山形の小さなニット工場で作り続けています。
スロウガンのセーターは、色使い、糸使いが独特で、メンズのセーターには無い雰囲気で、ちょっとダサイ配色だったり、クラシックなノルデック柄をスロウガンらしい遊び心と、カントリーっぽくはならない洗練された雰囲気で表現したり、今シーズンもスロウガンならではの素敵なセーターをリリースしています。
12月に入って例年になく冬らしい寒さが続いていますが、スロウガンこだわりの日本製セーターで、上質な温もりと肌触り、そして、ちょっと贅沢な気分を味わってみてはいかがでしょうか。




個人的には、ウールの長いコートやメルトンのPコート、ダッフルコートのインにさらりと大人っぽく着こなしたい気分です。


スロウガン  オータムカラーボーダーVプルオーバー  \24,150
カラー ネイビー、ピーコック  サイズ 1、2、3  ウール70% アルパカ18% ナイロン12%  


スロウガン  ナチュラルアルパカ刺繍ニット  \30,450
カラー チャコール、ブラウン  サイズ 1、2、3  ウール100%

日本製


2012年12月














Vol.47 今回の“言ワズモガナ”はReのピュアウールニットポロシャツL/Sです。

注していたReのウールニットポロが入荷しました。この長袖ポロは、大好評の“大人のポロシャツ”ことコットン/モダールのドレスニットポロシャツのウールバージョンです。
元々、この長袖ポロは、オジサンっぽくならない洒落た長袖ポロを作りたくて、Reにお願いして作ってもらったのですが、今回別注したウールバージョンも期待通りの素晴らしい出来映えです。
上質でとても細いウール糸で編まれたニットは、滑らかで体に吸い付くような抜群の着心地です。そして、ポロシャツの顔とも言える襟の出来映えは、ボディーと同素材で作ると返って安っぽく貧相になってしまうので、別素材で編み立てたクラシックな減らし襟を採用し、襟の大きさもミリ単位でこだわることで、高級感のあるとても見栄えの良いウールポロシャツが出来ました。毛玉になりずらく、水洗い出来るのも嬉しいです。
私も早速着用していますが、全くチクチク感のない上質な着心地と、コットン/モダールタイプ同様に、オジサンっぽさとは無縁の大人の色気漂う洗練された雰囲気には大満足です。
一枚で着ても、とても素敵すが、これからの冬の季節はアウターのインナーとして着ることが多いと思います。見栄えの良い襟周りや細身のキレイなシルエットは、様々なアウターのインナーにオススメです。




コットン/モダールタイプをお持ちの皆様にも冬バージョンのウールポロは、是非オススメしたいです。それに、長袖ポロを着られたことの無い方にも是非着てみて頂きたいです。長袖ポロのイメージが変わると思います。
このウールポロは、元々今シーズンは別注する予定ではなかったんですが、個人的に“大人のポロシャツ”のウールバージョンが着たくて、Reにお願いして作ってもらいました。なので、入荷も遅くなり、お客様にご予約を頂いてた訳でもないんですが、既にとても好評です。気になられる皆様、是非お一度ご覧いただければと思います。

Re made in tokyo Japan  

Pure wool Knit Polo Shirt L/S  \14,490

カラー グレー、ネイビー  サイズ S、M、L  ウール100% (wash OK)
日本製


2012年12月














Vol.46 今回の“言ワズモガナ”は、EFG別注トリッカーズです。

FG別注トリッカーズのNEWカラーブラックが入荷しました。ブラックカーフにベージュのコバが新鮮に感じます。アッパーとコバのコントラストが、重く見えてしまうブラックのウイングチップのカントリーに、程よい軽さとカジュアル感をプラスしています。
この別注トリッカーズは、従来のガチガチの固い履き心地を改善すべく別注したモデルです。装着したフレックスオイルドシングルレザーソールは、従来のカントリーラインでは、考えられない履き心地、ソールの返りを実現しました。
もちろん、カントリーラインの魅力的フォルムは残しながらも、このソールを装着することで、従来よりコバの張り出しを抑えられることにより、エレガントな雰囲気漂うカントリーです。
写真は、店長卸したての赤いトリッカーズを曲げたところで、さほど力を入れてないとの事ですが、どうでしょう、このソールの返りの良さは、従来のカントリーラインでは考えられません。ソールの返りの良し悪しは、履き心地、歩き易さを左右する重要なポイントです。店長曰く、この手の靴は、卸すときは必ず曲げるそうで、その方が最初から歩き易いそうです。



11月に入り、だいぶ秋も深まってきました。この秋冬は、カジュアルからエレガントなスタイリングまで、EFG別注トリッカーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

詳しくは、「私の独断と偏見で選ぶこの逸品」バックナンバーをご覧下さい。

Tricker's/トリッカーズ  M5633 EFG別注モデル  \64,050

カラー レッド、ベージュスエード、ブラック  サイズ 5H〜9  牛革
madein in England

2012年11月















Vol.45 今回の“言ワズモガナ”は,マーカのウッドランドカモフラージュフーデッドダウンベストです。


回はマーカのライトダウンベストの紹介です。ライトダウンといってもペラペラではありません。ハイクオリティーなダウンを使ったマーカこだわりの貴重な“メイド イン ジャパン”のダウンベストです。
表地のシックなウッドランドカモ柄の高密度タフタは、マットな光沢感が上品で高級感漂います。デニムシャツ、ネルシャツ、カットソーなどとレイヤーしても、ライトダウンとは言え決して貧相になることはありません。しかも、重ね着してもストレスが無く、軽くて暖かく、この着心地はヤミツキになりそうです。
シックな柄使いや、ぐるりとフードに周ったファスナー使いや、ストレッチの効いたパイピング、ミルスペックタグなど、アウトドアやミリタリーティストをバランスよく取り入れて、とてもセンス良くスタイリッシュに表現しています。
そして、これからの季節、シャツやカットソー、ハイゲージニットの上に羽織るのはもちろん、冬のアウターのインにレイヤーパーツとしてもオススメです。スタイリッシュなシルエットとシックなウッドランドカモが、アウターのインに合わせても、防寒的にも、着こなしのアクセントとしてもオシャレです。








今シーズンも、ツイードやフラノなどを使った天然素材の温もりを感じさせるダウンベストはオススメなんですが、久しぶりにテカリ過ぎないシックなカモフラ柄のナイロン系ライトダウンベストが気になりました。
これぐらいのライトダウンベストも年内の気候を考えると使いやすく、着こなしの巾を広げてくれて大活躍しそうです。

最近、世界的某量販店のウルトラライトダウンキャンペーンをCMでよく目にしますが、近年の温暖化の影響や本格的防寒アウターを着るまでの繋ぎ的アイテムとしては、時代にあった丁度良いアイテムなのかなと思いました。


marka/マーカ 
ウッドランドカモフラージュフーデッドダウンベスト  \34,650
カラー ブラック、オリーブ  サイズ 1、2、3  ナイロン100%
日本製


2012年10月






















Vol.44 今回の“言ワズモガナ”は、パラブーツの"ミカエル フォック”です。

年か前に「私の独断と偏見で選ぶこの逸品」で紹介したパラブーツの“ミカエル フォック”。アッパーにアザラシの毛皮を配したこの名靴は、EFGには欠かせぬ存在でしたが、残念なことに、今シーズンをもって当分の間、入手困難になります。
ミカエル フォックは、元々エルメスが特別に作らせたことでも知られていますが、現在フランスでは販売されておらず、ジャパン社のみの復刻アイテムでした。
その理由は、フランス人が作りたがらないとのことで、動物愛護の問題があるようです。フランスでは、アザラシの毛皮を輸入規制しているようですが、我々日本人からすれば、エスキモーの人たちが、食用に獲るアザラシの副産物としての毛皮を有効利用するのは、とても良いことのように感じますが、フランス人はそうは思わないようです。
幸運なことに、今シーズンのウチの店のオーダー分は先日入荷しました。オーダーしても受けてもらえなかった店も多かったようですが、今シーズンの入荷分をもって当分の間(たぶん3年ぐらい)入荷はありません。



この靴の見た目からは想像しずらいかもしれませんが、ミカエル フォックは、カジュアルからエレガント、そしてモードなスタイリングにも決まるウチの店には欠かせぬ格別の存在でした。クラシックなパラブーツのラインナップの中にあって、その圧倒的存在感は唯一無二のものです。
気になられる皆様、是非履いてみて頂き、その格別の存在感を感じて頂ければと思います。



Paraboot/パラブーツ  MICHAEL/PHOQUE  ¥60,900
カラー ブラック、ブラウン   
フランス製

2012年9月











Vol.43 今回の“言ワズモガナ”は、番外編 「夏の終わりの珍客」です。

FG STOREもお陰様で、8月で24周年を迎えたのですが、夏の終わりに、まさかの珍客が現れました。
うちの店の1階には婦人服のお店があるんですが、9月4日の11時半ぐらいだったでしょうか、スタッフのオバさんの悲鳴のような叫び声が聞こえてきました。「カメが、カメが…」と叫びながら、そのオバサンが2階に上がってきたので、1階に下りてみると、なんと巨大なカメが、いや巨大なスッポンが、店の入り口のガラスの扉にへばり付いて、もがいているではないですか。一瞬唖然としてしまいましたが、扉を恐る恐る開けると、予想外のスピードで、重戦車のごとく、ズンズンと店の中に突進して行くではないですか。慌てて、カニを買った時に入れてもらう発砲スチロールの箱があったので、なんとかそこに追い込みました。
しかし、何で、こんな街中の、しかもウチの店の扉に、甲羅? 背中の部分だけでも、ゆうに30cmは超える丸々と太った巨大なスッポンがへばり付いてたのか、数分前には居なかったのに、いったいどこから来たのか…謎です。
これは、なんかの嫌がらせか、いや、それとも"幸運の使者”なのか…。
しかし、この巨大なスッポンいったいどうしたらよいのか、スッポン料理屋にでも持っていったら、いい値で引き取ってくれそうだけど、まさか、"幸運の使者”を丸鍋にする訳にはいきません。



それで、やっぱり自然に帰そうという事で、早速、店長と二人で、仕事中にもかかわらず、車で30分ぐらい行った川にスッポンを放ちに行きました。
それほど清流でもない川のちょうど流れの緩やかな堰になった所があったので、そこに放つことにしました。
箱のフタを取り、水面の方に少し箱を傾けると、観念したようにぐったりとしたスッポンが、その瞬間、物凄い勢いで箱から飛び出し、水面に向かってダイブしました。
あまりのスッポンの勢いに、我々も腰が引けてしまいましたが、スッポンにしてみれば、まさに“地獄から天国”とは、このことです。勢いよく飛び込んだスッポンは、しばらく悠々と泳ぎ、水面から首を出したかと思ったら川の底えと消えて行きました。
我々も、なんか清々しい気分で川を後にしました。
しかし、何故、ウチの店の扉にスッポンがへばり付いてたのか、謎は深まるばかりです。このスッポンが“幸運の使者”かどうかは分かりませんが、夏の終わりの珍事、まさに珍客の来店でした。


