アゲハ
 アゲハチョウ科とキチョウ シロチョウ科  8月27日
韮の花には蝶を引き寄せる不思議な力があるようだ。
2007年夏
実はアゲハ、キアゲハとも中々出会う機会がありませんでした。

食草のカラタチやサンショウの木を植えてみるかなと本気で考えて
います。真っ黄色のキチョウ
..何処に止まっても鮮やかです。

クルマバッタモドキ バッタ科 Oedaleus infernalis
首に白いくの字があるのでモドキ君のようですが、自信はない。
子供達は懸命にタモを振り回して追いかけてゆく。   8月24日

ツリガネニンジンツユクサ
達人たちの楽しみはやはり可憐な雑草のほうがいいですね。
こどもをオンブして歩いてゆくような姿が面白いと思いませんか。

ゲンノショウコの紅白 フウロソウ科  Geranium thunbergii
西日本は紅、東は白が多いそうだ。子供の頃には何度かお世話に
なった下痢止めの薬草。甘く高級な紅茶の味がした。   27日


ツルボ ユリ科 Scolla scilloides        8月28日
別名サンダイガサ、公卿さんの傘に似た姿から名付けられたとか。
人家の近くに咲いているのは、飢饉に備えて栽培されていたもの
が野生化?したとも云われている。
球根には毒を含んでいるが
その
調理文化も道具も失われてしまった。

キタテハ タテハチョウ科 Polygonia c−aureum 
羽根を閉じた姿は枯葉と見間違うほど。派手な表側はいずれup
しましょう。良く似た高山蝶であるシータテハは本県と隣の岡山県
ではすでに絶滅してしまった。           8月10日

クサコアカソ イラクサ科カラムシ属 Boehmeria tricuspia
カラムシの仲間は虫達の大事な食料でもあり、棲み家でも
ある。
田舎でも環境美化とか環境保全という理由で野原の雑草が一斉
に刈り払われるようになった。
しかし近隣の雑草を丸ごと肥やしに
していた時代を思えば荒地はまだまだ残されたままだ。

集落のちからが失われてゆく姿と虫達の住処が残っている風景を
眺めながら複雑な思いも抱かざるをえない。
    8月25日

ミズヒキ タデ科 Polygonum filiforme    8月30日
上から眺めると赤、下から見ると白いとか...花が開いたら
ゆっくり眺めてみましょう。


ヌスビトハギ マメ科 Desmodium podocarpum subsp
名前に似つかわしくない可憐な雑草の花ですね。
林のなかにはヤブハギも咲いているけれどヌスビトの方がいい。
ヌスビトの命名の謂れは、種の形を盗人の抜き足差し足の足跡に
模してのことだそうだが、少し現代的すぎる解釈のような気がする。


8月の野みちはまだ続きますが、やま路もGardenもあります。
お立ち寄り下されば幸いです。

早春  春2  春3  春4  春5  初夏  夏1  夏2  夏3 
初秋 一服 秋2
紅いゲンノショウコ

バッタを探して
夏 本番

野道の入り口へもどる

ヌスビトハギ

ツルボ

キタテハ

クサコアカソ

ミズヒキ

ゲンノショウコ紅白

ツリガネニンジン

クサコアカソの花
ミズヒキ
ヌスビトハギ
キタテハ
ツルボは食料
白いゲンノショウコ
ツリガネニンジン
ツユクサ親子連れ
クルマバッタモドキですか?
キチョウ
アゲハと韮の花

 
 たいぶ歩いてきました。そろそろリュックの弁当を下ろして一休みしようか。真夏の太陽はまぶしいばかり。こんな日には水でも浴びてゆっくり昼寝が
 最高なのだがこどもたちは宝探しをやめない。何もなさそうな高原の野原のみちでも、一回かぎりの命を輝かせている宝がかれらを呼んでいるから.
 さあ短い夏休みをいっしょに楽しむことにしましょう。