追 及 質 問  15回目

 多分考えていることは余り違いはないと思うのですが、私が懸念することは、新しい国の
あり方を今地方と国で進めて、その先頭に立って全国知事会が国に向かっていっている。
片山知事もその最前線で頑張っておられる。国の今の再建を果たそうとしていくことの論議
が、今国と県レベルで話が進んでいるのですが、やがては、今度は県のありようというもの
も逆に問われてくるのではないか。県と市町村の関係というのも、進んでいけば問われてく
る時代がくるのではなかろうかというふうに私なりに考えて、この問題を取り上げさせていた
だきました。

 片山知事は朝からずっと国のやり方を鋭く批判なさるのですが、いざ県内の市町村長が、
そういうふうになかなか知事に向かって、知事のように見識もないし能力もないといってしま
えばそれまでなのですが、それとは違ったものもあって、言わない方も多かろうというふうに
も推察をしております。その辺のことの重みというものも考えてあげていただきたいと、私か
らは要望させていただいておきたいと思います。


 時間も大分迫ってまいりましたので、次に進みたいと思いますが、先ほど私、土に立ち海
に向かってということを提言させていただきまして、知事にも大変いい御答弁をいただきま
してありがとうございました。この問題ですけれども私は1つ、鳥取県というのは県の社会教
育施設というのが、大山青年の家と船上山少年自然の家とか、今ストップしているのですが、
とっとり出会いの森とか、何でこんなに山ばかりなのだろうか。そう言うと岩美自然科学館
があるとおっしゃるかもしれませんが、ここは観察がメーンで、能動的な施設ではない。

 そういう意味では、県ではないのですけれども、管理組合が持っている境港の公共マリー
ナというのが唯一の施設かなというふうに思います。ここをもっともっと活用すべきではない
かなというふうに日ごろから思っておりますが、昭和60年のわかとり国体のときにできて、
その後、他の県は国体の後で常駐の指導員を置いて、学校の授業とかで使っているケー
スもあるのですが、鳥取県の場合はそういうこともなされないまま、今日建物管理をするよ
うな方が常駐しているだけですが、知事も先般実際に言ってみてくださったようですが、どう
いうここの活用というものをお考えいただいているのか、ちょっとご披露いただきたいなと思
います。よろしくお願いします。





                                          知事の答弁



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