番外編 2012年9月













Vol.42 今回の“言ワズモガナ”は、グラソンのフレンチボーダーカットソーです。

ランスから素敵なボーダーカットソーが届きました。春夏に大好評だったグラソンのボーダーカットソー、今回は、素材が柔らかく、やや肉厚の秋らしい質感になりました。
このグラソン、フランスの、あの超高級メゾンのカットソーを縫っているだけあって、クオリティーの高さ、キレイな仕上がりは流石です。
すっきりと細身のシルエットに、ヨコに広すぎないボートネック、リブ風に切り替えられた裾、袖のデザイン、9分袖ぐらいの短めの袖の長さからも、そこには“フレンチっぽさ”だけではない、現代的で洗練された雰囲気と高いクオリティーが感じられ、今の気分や着こなしに、とても心地良くフィットするボーダーカットソーです。
それに、フレンチなボーダーと言えば、春のイメージが強いかもしれませんが、このグラソンのボーダーは、秋の様々なスタイリングにオススメしたいです。例えば、フレンチっぽくアンクル丈のパンツに合わせて、その上に上品なカーディガンを羽織るのもいいですね。
個人的には、ちょっとハードなアイテムに合わせたいです。例えば、ミリタリーシャツやハードなWのレザーライダースなど、男くさいアイテムのインに、敢えて上品なフレンチボーダーを合わせたい気分です。
このグラソンのボーダー、今までボーダーを着なかった皆様から、ボーダー好きを自認する皆様までオススメしたいボーダーです。是非、この秋のスタイリングに、グラソンの素敵なフレンチボーダーを取り入れてみてはいかがでしょうか。




Glacon/グラソン  フレンチボーダーカットソー  \11,550

カラー エクリュ/ネイビー、エクリュ/グリーン、ネイビー/レッド  
サイズ 2、3、4  コットン100% 
フランス製

グラソンは1971年創業、フランスのカット&ソーメーカーの産地として有名なシャンパーニュ地方にあるファクトリーのオリジナルブランドです。その高いクオリティーと信頼性で、超有名メゾンや内外デザイナーなどのOEM生産を手掛けていることでも知られています。

2012年8月
























Vol.41 今回の“言ワズモガナ”は、マーカの“JL”ユーティリティーシャツです。

本番ですが、早速秋モノの紹介です。今回はマーカ不動の人気商品でもあり、既に数シーズン経過した継続アイテムですが、その人気はいまだ衰えを知らないミリタリーシャツの紹介です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、このミリタリーシャツは1972年にジョンレノンがオノヨーコとニューヨークのM.S.Gで行ったチャリティーコンサートで着用していたアーミーシャツで、胸や腕のワッペンの所属部隊や階級なども忠実に再現したモデルです。
そういった意味でもジョンレノン好きの皆様にもとても人気が高かったと思います。私も毎回欲しいと思いながらも、人気の高さからいまだに持っていないのですが、私自身、特にジョンレノンに傾倒していた訳ではないので、このミリタリーシャツをそういう理由で欲しいとは思いませんが、ただ、このミリタリーシャツのカッコよさは格別です。その出来映えはミリタリーシャツの名作です。
ディテールはとても忠実に再現しながらも、シルエット、サイジングは現代的であり、マーカ流にモディファイされています。素材は、敢えて色落ちしやすい硫化染料で製品染めして、洗濯を繰り返す事で色褪せた古着のような風合いを味わえます。襟、カフス、フラップにはソフトなワイヤーが入っており、襟を少しだけ立てたり、袖のまくり方などにも微妙なアレンジを加えたり、より自分らしい着こなしを追求できます。


一見ベタに見えるこのミリタリーシャツは、着てみると男心をくすぐる何とも言えぬカッコよさや男くささを感じさせます。それは、ディテールを忠実に再現した復刻版や古着では表現できないセンスや微妙な感覚とでも言いましょうか。センスや微妙な感覚と言うのも言葉で表現するのは難しいのですが、マーカの服作りにはそういうものを感じます。
私自身、マーカのそういう部分にとても魅力を感じています。
ちょっと解りにくくなりましたが、是非、実際に着てみて感じていただければと思います。



マーカ  ユーティリティーシャツ  \27,300
カラー オリーブ、カーキ  サイズ 1、2、3  コットン100%
日本製

2012年7月






 










Vol.40 今回の“言ワズモガナ”は、リングヂャケットの高機能トラウザースです。

場の節電対策として、クールビズの意識も高まり、今年は更にスーパーが付くクールビズで、クールビズもどんどん加速しています。
個人的には、総理大臣をはじめ閣僚全員のカリユシ姿のパフォーマンスやアロハシャツにジーパンで堂々と仕事をする霞ヶ関のエリート官僚の姿には、ちょっと何か違うのでは?と違和感を感じてしまいますが…。
それはさて置き、日本屈指の名ファクトリー、リングジャケットがクールビズを意識して生地からオリジナルで作った高機能トラウザースは、自然な体温調整機能はもちろん、足を通した時のドライで涼しげな質感、肌触りの良さは格別です。ただ、クオリティーに差はあれ高機能を売りにしたクールビズパンツは、この時期多く見かけます。
このパンツは、高機能を売りにしたクールビズパンツでありながらも、その作りの良さ、穿き心地の良さ、シルエットの美しさからは、リングならではの高い技術と拘りを感じさせます。浅めに設定された股上の深さは絶妙で、細身なのに動きやすく窮屈さを感じさせません。細かなディテールやパンツの構造にも職人さんによる手間と技術が見て取れます。そして、そこから生み出されるシルエットは、美しく洗練されています。



それに、この高機能トラウザースは、ビジネスだけではなくカジュアルに合わせても、とても洒落たパンツです。普通、ビジネス向けのパンツをカジュアルに合わせるのはオススメ出来ませんが、このパンツは例外で、これからの季節、ポロシャツやカジュアルシャツを着てサンダルやスリッポンなどをあわせても、とても素敵です。夏のちょっと小ギレイで大人っぽいカジュアルスタイルにも、とてもよくハマります。
この夏は、ビジネスからカジュアルスタイルまで、リングヂャケットの高機能トラウザースで、オシャレに快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。



リングヂャケット  高機能トラウザース  ¥25,200
カラー グレー、ネイビー  サイズ 44〜50
ウール50% ポリエステル50%
日本製

2012年6月






















Vol.39 今回の“言ワズモガナ”は、TRANQUIL/トランクゥイルのボクサーショーツです。

の下着は、スティルバイハンドを運営するスタイルデパートメントが、「普通だけど、ちょっと気の利いた『良いモノ』をプラスして日々を穏やかに。」をテーマに、第一弾として昨年リリースされたのが、このボクサーパンツです。
以前、スティルバイハンドのGさんとの話で下着の話になりました。意外と我々が穿くちょうど良い下着がないと言う話で、「大量生産の安価な下着やブランド物のライセンス下着でもなく、『何でそこだけ派手なの?』的なド派手な下着でもなく、普段我々が提案するスタイルにちょうど良い下着ってないものですか…是非作って下さい。」と言うような話を以前していました。

このボクサーショーツは、元々、本人たちが、穿き心地、耐久性など、とても気に入って愛用していた大阪の下着メーカーの物で、そこに完全別注して作ってもらったのが、今回のボクサーショーツです。
とても耐久性の高いウエストのゴムは、日本で一ヶ所でしか編むことが出来ないらしく、ボディーは、綿を95%にポリウレタンを5%使用しています。この手のフィット感の高い下着は、化学繊維を使用したものが多いと思いますが、この下着は、殆んど綿を使用しており、天然素材ならではのやさしく温もりのある肌触りは、いわゆる綿の下着の懐かしい肌触りを感じさせます。
そして、心地良いフィット感の中にも、肝心な部分は、程よく余裕を持たせながらも、前開きのパイピングが大事な部分をキュッと持ち上げるような感覚で、窮屈なわけでもなく絶妙のフィット感は、とても心地良く感じます。



この下着は、価格的には安いものではなく、むしろ無名の高級下着です。日々の生活で、取り立ててパンツの穿き心地を意識することは、あまり無いかもしれませんが、そこには日本製下着の高いクオリティーと作り手の拘りが詰まっています。
「普通だけど、ちょっと気の利いた『良いモノ』をプラスして日々を穏やかに。」と言うコンセプトでリリースされたこの下着は、普段我々の提案するスタイルにとても心地良くフィットします。
是非、皆様、ちょっと贅沢な下着をプラスして日々を穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。



TRANQUIL/トランクゥイル  ボクサーショーツ  \3,360
サイズ M、L  コットン95% ポリウレタン5%

日本製

2012年5月















Vol.38 今回の“言ワズモガナ”は、スティル バイ ハンドのリネンブロードBDシャツです。

ールデンウイークも終わり、5月らしい暖かで気持ちのよい日が多くなりました。この季節、半袖一枚になるにはまだ早く、5月から肌寒い梅雨時には、ちょっとした薄手のアウターやカーディガン、涼しげな長袖シャツなどがあると、とても重宝します。
そこでオススメしたいのが、この季節から真夏まで使える麻の長袖シャツです。清涼感のある麻独特のスケ感やシワ感、それにドライな肌触りは、綿のシャツとは一味違う季節感やリラックス感を感じさせます。
デニムはもちろんチノやカーゴパンツにサラリと合わせるだけで、とても大人な感じです。夏場には、袖をロールアップしてショートパンツに合わせても素敵です。Tシャツにショーツ、七分袖のシャツにショーツを合わせるより、ショーツには、長袖を合わせた方が、バランスよく大人っぽく着こなせます。ショーツに、長袖の麻シャツの袖を捲って合わせると、リラックスした大人の色気漂う洒落た着こなしが出来ます。
個人的には、夏にはまだ早いこの時期に、長袖シャツを早めにショートパンツと合わせるのもオススメです。



近年、ヒットした七分袖や五分袖シャツだと、合わせ方やデザインによっては、子供っぽく感じてしまうこともありますが、子供っぽさとは無縁の麻の長袖シャツで、これから夏に向けて、涼しげでリラックスした大人の色気漂う長袖スタイルを演出してみてはいかがでしょうか。


