スギヒラタケ

「達人」の先代らが植林した
松林は松くい虫でほとんど
枯れてしまいました。
10年もすると苔むした松の
残骸に真っ白なスギヒラが
生えてきた。あっさりとした
珍味を長年食していた
平成16年10月突然危険の
宣告を受け、未だに安全性の
確認は出来ていない。

残念なことですね。



天南星の実

春先に緑色の「仏炎苞」を
つける。マムシグサなどと
呼ばれるが、キャンドル
ランプと呼ぶほうがしゃれて
いる。10月暗い林の中で
鮮やかな紅い実をつけた。

体力がついたら雌となって
実をつける奇妙な
コウライテンナンショウ。

オオナルコユリの実
こちらも春、うす緑色の
鳴子を
つりさげていた。



ガマズミの実

明るい林の中に真っ赤な
ガマズミ。紅葉は近い。

トウゲシバ
一瞬、絶滅危惧のヒメスギラン
かと思いきや、ただの
トウゲシバだった。昔から
民間薬として利用されていた
そうだが、試したことはない。
しかし最近は、「脳のハーブ」
などと呼ばれているそうだ。
その成分ヒューベルジンAに
記憶低下やアルツハイマー性
痴呆症に薬効があるとかで

注目されているのだ。


クロコノマチョウ
Melanitis phedima
ワラビの近くでじっとしていた。
枯れ葉にそっくりの大きな蝶。
Dark evening Brown。



ツルリンドウの実
 


トウゲシバ
テンナンショウの実
スギヒラタケ
早春  春1  春2  春3  春4  春5 
初夏 夏1 夏2 夏3 初秋 秋1 秋2 
フユノハナワラビ

フユノハナワラビ

ワラビの名前はもらっているが
秋に成熟し冬を越す、食用には
なりません。人里近い草地や
明るい林地に生育しています。
「ゴールド」に輝く胞子はひときわ
目立ちます。

やまみちには、もう可憐な花や
賑やかさはなくなって
紅葉の季節が近づいている。

やぶ蚊も引っ込んで
散策しやすい時期になりました。
秋の空はますます澄みきって
きました。

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ガマズミ
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苔の生すまで