追 及 質 問  12回目

 今朝ほど本県財政への影響等をお尋ねしたのですが、三位一体改革の見通しと来年度
予算編成について、もう一度追及をさせていただきます。

 この全体像の中で、もう1つ気になる箇所があります。それは地方交付税の改革の中で、
来年度以降、地方財政計画の計画と決算の乖離を是正し、適正計上を行うと記載されて
おります。この項目は、地方がむだ遣いをしているとの財務省の身勝手な主張を踏まえて
記載されたと推測するものですが、今後の展開によっては、このことを盾に地方分権が後
退することにもなりかねないのであります。本来は各地方団体が自らの意思と責任により
決定すべきものである地方交付税の使途を、国に一方的に制限されることはあってはなら
ないのであります。我々も含めてこの点については今後注視していかなければいけないと
考えております。聡明な知事でありますので、当然御認識いただいていると思いますが、今
後どのように取り組まれるのか、ご所見を伺います。

 また、もう1点、今後の財政運営についてですが、確かに明らかになっていない事項が多
く、なかなか難しいということも理解するのですが、県民の生活に直接影響する県予算であ
りますので、説明責任を果たす上からも、きちんと説明していただきたいと考えます。もう一
度お願いをしたいと思います。




                                          知事の答弁



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