STILL BY HAND  
リネンブロードBDシャツ  ¥15,750
カラー ホワイト、ネイビー  サイズ 46、48、50
リネン100%  日本製

2012年5月














Vol.37 今回の“言ワズモガナ”は、ナローメッシュベルトです。

ッシュベルトと言えば、春夏の季節感を演出するうえで欠かせないアイテムの一つです。
今シーズンも、いろいろなメッシュベルトが入荷中ですが、特にオススメなのは、巾2センチ〜3センチの細いタイプのナローメッシュベルトです。ナローメッシュベルトは、春夏には欠かせない季節感とリラックス感を感じさせます。
季節感のあるアイテムは、年中使うわけでもないので、着る時期や使う時期も限定されるので、それだけに、ある意味とてもオシャレで贅沢なアイテムでもあります。
暖かくなってきて、季節感のある涼しげなパンツやショーツが穿きたくなってきました。
男性の場合、お気に入りのベルトを年中付けてることも多いような気がします。暖かくなり季節感のある涼しげなパンツを穿いた時には、やはり、ベルトも季節感のあるベルトに着替えたいものです。
この春夏は、ナローなメッシュベルトで、より季節感とリラックス感漂う大人のスタイリングを演出してみてはいかがでしょうか。





Martin Faizey/マーティン フェィジー 
3/4ローラーバックルメッシュベルト  \12,600
カラー ブラック、ブラウン、タン  サイズ 30、32、34  牛革  
イギリス製

ポールスミス  ナローメッシュベルト  \14,700
カラー ブラック、ブラウン、タン  サイズ F  牛革  日本製

ポールスミス  マルチカラーメッシュベルト  \16,800
カラー マルチ  サイズ F  牛革  日本製


2012年4月


Vol.36 今回の“言ワズモガナ”は、リングヂャケットの Ice Balloon ネイビージャケットです。

ングジャケットが開発した素材「Ice Balloon」で作られたジャケットは、ジャージージャケットのような着やすさがありながら、ラフになりすぎず、キッチリとタイドアップることが可能です。楽で伸びるけど…シッカリ&崩れないというコンセプトを元に作られたジャケットです。
この素材は、特殊紡績技術により、生み出される超強撚によって触るとヒンヤリ感のある生地で、変形鹿の子風の織物組織により、通気性も格段にアップし余分な湿気を外に放出します。さらに超強撚により、シワになりにくく、シワの回復性も高いと言う素晴らしい素材です。
等と、このジャケットの優れた機能性と実用性について説明しましたが、それもさることながら、このジャケットの美しい仕上がりは格別です。見た目にもこのジャケットのクオリティーの高さが伝わってきます。
袖を通した時の吸い付くようなフィット感、立体的で美しくシェイプされたウエストラインや腕のライン、ラペルの返りや襟周りの美しい仕上がりからは、ハンドテクニックを多用した熟練の職人による高い技術を感じ取れます。


ネイビーのジャケットと言えば、かつて大流行した“紺ブレ”をイメージする人も多いかもしれません。このネイビージャケットのクラシックな中にも人の手の掛かった美しい仕上がりからは、そんな紺ブレ的トラッドっぽさとは無縁の洗練された大人の色気を感じさせます。
春夏のビジネスマンのジャケスラスタイルから休日のカジュアルなジャケットスタイル、それに普段は着ないけど、ここ一番のジャケットをお探しの方などに、是非オススメしたいネイビージャケットの紹介でした。


リングヂャケット 
Ice Balloon ネイビージャケット  ¥66,150
カラー ネイビー  サイズ 42、44、46   ウール100%
日本製

2012年3月












Vol.35 今回の“言ワズモガナ”は、インディビシュアライズドシャツ、EFG別注スリムフィットモデルです。

年12月に入荷した時は、大好評ですぐに完売してしまい紹介できなかったのですが、今回、春のオーダー分が入荷しました。今回もお陰様で入荷前からかなりご予約頂きました。
このEFG別注モデルに使用しているレガッタオックスフォードは、インディビ社が2000年に日本初登場以来使い続け、2006年に倒産したダンリバー社のオックスフォードを再現すべく作られたものです。ダンリバーオックスは、生成りがかったオフホワイトに肉厚の素材感は、着込むほどに味わいを増し、今時のオックスにはない昔ながらの風合いを持った味わい深いオックスでした。そんなダンリバーオックスを再現すべく作られたのがレガッタオックスフォードです。
襟は、あの傑作BDカラーから、敢えて小さめのレギュラーカラーをチョイスしました。細いナローラペルのJKや小さめの襟のブルゾンにも相性の良いカラーです。
そして、通常細身のスリムフィットモデルには無いポケットを付けました。やはりポケットが無いと、見た目にもちょっと寂しい感じがします。それで、細身のスリムフィットモデルにメンズのポケットを付けると大きすぎてバランスが悪いので、レディース用の小さなポケットを付けることで、とてもバランスよく収まります。
それと、今まで深かった裾のサイドのカッティングも、ゆるめのカッティングになり、裾を出した時のパンツやブルゾンなどのアウターとのバランスが、より合わせやすくなりました。



以前、"私の独断と偏見で選ぶこの逸品゛で「インディビのスリムフィットモデルは、アメリカンスタンダードシャツの傑作であると同時に、現在に通ずる逸品であり、着込めば着込む程味わいが増し、長年に亘って愛用できる自分の中の定番シャツへと成長するはずです。」と紹介しました。
そして、今回うちらしいイメージで別注したスリムフィットモデルは、また一味違うインディビの魅力を感じさせてくれると思います。
既にスリムフィットモデルをお持ちの方にも是非オススメしたいEFG別注スリムフィットモデルの紹介でした。


インディビジュアライズドシャツ 
レガッタオックスフォード 
EFG STORE別注スリムフィットモデル ¥19,740
カラー ホワイト  サイズ 14〜15H   コットン100%
米国製

2012年3月














Vol.34 今回の“言ワズモガナ”は、ジョンストンズのストールです。

ョンストンズから春の素敵なストールが届きました。ジョンストンズと言えばスコットランドで200年以上に亘って高級毛織物を生産しており、特に、カシミアなどの高級素材を使ったマフラーは世界的にも有名です。
どちらかと言えば、冬物のイメージが強いジョンストンズですが、最近では、とても素敵な春のストールもリリースしています。
高級素材をシワ感のある仕上げで、春らしく軽やかでリラックス感のある雰囲気に仕上げたグレンチェックのストールや淡いマルチボーダーやボーダーがグラデーションになった柔らかで清涼感のあるストールなど、とても春らしさ溢れる素敵なストールです。
巻物が大好きな私は、夏は別として何か首に巻いてないと落ち着きません。冬のマフラーは当然ですが、春のストールもとても重要なアイテムです。着こなしのアクセントとしても重要ですが、肌寒い春先にはストールを巻くだけで随分暖かく感じます。スプリングコートやジャケットにサラリと合わせたり、暖かくなりシャツやカットソーメインになった時など、軽やかなストールをサラリと巻くだけで、大人のリラックスした春のスタイリングを楽しめます。


春といえば、冬の寒さから解放されて気分的にも明るく軽やかなリラックスした着こなしを求めたくなります。
ジョンストンズのストールは、春のスタイリングの洒落たアクセントになり、リラックスした春の気分を味あわせてくれる素敵なアイテムでもあります。
一年で最も寒さの厳しいこの時期だからこそ、軽やかなジョンストンズのストールが、暖かな春への期待感と待ち遠しさを感じさせてくれます。


Johonstons/ジョンストンズ  
グレンチェックストール、マルチボーダーストール、グラデーションボーダーストール  \11,550  スコットランド製

2012年1月





















Vol.33 今回の“言ワズモガナ”は、スティル バイ ハンドのスプリングコートです。

に着る着丈の長いアウターって、とてもオシャレっぽく感じます。
実際にとてもオシャレで、実用的にも重宝するアイテムです。私も春に着る丈の長いアウターが好きなので、展示会で素敵なスプリングコートを見つけると、とても気になります。
今回紹介するスティルバイハンドのスプリングコートは、コットン/リネンの千鳥とグレンチェックのコンビになっており、それをオーバーダイ(製品染め)することで、チェック柄が主張し過ぎず、無地感覚のとても使いやすいコートです。質感も、くたっとしたとても味のあるくすんだ風合いに仕上がっています。見た目にもリラックス感のある雰囲気ですが、着てみると、小さな襟やスッキリとしたアームホールなど、リラックスした中にも洗練された印象です。
まだ寒い季節には、インナーの白シャツに薄手のウールニットを重ねたりマフラーを巻いたりして、少し暖かくなれば白シャツに軽やかな春のストールを巻いたりと、4月になればインナーがTシャツやポロシャツだったりと、インナーや巻物を替えていくことで、冬とあまり変わらない梅春からゴールデンウイークあたりまで大活躍するアウターです。





今まで、春のコートは着たことのないという方も多いとは思いますが、この春は、是非スプリングコートに挑戦してみてはいかがでしょうか。特に、このスティルバイハンドのコートは、とても使いやすくデザイン、雰囲気ともにオススメしたい春のアウターです。


STILL BY HAND  
コットンリネンチェックオーバーダイコート  \30,450

カラー グレー、ネイビー  サイズ 46、48、50  
コットン88% リネン12%
日本製
2012年1月




















Vol.32 今回の“言ワズモガナ”は、ホワイトハウスコックスのトートバッグです。

HC(ホワイトハウスコックス)のトートバックが久しぶりに復活しました。WHCの代名詞ブライドルレザーとコットンキャンバスのコンビネーションになったこのトートバッグは、頑丈な作りはもちろん、高い収納力、そして『自立するトートバッグ』として知られ、かつて人気だったキャンバスシリーズの中でも、一際存在感のあるバッグでした。今回復活するにあたり、うちの店でも10年ぶりぐらいに復活させました。
価格的にも、以前は4万円を越えていましたが、今回3万円台に値下がりしました。この大きさで、この頑丈な作りと、この雰囲気を考えれば、サイフとそれ程価格が変わらなくなったので、以前よりは、気分的にもお求め易くなったと思います。
最近、久しぶりにトートバッグが注目されていますが、多分流行りはもっと軽快なレザートートあたりで、この重厚なWHCのトートが流行るとは思えませんが(もちろんコアなWHCユーザーの間では人気です。)、個人的には、WHC以外には存在しないであろう、この『自立するトートバッグ』の重厚な雰囲気に、とても魅力を感じたりします。使うかどうか、使いやすいかどうかは置いといて、男の物欲を刺激するカバンです。そして、使えばきっと長年に亘って愛着の湧く、男の愛用品になるであろう名作トートバッグだと思います。是非興味のある方は一度ご覧下さい。





