冊 | 書 名 | 編・著者名 | 発行・文庫名等 | コメント | オススメランク |
1 | 采配 | 落合博満 | ダイヤモンド社 | | ★★★★ |
2 | 幸福への近道 | 松原照子 | 主婦と生活社 | | ★★★ |
3 | せんせい | 重松清 | 新潮文庫 | | ★★★★ |
4 | 「待つ」ということ | 鷲田清一 | 角川選書 | | ★★★ |
5 | スティーブ・ジョブズT・U | ウォルター・アイザックソン | 講談社 | | ★★★ |
6 | 小商いのすすめ「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ | 平川克美 | ミシマ社 | ”ヒューマンスケールの復興、「いま、ここ」に責任を持つ生き方” こうした考え方を共有できれば、日本経済は肥大化し、にっちもさっちもいかなくなることはなかったであろう。 | ★★★ |
7 | 愛しの座敷わらし(上)(下) | 荻原浩 | 朝日文庫 | 家族の絆は、目に見えないものか。座敷わらしを通して、絆がはっきりと見えてきた。 | ★★★ |
8 | 舟を編む | 三浦しをん | 光文社 | 辞書を作ることの意味とこだわり。俺たちは舟を編んだ。太古から未来へと面々とつながるひとの魂を乗せ、豊穣なる言葉の大海をゆく舟を。 | ★★★ |
9 | どんどん沈む日本をそれでも愛せますか? | 内田樹 高橋源一郎 | ロッキング・オン | 他者への想像力。身体感覚は信用できる。身体実感に裏付けられた政治。サドベリー・バレー・スクール、サマーヒル・スクール。きのくに子どもの村学園。学校というものは多様性を担保している。 | ★★★ |
10 | 街場の文体論 | 内田樹 | ミシマ社 | 「情理を尽くして語る」という態度が読み手に対する敬意の表現であり、同時に、言語における創造性の実質である。初等教育には、他者との同一化の訓練が必ず入っている. | ★★★ |
11 | 菜種晴れ | 山本一力 | 中公文庫 | 命さえ助かれば、かならずやり直しができる。モノを惜しんで逃げ出すのをためらうのは、モノと命とを引き換えにするおろかな振る舞いだ。 | ★★★ |
12 | 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術 | 石田淳 | かんき出版 | 結果や成果を変えたければ、「行動」を変える。「考える力」を引き出したいなら、「考える」という過程を一つひとつの「行動」に細かく分析し、その手順を見せたり説明したりしなければいけない。 | ★★★ |
13 | ジョン・マン 波涛編 | 山本一力 | 講談社 | | ★★★ |
14 | 海賊とよばれた男(上)(下) | 百田尚樹 | 講談社 | | ★★★★ |
15 | 5年3組リョウタ組 | 石田衣良 | 角川書店 | この小説は、なにかと問題がかり指摘される先生と子どもたちに送る、すこしばかり長いエールだったのかもしれません。 | ★★★ |
16 | ジョン・マン 大洋編 | 山本一力 | 講談社 | | ★★★ |
17 | くちびるに歌を | 中田永一 | 小学館 | サクマ式ドロップス。母の言葉。「あのときなんていったの?」その答えが最後に。 | ★★★ |
18 | 知れば知るほど面白い古事記 | 三橋健 | じっぴコンパクト新書 | 古事記には、神々が登場する神話時代から推古天皇までの日本の国のかたちが記されている。 | ★★★ |
19 | 鉄の骨 | 池井戸潤 | 講談社文庫 | 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が移動した先は”談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くー記述力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に、「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。 | ★★★ |
20 | 英雄の書(上)(下) | 宮部みゆき | 新潮文庫 | 友理子は”オルキャスト”となり額の印に魔力を授かって無名の地から帰還した。兄を探して彼女が次に向かったのは『エルムの書』発祥の地ヘイトランドだった。従者として連れ帰った無名僧ソラ、魔法でねずみに化身した赤い本アジュ、謎の”狼”アッシュも同行するが、旅先では幾つもの試練が待ち受けていた.過酷な冒険の果て、ユーリが知らされる驚愕の真実と本当の使命とは?狼の印を受け取った友理子は、その後どうなるのか。 | ★★★★ |
