エゴノキ
オトコヨウゾメ
コシアブラの芽
ミツバウツギ
コシアブラのうんちく
タラの甘さに比べてコシアブラの苦味もまた格別。
こちららは山菜のクイーンといえます。
薬用としてもいろいろと語られているが、平安の昔
から「金漆」と呼ばれ、その油が刀の錆び止めに
使用されていたとか。
想えばその味の所以もさもありなんと
心して頂戴したのであります^^
イカリソウ
自生するイカリ草はもっとスリムで清楚です。
隣家の庭に何十年も咲いている栽培種ですが、
そろそろ山野草の仲間にいれてあげましょう。
エゴノキ Styrax japonica
ひとつひとつは、清楚な花ですが
房となって咲き乱れる姿は賑やか。
その昔、枝は背負い籠に利用したり
最近では渓流の魚とりに流す
痺れ薬として利用したそうだ。
堅い種はお手玉に使われたとか..
いずれも今は失われた「文化」だ。
ヤブデマリ スイカズラ科
ガマズミの仲間。杉林の薄暗がりの
中でひときわ鮮やかです。
小さなガクアジサイに似ているが、
五弁の内一つが小さい。
ハナイカダ ミズキ科
葉っぱの真ん中に小さな蕾がつく。
雄株、雌株と群落が分かれているが
近くに必ずあるはずです。
シオデ ユリ科
山のアスパラガスの異名をとる。
数少ないのがかえって珍重される
山菜の王者か。
天南星
サトイモ科 テンナンショウ属
マムシグサと呼ぶにはかわいそう。
テンナンショウというすばらしい
名前がある。薄暗い林の奥で、
手招きする姿がカワイイような
薄気味悪いような不思議な植物。
コンニャクと同じで、大きくなるのに
何年もかかる。 そのあいだには
怪我をしたり栄養失調のときは♂
として育ち、球根が栄養を蓄えると
♀に姿を変え、真っ赤な実を結ぶ。
やはり謎めいたヤツだ。
分類はよくわからない。薄緑の
仏苞や茎をみると高麗テンナンショウ
のような気がする。
コケイラン Oreorchis patens
林道脇に一株咲いていた。
毎年6月の草刈で刈り取る所に。
近くにはあまり見当たらない。
消滅しないように移植して育てて
みることにしました。
タラの芽のひとりごと
今やタラの芽は春のポピュラーな食材となりました。ハウスの
中で簡単に?栽培が可能となったからですね。
しかし天然のタラはこんな細い幹のてっぺんにひとつできる
だけです。一本の幹からありったけのミネラルとビタミンを
譲り受けて、山の恵みを造りだしているのです。
本物の味はやっぱり一味ちがうのです
タラの木山の栄枯盛衰はまたお話しましょう。
コケイラン
ハナイカダ
イカリソウ
自称 キャンドルランプです
シオデの花
Chloranthus serratus
タラの芽