コーディネートですが、この手のバッグは、あまり土臭くならないように合わせたいです。ちょっと上品でスタイリッシュに合わせるのもオススメです。


Whitehouse cox / ホワイトハウスコックス CAN LARGE TOTE \37,800
カラー ブラック/ブラック、オリーブ/ハバナ、ネイビー/ハバナ
コットンツイルキャンバス ブライドルレザー(牛革)

made in England

2012年1月











Vol.31 今回の“言ワズモガナ”は、ホワイトハウスコックスの限定シリーズ "ホリデーライン″です。

の季節、恒例のホワイトハウスコックス(WHC)のホリデーラインが入荷しました。ホリデーラインといえば、WHCの限定ラインとして人気の高い2トーンカラーシリーズです。ギフトとしても、人気の高いホリデーラインですが、ウチの店ではホリデーラインが入荷すると、クリスマスシーズンの到来を実感します。
タフで、使い込むほどに味わいを増すブライドルレザーの革小物は、WHCの代名詞でもあり、どちらかと言えば、男のこだわりの革小物的イメージですが、この時期、2トーンカラーのホリデーラインが入荷すると、WHCコーナーも一気に華やいだ雰囲気になります。
毎シーズン、配色は変わりますが、今シーズンは、ブラックに鮮やかなレッド、ネイビーに発色の良いイエロー、そして、ネイビーに渋いパープルの3パターンです。ステッチは、ホリデーラインの場合、ホワイトステッチで統一されています。
ホリデーラインが入荷すると、従来の一色物のWHCが随分地味に感じてしまいますが、一緒に並んでいると、どうしてもキレイな2トーンカラーに目がいってしまいます。
タフで男のこだわりの革小物的イメージの強いWHCに、鮮やかな2トーンカラーのホリデーラインは、一色物にはない華やかな印象がプラスされ、また一味違うWHCの魅力を感じさせてくれます。





新年はホワイトハウスコックスのホリデーラインで新しい年を新しい気分で迎えるのも良いのではないでしょうか。

Whitehouse cox / ホワイトハウスコックス  ホリデーライン

二つ折りタイプ \29,400  三つ折りタイプ \31,500  
ミニ三つ折りタイプ \29,400 
カラー ブラック×レッド、ネイビー×イエロー、ネイビー×パープル 

made in England

2011年12月














Vol.30 今回の“言ワズモガナ”は、アンダーソンのニット"エヴェレスト″です。

ーターの季節ですね。こう寒くなってくると、やっぱりセーターが着たくなります。今シーズンは、かなりニットに力を入れてましたが、お陰様で、ジャカート柄、ローゲージタイプを中心にとても好評です。ジャカート柄やザックリと編まれたローゲージタイプはもちろんオススメですが、今回あえてオススメしたいのが、無地のVネックセーターです。
今回紹介するアンダーソンの"エヴェレスト゛は、シェトランド島産の中でも最高級の糸を使い、島の熟練したニッターがハンドフレームにより、一枚〃丹念に編み上げている本物のシェットランドセーターです。
この"エヴェレスト゛の由来は、1953年のエドモンドヒラリー卿のエヴェレスト初登頂の時、ヒラリー卿率いるヒマラヤ遠征隊が、高山登山における過酷な気象条件下で着用する為に、軽く、強く、機能性に優れたセーターを必要とし、特別に作らせたシェットランドセーターからきています。そして、当時と同じ品質と技術を今に受け継いだ貴重なセーターです。
うちの店では、久しぶりに"エヴェレスト゛を復活させました。以前は、当時のオリジナルのクルーネックをやっていました。今、クルーネックだと野暮ったくなってしまうので、今どき感のあるVネックをチョイスしています。そして、カタチもこの手のニットにしては、珍しいスッキリと細身のシルエットです。(ここは我々の最も拘るところで、いくらモノが良くてもカタチが太くてカッコ悪ければ、お客様にオススメする意味がありません。)当時、ヒラリー卿は、このセーターの機能を最大限発揮する為、素肌に着ていたと思います。なので、すっきりとした細身のシルエットは、そういう理由からでしょうか。それに、素肌に着るだけあってチクチクしないように、最上級の中の更に最高クォリティのシェットランドウールを使用しており、非常に軽くて暖かく、着心地の良いのもうなずけます。






今時、無地のセーターといえば、メリノウールやカシミアをうたったニットが大量生産され、とても安価で売ってる時代です。このセーターと言えば、そんな大量生産のものに比べると随分高価です。
それでも、このセーターをオススメするのは、現在では殆んど残っていない昔ながらの製法で、島の熟練したニッターが一枚〃丹念に編み上げるこのセーターからは、今では、中々感じることが出来ない人の手の温もりを感じるからです。大量生産、大量消費の時代に、人の手のかかった温もりを感じるモノは少なくなりました。むしろ、こんな時代だからこそ、このセーターのような人の手のかかった温もりを感じるモノに、私を含め多くの人が魅力を感じるのかもしれません。

機会がありましたら、是非このセーターを手にとって、その温もりを感じてもらえればと思います。


Anderson & Co  EVEREST/エヴェレスト  \23,100
カラー Tグレー、ブラック、レッド  サイズ 36、38、40 ウール100%
スコットランド製
2011年11月

ちなみに、エヴェレストの下げ札には、それぞれ作った職人さんのサインがしてあるのですが、作る職人さんによって微妙にサイズ感やネックの開き具合が違ってたりします。その辺り、大量生産の寸分狂いなく出来上がってくるセーターとは違うところで、これも職人さんそれぞれのクセや微妙な感覚の違いだと思いますが、これもまた人の手による味わいだと思っていただければ幸いです。












Vol.29 今回の“言ワズモガナ”は、カナダグースのフリースタイルベストです。

もだいぶ深まってきました。この時期、朝晩結構冷え込んで、昼間は暖かかったりするので、意外と着るものに困ったりします。本格的アウターを着るにはまだ早く、シャツやカットソー1枚ではちょっと寂しすぎます。
そこで、オススメしたいのが、ダウンベストです。これからの季節、ネルシャツやスエットパーカー等との重ね着にちょうど良く、脱いでもあまりかさ張らず、着たままで車の運転もしやすく、とても使い勝手の良いアイテムです。真冬に外を歩くのは別として、秋から春先まで、とてもちょうど良く使えるアイテムです。
今回オススメするカナダグースのフリースタイルベストは、ヨーロッパ系のファッショナブルなダウンベストとは、一線を画する武骨で男くさい雰囲気が魅力のダウンベストです。とは言え、武骨なだけでなく、すっきりとしたシルエットで洗練さも持ち合わせており、道具としてのタフさと、ファッションアイテムとしてのポテンシャルの高さも兼ね備えています。





今シーズンもカナダグースを初め、色々なブランドの素敵なダウンベストが入荷中です。中でも、タフでとても使い勝手の良いカナダグースのフリースタイルベストは、まだ、ダウンベストをお持ちでない皆様にも、まずはオススメしたいダウンベストです。
機会がありましたら、是非、一度試着してみて下さい。


CANADA GOOSE/カナダグース  
フリースタイルベスト  \29,400  カラー ブラック  
サイズ S、M、L  ポリエステル85% コットン15%
カナダ製

2011年10月












Vol.28 今回の“言ワズモガナ”は、プレミアムルースの日本製ワークブーツです。

たまた靴の紹介です。今回は、こだわりの日本製ワークブーツです。
このワークブーツは、日本製プロダクトにこだわるReクロージングのモノ作りに共感したある大手シューズメーカーの新規事業部の一社員の方からの話で実現した、Reクロージングと協業で作製されたこだわりの日本製ワークブーツです。
クオリティーについては、ニュースタンダードのコーナーで説明していますが、このワークブーツ最大の特徴は、クオリティーもさることながら、やはり、このカタチです。細身の木型を使い、とてもすっきりとしたフォルムに仕上げられています。ヒールカップは小さく、踵から足首にかけてのライン、踵からつま先に流れるラインは美しく、ワークブーツにもかかわらず洗練された印象を与えます。
このスッキリと洗練されたカタチが、スタイリングの幅を広げます。お決まりのアメカジ、アウトドアなスタイリングだけでなく、エレガントなジャケットスタイルからモードなスタイリングまでとても素敵にマッチします。秋冬らしいツイードやフランネルのウール系のアイテムとも相性抜群です。ボトムスは、ルーズなパンツはもちろん、タイトなパンツやきれい目のパンツに合わせることの出来るワークブーツです。
某有名ワークブーツだと、武骨さとボリューム感が出すぎるため、タイトなパンツやきれい目なパンツにあわせるのは難しくなります。個人的にワークブーツは嫌いではないのですが、ウチの店の提案するスタイリングには不向きだったりして、以前からスタイリッシュに履ける大人のワークブーツを探していた所でした。

インポート物でないかなと探していましたが、値段の割りにクオリティーが低かったり、カタチがごつ過ぎたりと、なかなか気に入るものがありません。





そこで出会ったのが、この日本製ワークブーツです。ワークブーツとしてのあるべき姿は踏襲しながらも、高いクオリティーと洗練されたカタチでこだわりのワークブーツを表現しています。
この秋冬は、ちょっときれい目でエレガントなスタイリングに、この日本製ワークブーツを取り入れてみるのもオススメです。

プレミアムルース  
ワークブーツ  \29,400  カラー ブラック、ブラウン、グレースエード
サイズ 7、7H、8   日本製

2011年9月



余談ですが、Reのような小さな服メーカーでは、こだわりやセンスはあったとしても、とてもこの小ロットでは靴は作れないし、大きなリスクは負えません。大手のシューズメーカーならば小ロットでもやる気になれば出来るだろうし、技術もあります。しかしながら、肝心のセンスやこだわりと言う部分では、物足りないものがあります。そんな両社が協業することで、それぞれでは出来ないことを可能にし、こだわりの日本製ワークブーツを作りました。日本のモノ作りにこだわり続ける小さな服メーカーと日本のモノ作りにこだわりたい大手シューズメーカーの一社員の方の思いで実現したこだわりの日本製ワークブーツ。そんな無名の日本製ワークブーツを日本のモノ作りの継承と発展を願う我々のような地方の小さな服屋が扱うことは、多少なりとも意義のあることかなと思っています。





















