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お口大全
最近になり、お口の機能と全身との関係が大きく注目されるようになりました。
このきっかけとなったのは、静岡市の医学博士米山武義先生が1999年にランセットという医学雑誌に投稿された、「口腔ケアと誤嚥性肺炎(Oral care and pneumonia)」という論文であったと思います。
その後、口腔ケアという言葉が世間に広まり、同時にその重要性も強く認識される事となりました。
それ以前は、誤嚥性肺炎で多くの方が亡くなられていたのですが、この病気の予防が行われるようにもなりました。
さらに、健全なお口の働きである口腔機能は、「食べる」、「話す・歌う」、「飲み込む」、など、本来お口が持っている役割のみならず、全身の健康にも大きく関与していることも分かってきました。
「お口大全」は、その様な口腔機能と、それを損なわせてしまう様々なお口の病気、口腔機能に関連する全身の病気、お口から入る病気、およびその予防方法とそれを健全に維持・増進させるための口腔ケアについて、色々な方面から記載致しますHPです。
なお、「お口大全」は、当院の旧HPに掲載していた内容を更新しまとめたものです。

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