石田福祉保健部長 答弁

 児童相談所、特に虐待等についての対応の現状ですが、議員から話がありましたけども、また知事からも申し上げましたように、非常に虐待件数が増加してきておりまして、その辺の対応を迫られているわけです。その対応として県と致しましても、順次職員の増員をはかってきてもいまして、H13年以降も4名の増員をしております。相談にあたる職員を4名、それから心理職を更に1名今年度増員するという予定にしております。また、施設的にも充分な対応ができてない面に対しまして、一時保護につきましては、児童相談所のキャパが少ないということもありまして、現在は児童養護施設あるいは乳児院等に委託をして一時保護しているというケースが非常に増えてきています。とくに乳児の場合、なかなか児童相談所では受け止めにくいという現状もありますので、、こういった体制について、現在検討しております。特に倉吉児童相談所が老朽化してきているということもありまして、そういう児童相談所の改築とあわせて一時保護施設の充実、更にはDV対策としての婦人保護施設の体制、そういったものもあわせて検討しているところです。できるだけ早くその方向を出して、また皆様方とも相談しながら進めてまいりたいと思います。




   坂出農林水産部長 答弁

 中浦水門の撤去工法についてですが、昨年11月の第5回の協議会以降、今年1月の県議会の経済産業常任委員会で、県内調査においでになった時に、その砕岩棒工法以外のものも柔軟に検討する余地があると説明があったというふうに聞いております。その後、新しい動きは今のところございませんで、いくつか工法があるようですが、それぞれの工法について可能性、問題点等比較検討をすすめているといるふうに聞いております。この撤去工法につきましては河川管理者との協議も必要でございます。事業主体である農水省の方でその事もふまえて適切な工法を選定されると思いますが、私どもとしても当然の事ながら治水上の安全性あるいは、周辺関係の配慮といってことは、これまでも充分配慮してもらいたいということで、協議会の席で申し上げてきておりますし、協議会以外の所でもことあるごとに申し入れております。今後ともそこは引続き申し入れていきたいと考えております。



  牧野県土整備部長 答弁

 県道渡・余子停車場線につきまして、ご質問いただいております。
 まず経緯ですが、昭和50年頃から竹内工業団地に関わる工業団地の増加ということに備えまして、立体交差に着手しています。その後、用地取得の一部難航ですとか、沿線住民の方々からの立体交差に対する反対がございまして、昭和56年度より立体化につきましては中断しています。その過程におきまして、米子・境港線(市役所前)の4車線化、立体交差が昭和48年から57年にかけて完成しております。また米子空港線の2車線の立体化が平成4年までに完成しております。こういった面から国道431号線とならびまして、境港市を巡る交通のネットワークは概成していると考えて良いと思います。そういう状況の中、現在のところ渡・余子線の著しい混雑は発生していないと考えているところです。
 それから、今秋開通予定の江島大橋、更には大型量販店の進出ということから、その交通量は2つあわせて1,000台程度増加するというふうに見込んでいます。現在の交通量が約8,000台です。それに対して1,000台程度の増加と予測されています。この交通量の予測を見込みましても、混雑度は1以下ということからすでに整備済の県道2車線でアクセス機能としては充分確保されているものと考えています。ただ、沿線付近には、小・中学校、高校と更には駅がございまして、歩行者、自転車等の安全確保ということは、必要なものというふうに考えています。ご質問にありました歩道については、一部用地買収が難航しまして、まだ未整備のところがあります。この箇所については、H16年度に事業着手予定としています。また、踏み切り箇所ですが、2つの歩道が必要と考えています。この踏み切りについては地元の地権者の理解を得て事業着手したいので、今後地権者の理解を得ていくように努力していきたい。JR等については、踏み切りの改良について現在協議中です。


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