Vol.27 今回の“言ワズモガナ”は、サンダースのミリタリーダービーシューズです。

ンダースのミリタリーコレクションが入荷しました。このミリタリーコレクションは、サンダースが英国国防省(MOD)向けのモデルを昨年20年ぶりに復刻させたもので、以前、「純白のプレーントゥー」を“私の独断と偏見で選ぶこの逸品”でも紹介しましたが、このミリタリーダービーシューズも、そのミリタリーコレクションのうちの一つです。
このミリタリーコレクションの大きな特徴は、やはり、この独特のフォルムでしょうか。シャープで洗練された印象の英国靴の中にあって、つま先にかけてボリューム感を持たせた独特のフォルムと、英国のクラシックなシューズにしては珍しく踵が高めに設定されており、この高めの踵とボリューム感を持たせたつま先とのマッチングが絶妙です。このバランスが、英国靴には珍しい洗練された中にも、微妙な脱力感を醸し出しています。
そして、この微妙に脱力感のある革靴が、この秋のスタイリングにも、とても洒落たバランスでマッチします。
デニムやチノ、軍パン等をロールアップしてあわせたり、オススメのツイードやフランネルのパンツを短くスソをWにあげたり、くるぶしを見せるぐらいロールアップしてあわせるのもオススメです。もちろん、フルレングスで穿いても、タイトからルーズまでバランスよくあわせれる革靴です。
それに、価格的にも良心的で、20年以上前から殆んど変わらない価格も英国靴の中ではサンダースぐらいでしょうか。





9月も中旬になり、やっと秋の気配も感じられるようになってきました。近頃の長く蒸し暑い夏は、服にしても靴にしても、涼しくよりリラックスしたものを求めたくなります。夏が長い分、なんだか秋らしい気分や服が待ち遠しく感じます。とは言え、すぐに秋らしいアイテムを着れる訳でもなく、そんな季節の今だからこそ、サンダースのミリタリーダービーシューズで、まずは足元から秋の気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Sanders/サンダース  MILITARY COLLECTION 
ミリタリーダービーシューズ  \35,700
カラー ブラック、バーガンディー  サイズ 6H〜8H  牛革
英国製
   
2011年9月

余談ですが、最近特に靴の品揃えが充実していて、お客様からも「靴屋みたいですね」と言われるんですが、色々な展示会で気になる靴を見つけると、ついつい仕入れたくなります。いい服を売るなら、いい靴も売りたいと思います。それが服屋というものでしょうか。いや、それが服屋の使命だと思っています。それで、どんどん増えていくんでしょうね靴が・・・。











Vol.26 今回の“言ワズモガナ”は、ジャランスリウァヤの黒のストレートチップです。

回は、男の必需品として必要不可欠な黒のストレートチップ(クロスト)の紹介です。冠婚葬祭からビジネスまで持つべき一足と言えば黒のストレートチップと言っても過言ではありません。
そして今回オススメしたいのが、ジャランスリウァヤのストレートチップです。そのクオリティーといえばアッパーにフランスの高級タンナー、アノネイ社のフレンチカーフを使用し、ソールには英国ダイナイト社製の高級ラバーソールを採用しています。靴のシャンク(芯)には、スチール製ではなく木製シャンクを使用しており、より履き心地を高めています。そして、その作りは英国の本格製法で仕上げられており、3万円を切る価格でこのクオリティーはかなり魅力的です。
靴作りの本場イギリス、フランスで修行を積んだ後、母国インドネシアで立ち上げたジャランスリウァヤは、元々インドネシア軍の靴を作っていたということもありますが、インドネシアは元々革製品の産地でもあり、長年培われた技術がベースにあるからこそ、英国のクラシックな本格製法の靴作りを、高いクオリティーと優れたコストパフォーマンスで実現できるのです。その実力は、イタリアの高級ブランドのOEM(相手先ネームでの生産)を手掛けているいることでも知られています。





スーツを着こなす上で、いくらスーツがきまっていても、靴がきまっていなければ意味がありません。そういう意味でも上質なクロストは全ての基本であり、スーツを着こなす上での基本でもあります。ちゃんとしたスーツ用の革靴をお持ちでない方も、ドレスシューズにはこだわりをお持ちの方まで、とりあえずオススメしたいのが、このジャランスリウァヤの黒のストレートチップです。


ジャランスリウァヤ  ストレートチップ(11120)  \29,400
カラー ブラック  サイズ 6〜8H  インドネシア製


2011年8月

ちなみに使用しているラスト(木型)11120は、ジャランスリウァヤの中でも最も美しくスタイリッシュなラストです。ソールは、あえてレザーソールではなく、雨の日でも気にせずガンガン使えるダイナイトソールをチョイスしています。
それと、シューケアグッズもとても充実していますので、シューケアについてもお気軽にご相談下さい。








Vol.25 今回の“言ワズモガナ”は、ホワイトハウスコックスのフルグレインカウハイドメッシュベルトです。

ワイトハウスコックス(WHC)と言えばブライドルレザーと言うぐらいブライドルレザーの革製品は、ホワイトハウスコックスの代名詞的存在になっています。ブライドルレザー以外の革製品も色々と作ってはいますが、ブライドルのイメージが強すぎて、あまりピンとこないかもしれません。そんなブライドルレザーの陰に隠れてはいますが、WHCと言えば忘れてはならないのが、やはりこのメッシュのベルトです。
1970年代後半、ラルフローレンの依頼によって作られたことは知られていますが、当時、英国の高級百貨店「ハロッズ」のペット用品コーナーでブライドルレザーの首輪や丁寧に編みこまれたメッシュのリードを見たラルフローレンから、それを元に人間用のベルトにアレンジしたいと依頼を受け、それをポロブランドで商品化し、後に大ヒットしたのが始まりで、WHCの名を世界的に知らしめるきっかけにもなったのが、このメッシュのベルトです。
複数の細い革を編込むのではなく、一枚の革にスリットを入れて、その短冊を熟練した職人により丁寧に編みこまれるメッシュのベルトは、肉厚なのに上品で、とても美しい仕上がりです。手に取った時の感触で、このメッシュのベルトの作りの良さ上質さを感じることができます。
これから夏本番に向けて季節感を演出するアイテムの一つとして、ベルトはとても重要なアイテムです。特に見せるためにベルトを強調する必要はありませんが、自然にチラリと見える上質なメッシュのベルトは、夏らしい季節感と大人のオシャレを演出してくれます。





個人的には、短めのショーツに赤いメッシュのベルトで、チラリと見える赤のメッシュが、何だか大人の余裕あるオシャレを感じさせてくれそうで、とても気になります。
この夏、WHCの名作メッシュベルトで夏らしい季節感を演出してみてはいかがでしょうか。

Whitehouse cox / ホワイトハウスコックス
フルグレインカウハイドメッシュベルト  \18,900
カラー ブラック、ハバナ、レッド
英国製

2011年7月











Vol.24 今回の“言ワズモガナ”は、先日行われましたベリーナード トランクショーのご報告です。

回もたくさんの皆様にご来店頂ましてありがとうございました。3回目ということもありますが、エダンディー氏のキャラもあって、相変わらず緊張感の無いゆるい感じのトランクショーで、ある意味ウチの店らしくて、お客様にもリラックスしてご覧いただけたのかなと思います。
このトランクショーでは、ベリーナードの全ラインナップがご覧になれる年に一度の機会です。私も、お客様同様全ラインナップが見れるのは、このトランクショーの時だけで、私自身とても貴重な機会だったりします。普段は、どうしても自分の好みのモデルやカラーに偏りがちになってしまいますが、全てのモデルとカラーが揃うこの時は、普段はかけることのないモデルやカラーをかけることで、自分にとっても新鮮で気付かされる事も多く、とても参考になります。
気が早いですが、来シーズンも4回目のトランクショーを開催出来ればと思っています。是非ご期待下さい。
今回ご来店頂いたお客様、そしてベリーナードユーザーの皆様、本当にありがとうございました。そして、二つ返事で毎回ウチのオファーを受けていただき、遠いところ来て下さるエダンディー氏に感謝です。





これからも、鯖江の熟練した職人の技と、エダンディー氏の情熱とセンスが融合したベリーナードのアイウェアを皆様にご紹介していきたいと思います。

写真は、ポップアート調になったエダンディー氏の後でグラスゴーのレッドを掛けたエダンディー氏。

2011年6月








Vol.23 今回の“言ワズモガナ”は、スプリングコートのGUキャンバススニーカー(ローカット)です。

分久しぶりにスプリングコートのスニーカーを新調しました。箱を開けた時のミントとゴムの混ざった独特の匂いに「あぁスプリングコートの匂いだ」と、ちょっと懐かしい気分になりました。その匂いは、中敷に練り込まれたミントの匂いで、そのミントの香りが、どれ程の効果があるかはよく分かりませんが、私の中で、この匂いイコール、スプリングコートというイメージになっています。
フランス最古のスニーカーで、当時テニスシューズとして作られた、このキャンバススニーカーは、同じくテニスシューズとして作られた、イタリアのスペルガとよく比較されますが、同じキャンバススニーカーでもスペルガの方が、ずっと洗練された雰囲気で、すっきりとしたフォルムは、やはりイタリアのスニーカーという印象です。
それに比べて、スプリングコートの丸みを帯びた独特のフォルムに力の抜けた雰囲気は、とても対照的です。イタリアとフランスのお国柄の違いでしょうか、この力の抜け具合がフランスっぽいと言えばよいのでしょうか。自分の中では、この力の抜け具合が今の気分に、とてもちょうど良い感じがします。この春夏は、半端丈パンツやショーツに合わせて、リラックスした大人のスタイリングに大活躍しそうな感じです。
やはり、時代を超えて愛用されるモノには、そのモノだけが持つ美しさやカタチ、独特の雰囲気が存在します。それが、スプリングコートのスニーカーで言えば、この独特の丸みを帯びたフォルムから生まれるリラックス感と安っぽいミントの匂いかもしれません。

スプリングコート  GUキャンバススニーカー(ローカット)  \8,925
カラー ホワイト、ウォームグレー  サイズ 39〜43
2011年5月













Vol.22 今回の“言ワズモガナ”は、スロウガンの“NewザンダーJKです。

かしの名品“ザンダーJK”が、この度復刻されました。このジャケットは、11年前スロウガンを扱い始めるきっかけにもなったジャケットです。
昨年の11月に、スロウガンの小林さんが来店された時にザンダーJKの話になり、「あのJKまたやらないんですか?」と、そんな話をしていたのですが、今シーズン、しかも夏展で復刻されるとは思いませんでした。
このJKを復刻するにあたって、当時のザンダーJKが、どこにもなく、小林さん本人も既に持ってなかったらしく、「ザンダーJK持ってないですか」と、小林さんから店長に電話があり、幸いにして店長が当時のものを二着所有しており、それをお貸ししたのですが、この度、今風にモデファイされたNewザンダーJKが発売されました。
“サマーTEX貴族JK”と名付けられた新しいザンダーJKは、大きな襟にボタン、腕を内側に振った立体的なパターンは、当時のザンダーJKを彷彿させますが、着てみると当時より、随分タイトですっきりとした印象です。そして、淡いインディゴブルーの綿麻素材は、とても清涼感のある夏までオススメのサマージャケットです。
もう一つの“イタリアンリネンシュリンクJK”は、シュリンクさせたイタリアンリネンに、製品染めされ、味のあるくたっとしたゆるい質感、ポケットの端に補強も兼ねて挟み込まれたレザーの切れ端など、同じザンダーJKとは思えない雰囲気は、リラックスした中にもスロウガンらしいモードを感じさせる出来映えで、まさに進化したザンダーJKと言う感じでしょうか。こちらは、袖をまくってシャツ感覚で着てもカッコよく、夏まで使えるサマーJKとしてもオススメです。





