第5章 判定結果を外部に表示させよう!




ようやく早押し機らしくなってきました。あと残りは・・・そう、ランプですね。今の段階ではボタンを押すと赤い小さなLEDランプが点灯するだけです。テレビのクイズ番組のように大きな電球をつけたり、パトランプをつけたりする方法を説明していきます!


そのためには「早押し判定キット(HA-804B)用リレーキット/804RY」 が必要です。(2750円。組み立て品は+1000円)


まずは組み立てます。これもハンダ付けだけです。完成するとこのようになります。




そしてその完成したリレーボードを早押し機にドッキングさせます。6本のコードを説明書の通りに接続すればokです。



これは3枚バージョンです。ご覧の通り12人用早押し機の場合はリレーボードも3つ必要になります。

それでは動作チェックをしてみましょう。豆電球か何か電池で動くものを用意します。



このようにつないで1番のボタンを押してみましょう。カチッという音と共に豆電球がつけば成功です。リセットすると消えるはずです。同様に豆電球を2番、3番、4番に移して試してみましょう。なお、カチッという音は黒い四角い物体から音がします。この黒い物体はいわばスイッチの役目をしています。あの音はスイッチを切り替える音です。








ではここでリレーボードの仕組みを簡単に説明します。


このような場合に1番のボタンを押したとします。すると1番の赤いLEDランプが光ります。それと共に左端の黒い四角い物体のスイッチが入り、青い線で示した回路が内部でできます。よって左端の豆電球だけがつきます。では3番のボタンを押すと・・・・





このような回路が出来、3つ目の豆電球が光ります。



6章に続く

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