21 | 臨場 | 横山秀夫 | 光文社文庫 | 警察組織では,事件現場に臨み、初動捜査にあたることをいう。捜査一課の調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確につかみとる。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。人呼んで『終身検視官』。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描く。 | ★★★ |
22 | あなたへ | 森沢明夫 | 幻冬社文庫 | 富山の刑務所で作業技官として働く倉島英二。ある日、亡き妻から一通の手紙が届く。そこには遺骨を故郷の海に撒いてほしいとかかれており、長崎の郵便局止めでもう一通手紙があることをしる。手紙の受け取り期限は十二日間。妻の気持ちを知るため、自家製キャンピングカーで旅に出た倉島を待っていたのは。 | ★★★★ |
23 | モンスター | 百田尚樹 | 幻冬舎文庫 | 田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的までに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった。 | ★★★★ |
24 | 第十六代徳川家達 その後の徳川家と近代日本 | 樋口雄彦 | 祥伝社新書 | 徳川家達は、大政奉還の四年前に生まれ、太平洋戦争の前年に亡くなった。その七六年の生涯は、日本近代史とそっくり重なる。最後の将軍・慶喜から徳川宗家を四歳で継ぎ、貴族院議長を三十年間つとめ、その間、組閣の大命も下った。ワシントン会議の全権委員となり、軍縮問題に取り組み、右翼に命をねらわれることもあった。前政権の頭首を継承しながら、新政府のもとでも存在感を発揮しえたのはなぜか。その稀有な生涯と、それを許容した日本という国の謎に迫る。しかし、その謎は解けたのかな??? | ★★ |
25 | しがらみを科学する 高校生からの社会心理学入門 | 山岸俊男 | ちくまプリマ-新書 | 社会とは、私たちの「こころ」が作り出す「しがらみ」だ。いじめを止めたいのに傍観してしまう子どものように、望んでもいない行動をとるよう、私たちに仕向ける。そんな社会の構造を解き明かし、自由に生きる道を考える。予言の自己実現。世間ではなく社会に生きよう。/td> | ★★★ |
26 | 母と子の絆 エリザベス・サンダース・ホームの三十年 | 澤田美喜 | PHP | 終戦後、米兵との間に生まれた混血児たち。その子どもたちを救うために孤児院を設立した三菱財閥の澤田美喜。初代国連大使澤田廉三の妻。デメちゃん。ちえ子、ヘレン・光子、七海・メリー、マンマン・ジョージ、M,ジョセ。時には裏切られながらもクリスチャンとして生きてきた。 | ★★★ |
27 | 鍛え・育てる 教師よ!「哲学」を持て | 深澤久 | 日本標準 | 当たり前のことをキチッとさせる。具体的行為像を持つ。「難」から入る。行為を正す。局面指導。世のため人のため。 | ★★★★ |
28 | スペシャリスト直伝!教師力アップ成功の極意 | 堀裕嗣 | 明治図書 | 教師に必要な資質。1 いつも笑顔でいること。2 孤独に耐える力を持つこと。3 無駄とわかっていることに取り組めること。4子どもといっしょに馬鹿げたことを一生懸命にやるのを楽しめること。5 いつでも変われること。今を壊し、新しい自分になることを怖れないこと。 | ★★★★ |
29 | ああ無情 | ビクトル=ユーゴー | 講談社 | ジャン=バルジャンはミリエル司教との出会いにより心を揺さぶられる。差別はこうしてつくられる。一度犯した罪は永遠に許されないのか。ジャベール警部の自殺は、ジャン=バルジャンの誠実さがもたらしたものではないか。博愛とは何か。 | ★★★★ |
30 | 聞く力 心をひらく35のヒント | 阿川佐和子 | 文春新書 | 2012年度のベストセラー。2秒の間を大事にする。面白そうに聞く。上っ面な受け答えをしない。 素朴な質問を大切に。安易に「わかります」と言わない。「あれ?」と思ったことを聞く。相手の気持ちを推し測る。先入観にとらわれない。「オウム返し質問」活用法。知ったかぶりをしない。質問の柱は3本に。初対面の人に近づくには。話が脱線したときの戻し方。聞きにくい話を突っ込む方法。喋り過ぎは禁物。憧れの人への接し方。脳みそを捜索する。観察を生かす。 | ★★★ |
31 | かあちゃん | 重松清 | 講談社文庫 | 同僚を巻き添えに、自らも交通事故で死んだ父の罪を背負い、生涯自分に、笑うことも、幸せになることも禁じたおふくろ。いじめの傍観者だった日々の焦りと苦しみを、うまく伝えられない僕。精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。著者が初めて描く「母と子」の物語。 | ★★★★ |