この度、復刻された全く異なった雰囲気のザンダーJKは、それぞれにスロウガンらしさを感じさせてくれる素敵なジャケットです。ゴールデンウィークに入り、やっと暖かくなってきましたが、まだまだ寒暖の差も大きく、薄手のアウターが重宝すると思います。シャツやカーディガンなどをアウター代わりにするも良いのですが、GWから夏に向けて季節感のあるサマーJKは、リラックスした大人の余裕を感じさせる素敵なアイテムです。これから夏に向けて、スロウガンのNewザンダーJKはいかがでしょうか。

スロウガン  サマーTEX貴族JK  \25,200
カラー ブルー  サイズ 1、2、3  コットン76% 麻24%
日本製
スロウガン  イタリアンシュリンクJK  \29,925
カラー ライトグレー、チャコール  リネン90% ナイロン10%
日本製
2011年5月

















Vol.21 今回の“言ワズモガナ”は、ポールスミスのストールです。

昔前だと春のストールと言えば、女性がするイメージでしたが、最近はメンズのブランドでも結構見かけるようになりましたが、今回紹介するポールスミスのストールは、私の知る限り20年以上前から毎シーズン素敵な春のストールを作っています。
今シーズンも、とても洒落たストールをリリースしています。上質で柔らかく肌触りの良いレーヨンにフラワープリントが施されたイタリア製ストールやギャラクシーなプリントや抽象的でアートなプリントのシルクストールなど、他には無いポールスミスならではの独創的なストールで、流石はポールスミスと言う感じです。
個人的には、春のストールが大好きなので、何かとストールを巻きたくなります。春のアウターの首元にさらりと巻くだけでとても良いアクセントになります。そして、寒暖の差が激しい春には、首元にちょっと巻くだけで随分と暖かかったりします。薄着になってくる季節に、実はとても重宝します。





暖かくなって上着を脱ぐ季節にも、例えば涼しげな長袖の白シャツの袖をまくり、さらりとストールを巻くだけで随分と印象が変わります。着こなしがシンプルになるこれから季節こそストールが大活躍したりします。
そして、独創的で軽やかなポールスミスのストールが、シンプルな着こなしに変化と春らしい気分を与えてくれます。
是非、着こなしがシンプルになるこれからの季節、素敵なストールをコーディネートに加えてみてはいかがでしょうか。

ポールスミス  ストール  \9,450〜\18,900
日本製、イタリア製

2011年4月















Vol.20 今回の “言ワズモガナ”は、カペッロのバッファローレザーシューズです。

なので春らしい靴が履きたくなりますね。定番のデッキシューズやキャンバススニーカーなども、相変わらずオススメですが、今回オススメしたいのが、カペッロのバッファローレザーシューズです。
カペッロと言えば、最上級のバッファローレザーを使い伝統的イタリアンマッケイ製法で、熟練した職人がハンドメイドにより作り上げています。(現在、イタリア製の靴の中でも、ほとんどの工程をイタリア以外のコストの安い国で作り、仕上げをイタリアで行なうイタリア製の靴も増えていますが、カペッロの場合、全ての工程をイタリア国内で行っています。)その美しいフォルムと足馴染みの良さ、包み込むようなフィット感は上質なイタリアンシューズならではです。
美しいフォルムの中にもカッチリとし過ぎず、リラックスしたカジュアル感があり、英国靴とは、また一味違うイタリアンシューズならではの色気が漂うレザーシューズです。
幅広いカジュアルスタイルにオススメの靴ですが、キャンバススニーカーやデッキシューズを合わせる感覚で履きたいレザーシューズです。フルレングスのパンツはもちろん、ロールアップしたチノパンやミリタリーパンツ、クロップド丈のパンツにもオススメです。





それに、暖かくなってきたら涼しげな綿や麻の長袖シャツに、ショーツをあわせて、サンダルやスニーカーを履くように、このレザーシューズを合わせるのもオススメです。
暑くなってくると、蒸れそうなイメージがあるかもしれませんが、上質なレザーシューズは、スニーカーやデッキシューズなどよりも通気性がよく、実は快適だったりします。
今シーズンも、季節感のある春らしい靴が色々入荷していますが、大人の色気漂う上質なイタリアンシューズを春夏のスタイリングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

cappello/カペッロ  
バッファローレザーシューズ  \40,950
カラー ブラック、ナチュラル  サイズ 40〜43
100% hand made in Italy

2011年3月










Vol.19 今回の “言ワズモガナ”はモンテインのディノ ジャケットです。

ギリスのアウトドアブランド、モンテインのディノ ジャケットが今シーズンも入荷しました。
アウトドアブランドでありながらも、スッキリと細身のシルエットに洒落たデザインのモンテインは、ウチの店で常々提案するタウンユースに、アウトドア、スポーツテイストをミックスするスタイリングには欠かせません。
モードなスタイルにミックスしたり、今どきの半端丈のパンツに合わせるのも今年っぽいかもしれません。もちろん、アウトドアブランドとしてのクオリティーは確かなので、ちょっとしたアウトドアからスポーツ、自転車などにもオススメです。
一枚あると、ちょっとした街着からアウトドア、おしゃれなファッションアイテムとして、これほど重宝する一着はないかもしれません。それに、価格的にも、アウトドアブランドなので、ファッションブランドよりお求め安い価格も魅力です。
今シーズンも入荷直後より大好評で、カラー、サイズによっては既に売り切れてしまったものもあり申し訳ありませんが、ご興味のある方は、是非一度ご覧頂ければと思います。






MONTANE   DYNO JACKET  \15,540
カラー ブラック、スティール/レッド、Mブルー  
サイズ XS、S、M  中国製


2011年3月











Vol.18  今回の“言ワズモガナ”は、melple/メイプルのネルチェック七分袖フードシャツです。

んとうに今年の冬は雪が多いですね。これほど雪かきした年もありませんが、暖かい春が待ちどうしいものです。
ということで、春らしいメイプルの七分袖フードシャツの紹介です。
メイプルの服は、アメリカのウエストコーストのゆるい気分やサーフ、古着などのテイストをメイプルならではのゆるい気分と今の感覚で表現しています。
この七分袖シャツは、ピリング(毛玉)加工が施されたユーズド感のある質感に、少しゆとりのあるシルエットの中に、袖を細くスッキリとさせることで、ゆるい気分の中にも、現代的でリアリティーのあるアメカジに拘るメイプルらしさを感じさせています。
このタイプの七分袖フードチェックシャツは、今までうちの店ではなかったタイプのチェックシャツですが、着てみると、とても良い雰囲気でオススメです。どちらかと言えば、軽い春のシャツアウターという感じで、暖かくなってくると大活躍しそうです。





このシャツを見ていると、現実的には、とても寒く春の待ちどうしい日々に、ちょっとした春らしいゆるい気分を与えてくれるような気がします。
是非、店にて試着してみて頂ければと思います。もちろん、“メイド イン ジャパン”で、価格的にも\11,550とオススメです。

melple/メイプル 
ネルチェック七分袖フードシャツ  \11,550  
カラー オレンジ×ネイビー、バーガンディー×イエロー、ブラウン×イエロー  コットン80% ポリエステル20%
日本製
2011年2月











Vol.17  今回の“言ワズモガナ”は、サンカの吊り裏毛F/zip Parka(WALDES ZIP)です。

地元では、大晦日から元旦にかけて降った記録的大雪で、大変な被害にあわれた方も多いと思いますが、心よりお見舞い申し上げます。
うちの店でもある意味、新年早々大変な被害ではありましたが、今年のように冬が厳しければ厳しいほど、暖かな春が待ち遠しくなります。
ということで、まだまだ厳しい寒さが続きますが、新年初の“言ワズモガナ”は、とても春らしさ溢れるサンカのカラーパーカーの紹介です。
このジップパーカーは、定番で展開している吊り裏毛パーカーのニューカラーです。一度着れば病みつきになるほど、吊り編み生地は心地よく空気まで編み込むと比喩されています。
そんな吊り裏毛を使った、すっきりと洗練されたシルエットで作られたサンカのパーカーは、今やうちの店の欠かせぬ定番パーカーです。
杢グレーやオートミールの定番カラーもお持ちでない方は、オススメしたいのですが、個人的には、春らしさ溢れるニューカラー、淡いオレンジがかったピンクとイエローグリーンのパーカーは、一年で最も寒く、春が待ち遠しいこの季節だからこそ、とても新鮮で惹かれるものがあります。





最上級の着心地と、春らしさを味わえるサンカのカラーパーカーは、待ち遠しい春に向けて是非オススメしたいパーカーです。

Sanca  吊り裏毛F/zip PARKA (WALDES ZIP)  ¥21,000 
カラー ピンク、イエローグリーン  Made in japan
2011年1月

Sanca サンカは「MADE IN JAPAN」と「旧いものと新しいものの融合」をキーワードに、旧き良き時代の優れたプロダクトを現代的にアップデートした手法で展開するこだわりの“メイド イン ジャパン”ブランドです。











Vol.16 今回の言ワズモガナは、カナダグースの“Kamloops/カムループス”の紹介です。

ナダグースと言えば、「北米アウトドア界の名門」と呼ばれ、10数年前に日本初登場以来、E.F.G.STOREの冬のアウター部門を支え続けています。
少し前に大流行したヨーロッパ系の派手でゴージャスなダウンブランドと違い、どちらかといえば地味で武骨なイメージが強いカナダグースですが、常々、スタイリッシュな中にも男らしさを求めるE.F.G.STOREにとっては、現在も欠かせぬ存在です。
そんなカナダグースから、今シーズンリリースされたニューモデル“カムループス”は、長年人気だったスペシャルフォースジャケットをベースにした、“コンスタブルパーカー”の後継モデルです。
日本完全別注の“カムループス”は、近年のカナダグースの中でも、最もスタイリッシュなモデルです。このスッキリとスタイリッシュなデザインが、タウンユースでも軽快に着れて、コーディネートの幅も広がります。





