口腔機能は様々な原因で障害を受け、各種の連鎖的影響を及ぼします

 T:全身的原因
   (1)脳血管障害 (脳卒中 : 脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血)
      @  球麻痺 (筋力低下の問題)  
      A  仮性球麻痺 (タイミングの問題)
      B  一側性の大脳病変
   (2)その他の脳疾患
      @ 脳腫瘍
      A 外傷性脳損傷
      B 炎症性疾患(感染症:脳炎)
   (3)神経・筋疾患
      @ パーキンソン病
      A 筋萎縮性側索硬化症
      B 筋ジストロフィー症
 U:局所的原因
   (1)歯科疾患
      @ う蝕 (虫歯)

          虫歯は、間接的に誤嚥性肺炎の原因にもなり得ます。
      A 歯周病
          歯周病とは、歯ぐき、骨などの歯を支えている部分が破壊される病気です。
           歯垢中には多数の細菌が付着しています。
           その細菌が出す毒素が、歯周組織を破壊して歯周病が進みます。
      B 歯牙欠損
          歯牙の喪失は、咀嚼障害のみならず、数々の口腔機能障害を併発します。
              咀嚼、構音、嚥下、審美、口腔乾燥など
   (2)口腔乾燥症
        口の中は、唾液によって常に湿った状態にあるのが普通です。
        しかし何らかの原因によって唾液の働きが損なわれると、各種の口腔機能が障害さ れる可能性が生じます。
   (3)粘膜疾患

   (4)顎関節疾患

   (5)その他の口腔疾患
      @ 奇形・変型
      A 外傷
      B 炎症
      C 嚢胞
      D 腫瘍
      E 口腔内出血

     






  U:口腔機能の障害原因