第1章 早押しキットを組み立てよう!


まず、キットの紹介です。共立電子産業株式会社のワンダーキットシリーズの中の「早押し判定キット/HA-804B」です。お値段は1950円。ネットでの販売もされています。(ホームページより「ゲーム」を選択するとたどり着きます)

これがそのキットです。中身は


です。左上のフロッピーは大きさを比較するために置いただけで、キットには含まれません。


それでは組み立てていきましょう。といってもやることはハンダ付けだけです。用意する物はハンダごて、ハンダ、鉄線を切るニッパぐらいです。どれもホームセンターで購入できます。




説明書を見ながら部品をはめ込み、ハンダでくっつけていきます。ハンダの上手な付け方などが書かれたプリントも入っていますので参考にしながら作業していきます。
●部品の一部は向きが決まっている物があります。説明書を読めば分かりますので注意してください。
●不具合のほとんどの原因はこのハンダ付けです。丁寧にやっていきましょう。
●やけどなどに注意しましょう。
●ハンダ付けの際に隣とくっつかないように注意しましょう。
<補足>
このような場合・・・
仮にAとBのハンダが誤ってくっついてしまったとします。でもこの場合はくっついてもokです。なぜならAは基板の黄緑の部分でBとDにつながっているのでくっついても支障がありません。F-G間も同様にくっついてしまってもokです。ただしB-C間、D-E間はつながっていないので、もしハンダがくっついてしまったら離さないといけません。
また、ハンダ付けに時間をかけすぎると銅はくの部分がはがれ落ちてしまうことがあります。例えばAの銅はくがはがれてしまったら・・・AはBやDとつながっているのでAとB、もしくはAとDをコードでつなげてやればokです。



完成したら早速試してみましょう。


電源は6〜12ボルトの間です。写真では電池6個で9ボルトにしています。6ボルト(電池4個)でもokでした。電池ボックスはホームセンターで購入しました。なければ部品屋さんなどで購入しましょう(ラジコンを扱っているお店でも売っています)。部品屋さんがそばに無い・・・という方はネット販売を利用されるといいと思います。詳しくは8章で。

早押しボタンを押すと一番早く押したところのLEDランプがつきます。リセットボタンでランプが消え、リセットされます。










電池には9ボルト用の箱形電池もあります(100円ショップだと2個で100円)。これだと1つで済むので場所もとらないし、軽いのでおすすめです。接続するものはホームセンターから購入しました(100円)。


これで一応4人用の早押し機が完成です!!でもこれだと電卓で早押しをやるのと大差ありませんね。ここからいろいろと作り足していって、本格的な早押し機にしていきましょう!


2章に続く

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