防寒性ですが、モデルによっては、日本の冬にはオーバースペック気味なモデルもありましたが、このカムループスは、ある意味、日本の冬にとても丁度良く、この「ちょうど良さ」が実は一番重宝したりします。
そして何より、カナダグースらしい、武骨でタフなところは相変わらずで、どんなにスタイリッシュになったとしても、そこのところはやっぱりカナダグースです。そこがカナダグースの一番の魅力かもしれません。
これから迎える冬本番に向けて、ちょうど良いカナダグース“カムループス”の紹介でした。

CANADA GOOSE  Kamloops  ¥68,250
カラー ブラック、アースブラウン  サイズ XS〜M
MADE IN CANADA   
2010年 12月













Vol .15 今回の言ワズモガナは、バーフィールドのレザーグローブです。

国からバーフィールドのレザーグローブが届きました。バーフィールドと言えば、今ではイングランドに3社しか残っていない貴重な老舗グローブファクトリーであり、グローブカッターと呼ばれる殆ど残っていない職人さんが、今でも昔ながらの製法と伝統を守り続けている貴重な・・・など他にも色々とウンチクを語れるグローブです。革小物にウンチクとくれば、かなり男心をくすぐるアイテムです。
そして、そのクオリティーの高さから、ヨーロッパの高級老舗ブランドにグローブを供給していますが、そこの名前がついたら、おそらくすごい値段になると思いますが、それを思うとかなり良心的な価格設定になっていると思います。
男性の場合、冬でもあまりグローブしない人も多いですが、服はきまってても、ポケットに手を突っ込んで背中を丸めて寒そうに歩くのは、ちょっと残念な感じもします。
是非この冬は、上等なレザーグローブをして街を颯爽と歩きたいものです。





ちなみにサイズですが、ウチの店では3サイズあり、よくあるフリーワンサイズとは違い自分の手にジャストフィットするものを選び易くなっています。レザーグローブの場合、大き目を選ぶのは厳禁です。(とりあえず暖かいとは思いますが・・・)レザーの場合、使ってるうちに伸びて少し緩くなってくるので、そこはジャストフィットか、ややきつめぐらいを選ぶのをオススメしたいです。

バーフィールド  レザーグローブ
ヘアシープ(カシミヤライニグ) ¥17,640
ディアスキン  ¥15,540 
ヘアシープ×ニット  ¥14,490  

MADE IN ENGLAND

2010年11月











Vol.14今回の“言ワズモガナ”はラウンジリザードのタッセルロファーです。

ルトタッセルのローファーと言えば、イギリスのシューズブランド、“ローク”のローファーが有名です。
私には、当時モッズの人たちが好んで愛用したシューズという印象が強く、その辺を経験した、30代後半から40代の人たちには、ちょっと懐かしいシューズかもしれません。
このローファーは、ロークのタッセルローファーと比べて丸みがあり、全体にボリューム感を持たせています。ロークの場合、ソールはこの手のイギリスのシューズにありがちな“ドクターマーチンソール”ですが、ラウンジは、厚みのあるフラットなラバーソールを採用しています。(個人的には、昔から羊羹のような半透明のDrマーチンソールが、どうも苦手なのですが・・・)
もともとロークのキルトタッセルのローファーは、とてもオーセンティックなシューズなのですが、テカテカのガラスレザーに厚底気味のフラットなラバーソールが、パンクな匂いもしてラウンジらしく、とてもステキです。
そして、あわせるパンツは、昔も今もやはりピタピタのパンツです。
ちなみにサイズは、1のみです。私の勝手なイメージですが、あまり足の大きな人や、体のデカイ人が、この手の靴を履くイメージがなくて、あえてサイズ1しか入れていません。誰もが似合う靴でもないですし、好き嫌いのハッキリする靴ですが、懐かしく、とても新鮮で洒落た靴でもあります。
ロークのキルトタッセルのローファーを知らない若い世代の人にも、是非とも、ピタピタのパンツでクールに履きこなして欲しいシューズです。

ラウンジリザード  タッセルローファー  ¥38,850
            ブラック、ボルドー  日本製
2010年11月












vol.13  今回の“言わずもがな”は、スティルバイハンドのセルベージブロード製品染めシャツです。

ャツと言えばスティルバイハンドと言うぐらい、ここのシャツは毎シーズン好評です。それで、今回紹介するシャツは、秋に大好評だったオリジナルピンオックスワークシャツの冬バージョンです。
新たに旧式のシャトル機で織られたオリジナルのセルベージブロードは、打ち込みを上げ、とても風合いが良く、更に製品染めを施すことで、ドライで味のある質感に仕上がっています。
デザインは、秋バージョンが裾が真直ぐのスクエアタイプだったのですが、冬バージョンは、浅めのラウンドタイプに変更されています。スクエアタイプは、一枚で着るにはとても着易くて良いのですが、レイヤーしたり、アウターのインナーにあわせるには、ちょっと着にくく、やはりラウンドしてる方が、より重ね着しやすく、アウターのインナーにもバランスよくあわすことが出来て更に良くなったと思います。





そして、すっきりと細身で、上品で控えめなワークテイストは、重ね着しても着こなしをジャマすることなく、バランスよく着こなせます。アウターのインナーにカットソーもよいですが、白シャツををあわせると、ちょっと上品で大人っぽい感じがします。寒くなってくると、防寒物や、ウォーム感のあるものに目が行きますが、実は、白シャツも冬の着こなしに、とても重要なアイテムだったりするので、一枚お気に入りの白シャツがあると、とても便利で大活躍すると思います。

STILL BY HAND  
セルベージブロード製品染めシャツ  ¥15,540
カラー オフホワイト  サイズ 46、48
コットン100%  日本製

2010年11月










vol.12 今回の“言ワズモガナ”は、Reのピュアウールトラディショナルカーディガンです。

年、Reクロージングにお願いして製品化して頂いたVネックのニットに続いて、今回カーディガンを作ってもらいました。
「日本製で上質な素材を使って、シルエット、着心地が良く、一枚で着てもシャツの上に重ねてもカッコイイVネックニットを1万円ちょっとで作れないですか」ということで、あーでもない、こーでもないと言いながら、昨年Vネックのニットを作って頂きました。
お陰様で、大好評で、私自身も毎日のように相当着倒しましたが、驚いたことに毛玉にもならず、何度か水洗いしましたが、風合いも損なわれず、かなり大満足させてもらいました。
それで今シーズンは、同じコンセプトのカーディガンを作ってもらいました。カーディガンなら、軽くはおったり、アウターのインナーにと、Vネック以上に大活躍しそうです。それに、丈夫で毛玉にもほとんどならないので、仕事でシャツの上から羽織ってガンガン使えるカーディガンとしてもオススメです。





当初、サンプルではかなりイメージと違っていたのですが、デザインをよりシンプルにして、サイズ感や縫製仕様なども修整してもらい、上質でシンプルかつカタチがよく、価格的にも納得のいくものが出来たと思います。
昨年、Vネックをご購入頂いたお客様にも、カーディガンはかなりオススメです。もちろんVネックも入荷していますので、まだご覧になられてない皆様には、是非一度ご覧頂ければと思います。Vネックについて詳しくは、「私の独断と偏見で選ぶこの逸品」コーナーのバックナンバーをご覧下さい。

Re Made in Tokyo Japan  
Pure Wool Traditional Cardigan  ¥12,390
カラー ブラック、トップグレー  サイズ S、M、L
ウール100%(水洗いOK)  日本製


2010年10月










ol.11 今回の“言ワズモガナ”は、ラウンジリザードのミリタリーブルゾンです。

彼岸も過ぎ、やっと秋を感じられるようになりました。とはいえ、まだ暑さの残るこの時期です。そういう訳でオススメなのが、このラウンジリザードのミリタリーブルゾンです。
秋のアウターと言えば、いきなり厚手のタイプが多いので、実際に着るまで2ヶ月以上家で寝かせることもよくあります。意外と早くから着れるアウターって少ないかもしれません。
この2タイプは、裏地の無い一重タイプで、まだ暑さの残る秋には、TシャツやロンTをインナーにして、小寒い季節には、薄手のニットやネルシャツなどをインナーにしてストールでも巻いてもらえれば、秋から初冬まで大活躍するアウターです。(ちなみに肌寒い春先にもオススメです。)
やはり、この手のアウターを作らせたら流石はラウンジリザードと言う感じです。シンプルでハイクォリティな中にも、シャープで男臭くいラウンジリザードらしさを感じさせてくれます。そして何より、2万円代という良心的価格も嬉しいですね。





ラウンジリザード 
(写真 左) 
超長綿W‐CLOTH × P.P.B ミリタリーブルゾン  ¥29,400
(写真 右)
ストレッチカモフラージュ × BIOストーンウォッシュ ミリタリーブルゾン  ¥28,350


日本製

2010年9月










vol.10 今回の“言ワズモガナ”は、スロウガンの大人のスタジャンです。

月に入っても本当に厳しい暑さが続いております。今年の夏は、観測史上113年で最も暑い夏だったそうですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。この暑さにもめげず、うちの店でも秋物が続々入荷中です。
そして、今年も大好評スロウガンの“大人のスタジャン”が入荷しました。
4年前に初めて登場したとき、あまりの素晴らしさに、“私の独断と偏見で選ぶこの逸品”でも紹介しましたが、あまりの大好評に、定番アイテムをほとんど作らないスロウガンの中で、珍しく定番スタジャンとなりました。(毎年、微妙にマイナーチェンジしています。)


今シーズンも、この暑さにもかかわらず大好評でして、当分着れないにもかかわらず、入荷後すぐにご購入いただいて、ちょっと申し訳ないのですが、本当にありがたい限りで、お客様には感謝の言葉しかありません。
すでに売り切れているサイズも出ていて申し訳ないですが、ご興味のある方は、是非一度“大人のスタジャン”に袖を通して見て下さい。

スロウガン  ハイエンドスタジャン  ¥68,250
カラー ベージュ×ネイビー、ブラック×ブラック 
サイズ 1、2、3  シープスキン、ウール(カシミア)100%
日本製

2010年9月










vol.9 今回の“言ワズモガナ”は、Re made in Tokyo Japanのドレスニットポロです。

好評につき完売しました、大人のポロシャツことReのドレスニットポロが再入荷しました。このポロシャツはうちからのリクエストにより製品化されたもので、素材、着心地デザインにこだわった日本製ポロシャツです。
肌に吸い付くような、抜群の着心地と、きれいなシルエット、それにポロシャツの顔とも言える襟は、同素材を使用するのではなく、別注で編み立てたクラシックな減らし襟(リブ)が、シンプルな中にも、このポロシャツの高級感と存在感を引き立てています。


シンプルなポロシャツなので、とても使いやすいのですが、例えば、きれいな質感のポロシャツに、ユーズド感のあるルーズな軍パンやチノパンをあわすのも大人な感じです。逆にグレーのスラックスできれいめにあわせるのもいいです。ショーツにTシャツではなく、このポロシャツをあわせるのも、大人な感じでオススメです。
入荷後早い時期に売切れてしまったので、あまりオススメする機会が少なかったのですが、買いそびれたお客様も是非この機会にオススメしたい一枚です。

Re made in Tokyo Japan  ドレスニットポロ  ¥9,975
カラー ブラック、ネイビー  サイズ S、M、L
made in japan

2010年7月









Vol.8 今回の“言ワズモガナ”は、アイランドスリッパのレザーサンダルです。

サンダルの季節が、やってきました。
アイランドスリッパといえば、夏のコーディネートには欠かせないEFG夏の定番サンダルです。やはり、この独特の力の抜けた雰囲気と、開放感のある抜群の履き心地は、アイランドスリッパならではです。それに、今どきハワイで作ってるのも、かなり貴重な存在です。
そして、このレザーサンダルは、ショーツからジーンズ、チノにカーゴ、キレイめに合わせたいスラックスまで、様々なパンツと相性抜群です。
素材やカラバリも多いので、長年やってると、2足目を買って頂くお客さまも結構いらっしゃいます。まだお持ちでないお客さまも、夏を迎える前の今の季節が、オススメです。
ちなみにサイズ選びですが、履いてると鼻緒が少し伸びてくるので、大き目を選ぶのは、オススメできません。大きめを履くと引きずって履く感じになるので、履き心地も悪くなり、指の股にも余分な負担がかかります。やはり、ジャストサイズか少しきつめぐらいで履くのがオススメです。
雪駄みたいに、ちょっと小ぶりに履くぐらいが、粋な感じでいいんじゃないでしょうか。

アイランドスリッパ  レザーサンダル ¥13,650
MADE IN HAWAII

2010年6月 






Vol.7 今回の“言ワズモガナ”は、ベリーナード“トランクショー”のお知らせです。

マブしい季節がやってまいりました。昨年開催し好評を博しました、ベリーナードのエダンディ氏による、トランクショーを今年も開催することとなりました。
昨年は、エダンディ氏寝坊による、まさかの大遅刻というサプライズもありましたが、今や持ち前のバイタリティで適当な英語をカバーし、海外のセレクトショップにも進出した、安来生まれのエダンディ氏も、縁のある米子でのトランクショー開催に「今年は、開店前に行きますョ」と、張り切っておられました。
この3日間は、ベリーナードの最新作を始め全モデルがご覧頂けます。皆様、是非お気軽にお出かけいただき、楽しんでいただければと思います。
以前、ご購入いただいたお客様も、歪みや不調箇所がありましたらメンテナンス致しますので、お気軽に持ち下さい。

期間 6月5日(土)、6日(日)、7日(月)
※5(土)、6(日)は、エダンディ氏が来店します。

ちなみに『ベリーナードとは、メイドインジャパンにこだわり、鯖江の熟練した職人の技とエダンディ氏のセンスと情熱が見事に融合した、こだわりのアイウェアブランドです。』


2010年5月





Vol.6 今回の“言ワズモガナ”は、coeurの“マリンキャップ”です。

ここ数シーズン、ハットタイプが全盛の中で、毎シーズン常に売れ続けているベストセラーモデルと言えば、このマリンキャップです。
人気の理由は、やはり、抜群の被りやすさでしょうか。ワークキャップよりも深いカタチで、前頭部の上をちょっと押さえ気味にして、後にちょっとボリューム感を持たせて被る感じで、浅いタイプのワークキャップとは一味違う洗練された絶妙のバランスです。きれいめなスタイリングから、味のあるこなれたスタイリングまで、とても合わせやすく被りやすい帽子です。
春夏なので、綿/麻や麻などの涼感のあるタイプが中心で、自宅で水洗い出来るのもうれしいです。
着こなしが寂しくなってくる夏に向けて、コーディネートのアクセントとしても、実用的にもオススメのキャップです。
今シーズンも、お陰様で好評につき品薄状態ですが、そろそろ夏の追加企画で、涼しげな新作マリンキャップが入荷予定です。
帽子好きの方はもちろん、今まで帽子は似合わないから被らないけど、被ってみたいと思われている皆様にも是非オススメしたいcoeurのマリンキャップの紹介でした。

coeur  マリンキャップ 各¥10,500
日本製


2010年5月



Vol.5 今回の“言ワズモガナ”は、スロウガンの“0番ステッチサマーJK”です。

ゴールデンウィークも間近になり、やっと暖かくなってきたような、なってないような、今年は例年になく寒くて微妙な天気が続いていますね。
この時期、着るものに困ると言う声をよく聞きますが、ちょっとした羽織モノを探している方も多いかもしれません。
それで、ゴールデンウィークということもあり、オススメなのがこのJKです。JKといってもカッチリとしたイメージではなく、スロウガンらしい力の抜けた雰囲気で、シャツやTシャツ、ポロシャツなどの上にちょっと羽織るにも最適のJKです。


かといってくだけ過ぎている訳でもなく、着方次第では、ちょっとフォーマルにも、きれい目に着てもカッコイイJKです。
やはり暖かくなってきたとはいえ、上着レスでは見た目にも寂しい気がします。というわけで、今から夏まで使えるオススメのサマージャケットはいかかがでしょうか。

スロウガン 0番ステッチサマージャケット  ¥30,450
カラー チャコール、ストライプ、  サイズ 1、2、3

2010年4月














Vol.4 New Balance M587NVです。

今回は、ニューバランスのスニーカーです。
このM587NVは、大のニューバランス好きの私も見たことないんですが、日本未入荷モデルらしく、結構レアなモデルかもしれません。 ニューバランスの魅力と言えば、やはりダサさとカッコよさの見事な調和でしょうか。ニューバランスのスニーカーって、最初に見たときは、「なんかダサいなあ、微妙だなあ」と思いながらも、よくよく見るとすごくカッコよく見えてくるところが不思議です。(もちろん、ダメダメなモデルも多いですが)ちなみに私はスモールN派です。
このM587NVも配色といい,デザインといい、いわゆるニューバランスらしさを兼ね備えた私好みのニューバランスです。
今シーズンも多いロールアップしたパンツスタイルからショーツまで相性抜群です。ニューバランスマニアの方から初ニューバランスの方まで、そして「1300には興味ないよ」というちょっとひねくれたニューバランス愛好家の皆様にもオススメです。

new balance  M587NV  made in USA  \ 20,790

2010年4月








Vol.3 今回の“言ワズモガナ”はフランスのエスプリ薫るrepettoの“zizi”です。

レペットのziziと言えば、あのゲンズブールが愛用していたことでも知られていますが、ziziは1950年、ダンサーでシンガーでもあるジジ ジャンメールの為にデザインされたシューズです。
ziziは、革靴にはない柔らかく力の抜けた雰囲気と、スニーカーにはない色気を持ち合わせた稀有の存在です。それは、他の靴にはないziziだけが持つ特別なものかもしれません。
ziziは、似合いそうで、意外と似合わない靴なので、皆さんにオススメということでもないのですが、暖かくなってきましたし、春なので皆さんziziに挑戦してみてはいかがでしょうか?個人的には、ちょっとオッサンになったぐらいの方が似合ってくるとは思いますが・・・
ちなみに、値段も高いときに比べて1万円以上下がったのでお買い時かもしれません。

repetto “zizi” ホワイト mede in France ¥30,450

2010年3月





Vol.2 ベリーナードの“ショーツガーデン”ツートーンタイプです。

今回、紹介するベリーナードの人気モデル、“ショーツガーデン”のツートーンタイプが、Newカラーのブラウン×クリアを加えて再入荷しました。
ショーツガーデンは、昭和レトロにモダンなシルエットをミックスさせた、使い込む程に良いツヤを出す、今どき珍しいセルロイドを使用した好評のモデルで、普段使いから仕事まで、とてもオススメです。ちなみに一色タイプ(ブラック、ブラウン)も入荷中です。是非、試しに掛けてみて下さい。
余談ですが、見た方も多いかもしれませんが、最近ワイドショーやスポーツ紙を騒がせた、○○蔵さんの婚約騒動で、インタビューを受けてるときに、○○蔵さんが常に頭にのせていたのでが、このショーツガーデンのツートーンタイプで、それを見た人が何でわかったのか知りませんが、ベリーナードに問い合わせが殺到し、(ちょっと大袈裟ですが)ベリーナード始まって以来の活況を呈したみたいです。



数日後、ベリーナードのエダンディ氏から電話があり、その話になり、エダンディ氏曰く、「いや〜、うちがファッション誌の一面を飾ることは無いっすけど、スポニチの一面を飾りましたよォ」と、ファッション誌に取り上げられることも稀なベリーナードも、ある意味スポニチの一面を飾り、エダンディ氏もいたくご満悦でした。
そんなベリーナードですが、今年もまた、昨年大好評でした、エダンディ氏のトランクショーを開催したいと思っています。日程はまだ未定ですが、決まりましたら、またお知らせしたいと思います。

ベリーナード “ショーツガーデン” ツートーンタイプ  ¥18,690

2010年2月16日











Vol.1 スロウガンのあの名作スニーカー“ブレイカーベルクロ LO”です。

このスニーカーは、4、5年前“私の独断と偏見で選ぶこの逸品”コーナーでも紹介しましたが、名作の多いスロウガンのスニーカーの中でもかなりの名作です。
(詳しくは、私の独断と偏見で選ぶこの逸品のバックナンバーをご覧下さい)
そのときに買えなかったお客様や、履きすぎてボロボロになったので、もう一足欲しいという方など、結構いらっしゃいまして、この度スロウガンの小林さんにお願いして、うちの店用に復刻(限定15足)してもらいました。
私も履きすぎてかなり汚いので、是非もう一足欲しかったところでした。
ちなみに、入荷が生産の都合で5月頃になってしまうのですが、すでにサイズによってはかなり予約を頂いてて、なくなっているかもしれませんが、店に私の履いてた薄汚れたスニーカー(写真)が置いてありますので、ご興味のある方は是非一度ご覧下さい。

スロウガン  ブレイヤーベルクロ LO  ¥34,650
         カラー ホワイト  サイズ 1、2、3

2010年2月6日







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